家族が集うリビングは、ものを持ち寄りがちなスペース。リビングがごちゃごちゃにならないためにも、棚やテーブルに「ちょっと置く」をなくすのが大切です。片づけアドバイザーの石阪京子さんがリビングを片づけるコツを伝授します。
≪目次≫
●リビングを片づけるコツ1:ものは部屋に持ち帰る
●リビングを片づけるコツ2:書類はボックスで管理を
●教えてくれたのは……
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リビングを片づけるコツ1:ものは部屋に持ち帰る
本などをリビングに持ってきたら、1日の終わりには必ず個人の部屋に戻しましょう。使うとき以外はテーブルの上には何も置かないようにします。
ケア用品はまとめておく
家族のみんなが使う、体温計や爪切り、綿棒などのケア用品と常備薬は、リビングの棚の決まった場所にまとめておくようにします。必要なとき、家族の誰もがすぐに取り出すことができて安心です。ただし、ここに入るだけと、量を決めて管理するようにしましょう。
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リビングを片づけるコツ2:書類はボックスで管理を
取扱説明書や書類は、なにがどこにあるかわからなくなりがち。内容を確認して厳選し、残すものは内容別にボックスに分けて管理しましょう。
ファイルに入れてからボックスへ
小さな診察券やポイントカードは、カードファイルに入れて一覧できるように。まとめて、ボックスに入れておくと迷子になりません。
ボックスは6つに分ける
1. 暮らし:パスポート/マイナンバーカード/年金手帳/印鑑登録証などの公的なもの/ショップカード/年賀状などのハガキ。
2. 健康:健康保険証/診察券/おくすり手帳など。病院に行くときに使うものをまとめ、個別にフォルダーを作るとよい。
3. マネー:通帳(印鑑は別の場所へ保管)/年金・税金などの書類/保険証書/住宅ローン関係の書類など。
4. 取扱説明書:テレビなど扱いが難しい家電の取扱説明書/保証書(1年保証か長期保証かを確認して分ける)/使い方のわかる取扱説明書はお手入れページだけを残す。
5. 教育:「手芸教室」「パソコン教室」など、習い事の予定表や月謝袋を保管。
6. 未処理:夫や子どもに確認が必要なもの、または期限内に提出が必要なもの、急ぎで確認しなければならない書類を保管。
教えてくれたのは……
石阪京子さん
【PROFILE】
片づけアドバイザー。宅地建物取引士。JADPメンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。女性視点での家の片づけを提案。独自の片づけメソッドが口コミで広がり人気に。著書に『夢をかなえる7割収納』(講談社)、『週末3日でかなう片づけ術』(宝島社)など。
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キッチンの上手な収納|片づけのプロ・石阪京子が動きやすさを意識したスペース作りを直伝
「石阪さんの7割収納」を知りたい方は、こちらを!
書籍『暮らしの達人が伝授! ラクだから続けられる! すっきり暮らす新しい家事のワザ』
(著者:おさよさん、本橋ひろえ、石阪京子、結城寿美江/宝島社)
撮影/佐藤昌也
撮影協力/加藤暢子、吉谷きぬ代、長澤 都
文/古里文香(バブーン株式会社)
(素敵なあの人 2020年11月号)
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