間近に迫る2020年を、今まで以上に幸多きものにしたい!そこで、ただいま発売中の『オトナミューズ』2020年1月号のテーマは「開運」。今年の夏におめでたいニュースを届けてくれた滝川クリステルさんが初めて『オトナミューズ』の表紙を飾りました。
ときに強い意志をもって挑戦し、しなやかに自分の人生を切り開いてきた彼女の生き方。それは、年の近いオトナミューズ読者が、もっとも気になるところ。運を引き寄せる彼女の魅力をインタビューからひもときます。
滝川クリステルさんが語る「現在」の自分
今年の夏、小泉進次郎氏との入籍が“令和のビッグカップル誕生”と、大きな話題となった滝川さん。
仕事に明け暮れたという20代、30代を経て、40代で運命のパートナーと出会い、新たな命も授かった今、改めて振り返る自分らしい人生の歩み方とは?
――ニュースキャスターへの抜擢、フリーへの転向、財団の立ち上げなど、大きな決断が度々あったと思いますが、夢を叶えたり、転機となる物事と対峙したときに、どうやってその先へと道を切り開いてきましたか?
今振り返っても、直感的にあのときのあの選択は間違っていたなっていうことはひとつもないんです。大変だっていう思いはもちろんたくさんしてきましたけど、それを塗り替えるような気持ちの持ちようなのか――。今、私は結婚もして子どもを授かっている現状ではあるけど、たとえ、今の私が独身であっても同じことを言うと思うんです。例えば、個人的に活動している動物福祉の財団に関しても、理解を得るのにすごく苦労することや、厳しい局面もありましたけど、十年近く続けてきて、やっと間違っていなかったというか、世論含めた手応えもようやく感じられるようになった。そういう意味でも、ずっと負けずに、ブレずに続けてきてよかったなって思うし、何かの転機によって切り開いていくというよりも、自ら動いて転機を作り、そして諦めずに前進し続けることで、結果的に好転していったということなのかなって。
――自分の名前を掲げた財団創設に関して、最初はやはり迷いもありましたか?
迷っているというよりも、もうやらないと後悔するだろうなという思いのほうが強かったですね。あのときはもうオリンピックが決まったり、背中を押される空気しかなかったので。ただ、そのときに覚悟したのは、これで財団を立ち上げるとプライベートが難しくなるだろうなと(笑)。だとしても、あのときの私はもう誰も止められなかった。そんな理由で思い留まれるような気持ちではなかったので。
――いつもそう? フリーになったときも、迷う以前に自分が突き動かされていくような?
そうですね。環境がそのように整っていくというケースが多かった。ニュースを辞めるときは、夜中の仕事を続けたことでバランスを崩してしまって、これ以上は――と、からだの叫びが教えてくれたところもあったんですけど、大きく物事が動くときって、タイミングというか、全てがギュッと押し寄せてくるような空気感を自覚する瞬間があるんです。そこは逃さないっていうのはあると思います。仕事もそうだしプライベートも含めて。
――今回の結婚もそう?
そうですね、仕事も財団の活動もひと段落してきて、その中でこういう形で子どもを授かれたことなども。ありがたいことですよね、タイミング的には。私がいなくても財団として自立して活動できるくらいにスタッフも育ってきて、私もさほど力まずにリラックスして見ていられるようにもなってきたし――。目標としては、まだまだ先はあるんですけど。
(中略)
――滝川さんはどんな人生を思い描いてきて、それが今の自分とどう重なっていますか?
もう少し早くには、結婚したり、子どもも――と思っていたんですけど、それは仕事に注力してきた自分がこうしてきたという部分は否めないので、そこは受け入れていたんですね。でもやっぱり、自分の中で、何かを立ち上げるようなことは大学在学中から漠然とは思っていたし、ニュースキャスターという仕事も、高校時代から思っていて――。なので、思っていることを実現しようという気持ちは確かに強いのかもしれない。ただ、結婚相手は、まさか!でしたけど(笑)。それは、相手の職業的な部分で――。人としては、「お互い向上心をより高め合える相手を」とは、どこかでずっと考えていたので、そういう意味ではベストなパートナーと一緒になれたなと。
(中略)
――お子さんが生まれたら、こんな子どもに育てたいとかってもう話し合ってますか?
自分でいろいろと考えられる発想力の豊かな子になってほしいし、いろんな方と触れ合ってほしいなとは思っているので、結構、放任主義的な方向で一致しているかもしれないです。過保護にするつもりもないので、絶対に私立にとも思わないですし、普通に地元の学校も魅力的だねって、そこも二人とも一致してるんです。
――自分の経験上、プラスになったことだったり、開運へのヒントみたいな子どもへと受け継いでいきたいことといったら?
私がひとつだけ、これは絶対に効果があるって思うのは、母から「あなたは運が強い」と、ずっと言われて育ってきたことなんです。これを言われてるのと言われてないのとでは心持ちが全然違うと思いますね。何か危機の局面にあっても、自分は強運なんだって思い込む力を植え付けてくれた。あまり褒められた記憶もないんですけど、 “運が強い”と、“頑張り屋”の二つは常々言われてきたことで、無意識のうちにそれが自分の礎として大きな存在になってたなと思うんです。「大丈夫、だって私は強いから」って。運が味方してくれるとか、運に任せるとかいろんな言葉がありますけど、運を作っていくという作業も本当に自分次第だと思うので―― 。そのためにも、「強運」に勝る言葉は他にそうない気がして。抽象的なんですけど、何を言わんとしてるかは分かるし、それを味方にする生き方を自分で模索していくのもすごく楽しい作業であり、面白い作業だと思いますね。
(中略)
――実際、ご自身を強運だと思いますか?
子どもは欲しいとは思っていたんですけど、やっぱりタイミング的にも強運だったなと改めて今思いました(笑)。自然に授かるということも含めて。そのためには自分の中でからだを整えたりとか、その努力というか労(いたわ)る作業はしっかりやってきてはいたんです。その結果で、ありがたいことに授かれた。そういう意味では、やっぱりコツコツやってきたタイプなのかもしれない。健康に関しても、財団にしても、仕事もそうですね。目立つ部分だけを取り沙汰されるとそこだけ突然に見えるけど、その前にはそこに至るまでの助走が必ずあった。いくら強運であっても、自分の下地ができていないと最大限に運を生かすことは難しい気がしますね。
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滝川クリステル 【Profile】
1977年10月1日生まれ、42歳。フリーアナウンサーとして数多くの番組で活躍。2014年には一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブルを設立。2020年を目標に、アニマル・ウェルフェアに則った犬猫の殺処分ゼロを目指す「Project Zero」と、生態系の頂点に立つ絶滅危惧種を守り生物多様性保全に取り組む団体を支援する「Project Red」の2つの柱で活動している。
photograph:TISCH[UM]
styling:MIKA NAGASAWA
hair:MIHO MATSUURA[TWIGGY.]
make-up:YUKIE SHIGEMI[gem]
model:CHRISTEL TAKIGAWA
interview:TAKAKO TSURIYA
web edit: FASHION BOX
(オトナミューズ2020年1月号)
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