この冬放送のヒューマンミステリー『テセウスの船』で親子役を演じている竹内涼真さんと鈴木亮平さん。年の差は10歳あれど、ストイックにお芝居に打ち込む熱さはもちろん、多方面で似ていることを発見！ ふたりのほのぼの仲良しトークは必見です♡
≪目次≫
●高身長で、顎のほくろも同じ場所、性格もまさかの似た者同士!?
●鈴木さんと竹内さんのプライベートにほっこりきゅん♡ 一問一答
●INFORMATION
●PROFILE
高身長で、顎のほくろも同じ場所、性格もまさかの似た者同士!?
―年の差はちょうど10歳の鈴木さんと竹内さん。親子役で共演すると聞いたときのご感想は？
竹内「亮平さんはずっと背中を見てきた先輩。今作で初共演が叶ってうれしかったですね。まさか親子役で共演するとは思ってなかったですけど、最近は不思議なことに周りから『一緒にいるうちに似てきたね』って言われません？」
鈴木「カメラマンさんとかにも言われるよね。顎にあるほくろの位置も偶然にも一緒だし。でも、涼真と親子って聞いたときは『涼真ってデカいよな？ あんな身長が高いコと並んで親子に見えるかな』って思ったんだよね」
竹内「亮平さんが186cmで僕が185cmなんで、身長はほぼ一緒ですからね。亮平さんとは趣味の話とか、盛り上がれる共通の話も多いですし、距離を詰めようと意識しないで自然と親子を演じられているのがうれしい」
鈴木「自然と親子の距離感になれたのは、涼真が自分と似たようなところがあるからだと思う。役に対してとことん真面目に突き詰めていく姿勢やすごく熱いところは、共感できるし。どんなことで悩んでいるのかも、手にとるように分かっちゃって」
竹内「ああ。だからですかね。亮平さんの言葉って、心にスッと入ってきます！」
鈴木「自分の考えを押し付けちゃいけないから難しいけど。お芝居のヒントになるかなと思うことは言うようにしているよ」
竹内「ありがとうございます！」
鈴木「26歳のときの僕と比べるとはるかに大人だし、本当に涼真はよくやっていると思うな」
竹内「いえいえ（照）」
鈴木「役になりきろうと努力している姿を見るたび、自分と似ているなって思うな」
衣装はすべてスタイリスト私物
―1話から雪山の崖から滑り落ちそうになるなど過酷な撮影も多いですよね。大変な現場を共にして絆もさらに深まったのでは。
竹内「崖のシーンはもちろん安全装置をつけてやっているけど、そんなことは関係なく、握りしめた亮平さんの手を『絶対に離さない！』って命がけでやっていました。翌朝、めちゃくちゃ筋肉痛になったくらい（笑）」
鈴木「大丈夫だった？ あの撮影は、崖の下を見たら本当に怖かった！」
竹内「緊張感ありましたね。だからこそ父親を崖から引き上げて、力尽きてふたりで地面に寝そべっている瞬間は親子になれたなって」
鈴木「あと、かなりハードな新潟での撮影を乗り越えた後、美味しい中華屋さんに一緒に行けたのもよかったね」
竹内「美味しかったですよね」
鈴木「山で採れたての野菜とか、新鮮な食材は何を食べても美味しくて。美味しいものを共有できたことで絆が生まれたと思う。きっとデートとかもそういうことでしょう？（笑）」
竹内「美味しいものを一緒に食べると、距離が縮まりますもんね！ そういうことか（笑）」
―大変な撮影でホッとできる瞬間は？
竹内「子役の番家天嵩くんと白鳥玉季ちゃんのふたりがいると癒やされますよね」
鈴木「天嵩くんのアントニオ猪木のモノマネが可愛すぎる！ てんてん（天嵩）は僕らに抱き付いてほっぺをすりつけてくるからね」
竹内「けっこう甘えん坊。でも、お芝居が上手くできないと泣いちゃうの。自分がちゃんとこうしたいっていう気持ちがあるからこそなんで、6、7歳にしてプロ。かっこよすぎ！」
鈴木「玉季ちゃんのてんてんへのお姉ちゃん感もいいのよ。ふたりを前にすると本当に親のような気持ちになっちゃうね」
―もしもふたりが親子だったら、一度やってみたいことは？
竹内「時計を一緒に買いに行きたいかな。同じ日にお互いに選び合って買い物したい！」
鈴木「それ恋人同士みたいじゃない？（笑）。でも、時計って父親から息子に譲り渡すのもいいよね。ひとつでいいので、大切に使ってきたものを息子に譲るのはいいかもしれない」
―ちなみに竹内さんご自慢のお手製カレーは、鈴木さんは召し上がりましたか？
