(2020年6月12日 更新)
浮世離れした王子様のようなルックスが目を引く、若きホスト界の帝王ローランドさん。ルックスだけではなく独特の美意識や切れ味鋭い名言の数々でも、注目を集めています。今回は、ローランド流の人生観や、自信の持ち方について語ってくれました。
≪目次≫
誰かに勝ちたいとは思わない。ただ、昨日の自分にだけは負けたくない
誰かに勝ちたいとは思わない
ただ、昨日の自分にだけは負けたくない
――体をすごく鍛えていらっしゃいますが、何か目標や基準はあるんですか?
毎日1時間、主にウェイトトレーニングをしていますけど、もう習慣になっているので、歯を磨くみたいな感覚。やらない方が気持ち悪い。ドミノ倒しと一緒で、せっかく日々積み上げても、1回壊したら全部崩れちゃうじゃないですか。ここまでいったら倒したくねぇなぁっていう(笑)。
――じゃあ、キツイという感覚はない?
日々厳しいことにチャレンジしているのでトレーニング自体はキツイですけど、トレーニングに行くことに関しては抵抗がない。今日もめんどくさいけど普通に行くよね、みたいな。健康的なライフスタイルを送らないと多分、自分のことを嫌いになっちゃうんですよ。自分を嫌いになると自信もなくなっちゃうじゃないですか。
――健康で規則正しい生活を続けているのは、自分に嫌われないため、というのもあるんですね。
そうですね。俺はローランドのことを好きでいたいし、ローランドにも嫌われたくない。
――そこまで健康にこだわるようになったのは、ホストになってからですか?
多分、自分のアイデンティティー形成の中でかなり大きなウェイトを占めているのが、幼稚園で始めたサッカーで。アスリートって、かなりコンディションに気を使うんです。だから、タバコも吸いたくないし、吸っている人を見ると、自分とは違う人種だなって一線引いちゃうところがある。堕落した生活に対する嫌悪感というか、潔癖な部分はあると思います。
――当時から美意識も高かったんですか?
体育会系の男子校育ちなので、女性のように美容の知識が豊富だったわけではないですね。ただ、当時から見た目は意識してた。サッカーって、プレイがうまければそれでいいんですけど、クリスティアーノ・ロナウドのようなスター選手は、ユニフォームの着こなしまでカッコいいんですよ。そういう意味では、人から見られる意識は昔から強かった方ではあるかな。
――ホストになってから、より意識的になった感じですか?
ホストのように、人から365日、360度から見られる仕事ってなかなかないですよね。ホストになってからは余計に人の目を意識するようになりました。で、見られている分、期待に応えたいな、と。人を喜ばせたい、感動させたいって気持ちは、人よりも強い人間なんです。そうなるとやっぱり、がっかりさせたくないし、何歳になってもカッコよさを追求していたい。「カッコいい男でいる」というのは、自分の中の永遠のテーマでもありますね。
――「カッコいい=モテる」という側面もあると思いますが、やっぱりずっとモテてきたんですか?
男子校だったので、「モテる」という概念自体がない時代もありましたけど(笑)。女性目線を意識するというよりは、自分がなりたい自分になる、という方が強いですね。結局、自分のことが好きな人って、自信があるから魅力的に見えるんですよ。
――なるほど。モテが勝手についてくる、みたいな感じですか?
芸能人を街で見かけて、テレビで見るより実物の方がカッコよかったよって言う人、結構いません? あれって、オーラが見えるからだと思うんです。じゃあ、オーラってどこからくるものかといったら「自信」。テレビ越しにはなかなか伝わらない第六感的なものなんですよね。だから、見た目どうこうよりも、自信を身につけていたいな、と思いますね。
――自信は、子供の頃からあったんですか?
自分は他とは違うな、という感覚はありました。コンプレックスもなかったし。理想の自分に近づけるという作業はありましたけど、自分のことが嫌いだと思ったことはないです。
――自分に自信が持てない人ってすごく多いですが、どうしたらローランドさんのように「揺るぎない自信」が持てるんでしょうか?
「自信」と「過信」って韻も字体も似ているので、ややこしいんですけど。でもまぁ、自信というものは、何かしらのバックグラウンドとか、それ相応の努力からくるものじゃないですか。寝てるだけで自信がつくなんてことはないので。「私なんて」って言う人は、結局努力していないんじゃないかな。誰しも理想とする未来像があると思うんですけど、そこに対してもっとアグレッシブにアプローチすることが大事だと思います。
――それは「誰かになりたい」でもいいんですか?
いいと思います。例えば、「もうちょっと痩せて、あの人みたいになりたいな」と思ったら、必然的に頑張るじゃないですか。でも、思うだけでは近づけるわけがないんだから、ちょっと努力してごらんよ、と。
――努力ではどうにもならない部分がコンプレックスだったら、整形もアリだと思いますか?
例えば、目が小さいのがコンプレックスで、1ミリくらい大きくしたとします。他人にはわからないくらいの小さな変化ですけど、それで自分のことが好きになれたら、その人はもっと魅力的になれると思うんです。化粧やダイエットもそうだけど、結局人のためじゃなくて、自分のためにするものですよね。たとえ小さくても、成功体験を作れれば、それが自信につながるし。理想に近づけるんだったら、どんな手段でもいいと思いますけどね。美容は、自分のために努力する方が楽しいですよ。
☆ローランド1万字インタビューの全文はマルチメディア『ROLANDALE FIRST BOOK』でチェック!
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(抜粋)
Photo:LESLIE KEE/SIGNO
Hair:RYOJI IMAIZUMI/SIGNO
Make-up:CHIFUMI/SIGNO
Interview&Text:ERINA WATANABE
Web edit:FASHION BOX
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