眠る前の“うっとりタイム”で快腸に◎ 今夜からできるお腹の不調ケア

加齢やストレスで腸が弱っていると、生活の質(QOL)がダウンして疲れを感じやすくなります。原因不明のおなかの不調がある人は必見! 眠る前にできる生活習慣をぜひ知っておきましょう。

教えてくれたのはこの方

江田 証(えだあかし)さん
江田クリニック院長。日本消化器病学会専門医。日本でいち早く「SIBO」や「FODMAP」を紹介した第一人者。著書に『小腸を強くすれば病気にならない』(インプレス)他多数。

大人世代に多いストレス腸は、食べたものを消化し、栄養を吸収する小腸の老化に原因があります。
「小腸で消化吸収しきれなかった栄養素が腸内に留まったり、大腸で異常発酵することで、腸内環境が悪くなります。また、更年期世代の女性の場合、おなかの痛みや張りを和らげるエストロゲンが減少することで、おなかの不調を感じやすくなることもあります」

「ストレス腸」を回復させる生活習慣〈夜編〉

出典: FASHION BOX

今日からでも気軽に始められる、ストレス腸回復のための生活習慣をご紹介しましょう。

■夜食はとらない
夜遅くに食べると、睡眠中の腸の動きを妨げます。食事は寝る2時間前までに済ませて。

■プチエッセイでストレスをラクに
その日にあった嫌なことを書き出してネガティブな感情を吐き出し、そのあとによかったことを書きます。ポジティブな気持ちで眠りにつくことで、腸のコンディションも整います。

■音楽や香りは腸の疲れもとる
寝る前に好きな音楽を聴いたり、アロマの香りを楽しむ「うっとりタイム」をつくることで、ストレスが軽減されて腸にもよい影響が。

■就寝時はスマホ・パソコン、照明を消す
スマホや照明の光は脳を覚醒させてしまいます。就寝時は部屋を暗くすることで、質のよい眠りに導くメラトニンの分泌がアップ。

■全身の筋肉をゆるめる練習をする
全身にギュッと力を入れて10秒間緊張させ、一気に脱力します。布団の中で行う習慣をつけると、リラックスの感覚が身につきます。

(大人のおしゃれ手帖編集部)
illustration:Rieko Shimizu
text:Tamaki Saji
edit:FASHION BOX
※ 画像、文章の無断転載はご遠慮ください

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