鈴木「テレビ番組で一緒だったとき、いただきました！ ただ涼真が『世界一ウマい!!』って食べる前に連発するから、期待値のハードルが上がりすぎちゃって。『確かにウマいけど、世界一か!?』って（笑）」
竹内「ちょっと盛りすぎちゃったかなあ」
鈴木「あはは。ま、そうやって盛りすぎるところも僕にそっくりだけどね（笑）」
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鈴木さんと竹内さんのプライベートにほっこりきゅん♡ 一問一答
Q. この冬のマイブームは？
竹内「朝、むくみをとるために鏡の前で並んで、フェイスローラーでコロコロしてますよね」
鈴木「あ、それは秘密なのに（笑）。いや、あれいいね。マスクの紐のあとがとれるから（笑）。今まで使ってる人を見るたび、『そんな変わらないでしょ？』って思ってたけど、全然違う」
竹内「僕らがむくんでるのかな？ 如実に変わる!! コロコロすると目が覚めるし、ハマり中」
Q. おふたりの共通の趣味を教えて！
竹内「僕も亮平さんも時計が大好き。“時計大先生”って呼びたいくらい亮平さんのほうが詳しいですけど。僕が買おうかなと思った時計があって、いろいろ教えてくれましたよね？」
鈴木「そうだったね。時計はいいよね。世界遺産もそうだし、マニアックな世界が好きなんだよね。時計は職人技にグッとくるし、機械の歯車が動いているのがたまらない！（笑）」
Q. 多忙な日々のリラックス方法は？
鈴木「ノイズキャンセリングヘッドホン。移動中、乗り物の音もしないし移動してる感じがしなくてリラックスできます。静かに集中したいときにもおすすめ」
竹内「僕はリラックスというか、楽しいのは何を差し入れしようかなとか、今日は何を食べようかなって考えることかな。現場にお菓子や差し入れがあるだけで、うれしい！」
Q. ふたりでプライベートにやってみたいことは？
鈴木「（steady.2月号の竹内さんの発言を見ながら）寒いところでホットコーヒーを飲んで温まりたい（笑）」
竹内「一緒にジェラート ピケ（モコモコ系）着てコーヒー飲みます？」
鈴木「ふたりで背中合わせをして、インスタにあげますか」
竹内「あはは。それは冗談で、亮平さんと一緒にごはんに行きたいです！」
鈴木「涼真はグルメだからね。おすすめの美味しいお店に連れて行ってもらいたいな」
竹内「もちろん。前にクマ鍋のお店を紹介したけど、予約がとれなかったんですよね。熊のしゃぶしゃぶ」
鈴木「何でそんな店知ってるの？ 26歳でおしゃれすぎ（笑）」
竹内「熊の肉って牛肉よりサッパリ。意外と臭みもないんです」
鈴木「女子は大丈夫かな、熊肉。アウトドア雑誌じゃないよ？ steady.さんは（笑）」
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INFORMATION
日曜劇場『テセウスの船』
主人公の田村心（竹内涼真）の父親は、平成元年に起きた謎の連続毒殺事件の犯人・佐野文吾（鈴木亮平）。本当に父親が犯人なのか、タイムスリップした息子が真実を求めて奔走するミステリー。TBS系で日曜夜9時～放送中。
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PROFILE
竹内涼真（たけうち・りょうま）
1993年4月26日生まれ、東京都出身。主な出演作に『過保護のカホコ』『陸王』『ブラックペアン』などがある。公開待機作に『太陽は動かない』。現在、2020年の竹内涼真公式カレンダーが好評発売中。
鈴木亮平（すずき・りょうへい）
1983年3月29日生まれ、兵庫県出身。主な出演作に大河ドラマ『西郷どん』『ひとよ』などがある。5月22日公開の映画『燃えよ剣』に出演。TBS系『すっぴんアスリート』のナビゲーターで活躍。
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撮影／斎藤大嗣
スタイリング／徳永貴士（竹内さん分）、臼井 崇（THYMON INC.）（鈴木さん分）
ヘア＆メイク／佐藤友勝（竹内さん分）、宮田靖士（THYMON INC.）（鈴木さん分）
取材・文／福田恵子
（steady. 2020年3月号）
WEB編集／FASHION BOX
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