様々な食品に使われているカラメル色素。実は以前から表示に関する問題が指摘されていたとか。フリージャーナリストの郡司和夫さんがカラメル色素にまつわる話を教えてくださいました。
教えてくれたのは……
郡司和夫(ぐんじ・かずお)さん
【Profile】
1949年東京都生まれ。法政大学卒業後、出版社編集部長を経て1980年よりフリージャーナリストに。主な著書は『食品のカラクリ』(宝島社)『「体をこわす添加物」から身を守る本』(三笠書房)ほか多数。
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肉系食品の「茶色」を演出するカラメル色素の危ない部分
コーラや醤油、ソースなど幅広く食品の着色に使用されているカラメル色素。
ハンバーグやミートボールといった加工食品にもよく使用される「着色料の王者」ともいえる存在だが、これについては以前から「表示問題」が指摘されている。
人工的に作られたカラメル色素には4種類あり、そのうちⅢ(糖類にアンモニウム化合物を加えて加熱)とⅣ(糖類に亜硝酸とアンモニウム化合物を加えて加熱)の2種類には、発がん性が疑われるとされる物質「4‒メチルイミダゾール」が含まれている。
しかし、日本のルールではどの種類を使用しても「カラメル色素」と表示すれば良いことになっており、消費者が外側から判断することができないのである。
健康リスクをどう解釈するかは消費者しだいだが、その判断基準が隠されてしまうのは、もっともいただけない。
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(抜粋)
書籍『加工食品の危ないカラクリ』
著者:郡司和夫
WEB編集:FASHION BOX
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