あんしん漢方_肩甲骨はがし19

【魔法の肩甲骨はがし】肩こりは押してもダメ! 理学療法士が徹底解説

「首や肩がいつもバキバキにこっている」
「肩こりがひどすぎて仕事や家事に集中できない」
このようなお悩みをお持ちではありませんか? 肩こりがあると気持ちも沈みがちになりますし、何とかしたいですよね。また、肩こりを放っておくと、ひどい場合は頭が痛くなったり吐き気が出たりもします。そこで、この記事では、理学療法士の濱南くにひろさんが肩こりの原因を解説するとともに、肩こりが消える「肩甲骨はがし」をご紹介していきます。この方法を実践していただければ、ガチガチの肩こりで悩むことがなくなるかも!? ぜひ最後までご覧ください。

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ガチガチの肩こり! 理由は肩甲骨にあった!

ガチガチの肩こり! 理由は肩甲骨にあった!

人の頭の重さは、ボウリングのボールくらいあります。その重い頭を支えているのが、首や肩です。したがって、寝ころんでいるとき以外、首や肩には常にストレスがかかっているといえます。肩甲骨も重い頭を支えるのに役立っており、肩甲骨には19種類もの筋肉が付着しています。肩甲骨をあまり動かさないとそれら19種類の筋肉も硬くなってしまい、筋肉が毛細血管などを圧迫して血流を悪くしてしまうのです。肩甲骨周りの血流が悪くなると、酸素などの栄養を十分に送れないうえに、乳酸などの老廃物質が溜まって痛みや不快感を引き起こします。これが肩こりの原因です。スマートフォンやパソコン、テレビなどを長時間同じ姿勢で見ていたり、運動不足などが続いていたりする人は要注意。肩甲骨周りの筋肉が硬くなってしまい、血流が悪くなっている可能性があります。

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肩こりがスッとラクになる! 魔法の肩甲骨はがし法をプロが解説!

肩こりがスッとラクになる! 魔法の肩甲骨はがし法をプロが解説!

肩こりの主な原因は、肩甲骨周りの筋肉が硬くなってしまって血流が悪くなることにあります。肩こりを改善させるためには、「肩甲骨はがし」でしっかりと肩甲骨を動かしていくことが大切です。肩甲骨はがしを行うと、肩甲骨に付いているたくさんの筋肉がストレッチされ、血流が良くなり、乳酸などの老廃物質がリンパや血液と一緒に流れていきます。ここでは、肩こりがスッとラクになる肩甲骨はがしを解説していきます。どれも自分ひとりで簡単にできる方法なので、ぜひ実践してみてください。肩甲骨はがしを行ううえで大切なポイントは、以下の3つです。

・30秒~2分かけてゆっくり肩甲骨をはがしていく
・肩甲骨はがしを行っているときは呼吸を止めない
・肩甲骨はがしは毎日行う

一般的に行われている「10秒ストレッチ」は意味がありません。血流改善効果を得るためには30秒~2分かけてじっくり肩甲骨をはがしていきましょう。また、呼吸を止めないことも大切です。呼吸をしながら肩甲骨はがしを行っていくことで、筋肉にしっかり酸素が行き渡ります。なお、肩甲骨はがしは毎日することで十分な効果が得られます。気づいたときにやるという方法でもいいので、必ず毎日やってみてください。

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前方への肩甲骨はがし

両手を組んだまま、自分の真正面に向かって腕を伸ばしていきます。このとき、体幹は動かないようにして、両手だけグーッと前に伸ばすイメージで。両手の動きにともなって肩甲骨が前方に動くので、その動きを感じながらやってみましょう。

 

後方への肩甲骨はがし

両腕を90度くらいに開いて後方へ引き、背中で肩甲骨を引き寄せます。左右の肩甲骨で1本の棒を挟んでいるようなイメージを持つといいでしょう。

 

上下方向への肩甲骨はがし

まずはグーッと力を入れて肩を上にすくめます。そして、力を抜いてストンと肩を下ろします。これを30回ほど繰り返しましょう。肩甲骨が上下に動いているイメージを持つといいでしょう。

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漢方で肩こり体質を改善!

「肩甲骨はがしをしても肩こりが治らない」
「いろいろ試しているけれど、ひどい肩こりが続いている」
そんなお悩みをお持ちの方は、もともとの体質が原因かもしれません。
根本的な体質改善による肩こり改善におすすめなのが、漢方です。

漢方薬は漢方医学で使われているお薬です。さまざまな症状への効果と安全性が認められており、病院などでも治療で活用されています。
自然の植物や鉱物を用いた生薬を組み合わせているため、一般的には西洋薬よりも副作用が少ないといわれており、体質に合っていれば高い効果を得られます。

漢方薬が得意なのは、もともとからだに備わっている「内なる治癒力」を高めること。体質を変え、いまよりも健康な状態を目指せるのです。毎日続けて服用することで、長年、悩み続けてきた症状がすっかり消えてしまった!という日がやってくるはずですよ。

また、「健康的な食事や運動を毎日続けるのは大変……」という方でも、漢方薬を使った体質改善なら、自分の症状や体質に合うものを毎日飲むだけなので、気軽に続けることができます。
日々の生活の中で、お悩みの症状改善に漢方医学を取り入れてみてはいかがでしょうか。

<肩こりにおすすめの漢方薬>

<肩こりにおすすめの漢方薬>

大柴胡湯(だいさいことう)

からだの熱や炎症をとり、痛みをやわらげ、便通をつける作用があります。
肝臓や胃腸の病気、高血圧にともなう肩こりなどの諸症状に用いられています。
からだを温める効果があるので、筋肉の緊張をほぐして肩こりを軽減してくれます。

桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

血行をよくして熱のバランスを整える作用があります。
肩こりの他にもめまい、冷え、のぼせなどの諸症状に用いられています。

 

ただし、効果が認められている漢方薬でも、その人に合っているか否かが重要なポイントです。合わないものを服用すると、効果が見込めないだけでなく、副作用が起きることもあります。服用前に、漢方に詳しい医師や薬剤師等に相談するようにしましょう。

最近では、AIを活用して症状と体質に合った漢方薬をプロに選んでもらえる「あんしん漢方(オンラインAI漢方)」というサービスも登場しているので、利用してみるのもいいでしょう。スマホから専門家への個別相談を、気軽に申し込むことができますよ。

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肩こりを解消してよりよい生活を送りましょう!

肩こりの原因と肩こりを解消する「肩甲骨はがし」のやり方、そして、肩こり解消におすすめの漢方薬について解説してきました。肩こりの原因は、肩甲骨の運動不足による血流の滞りや老廃物質の蓄積にあります。肩甲骨はがしを実践して、しっかり肩甲骨周りの筋肉を動かしてあげましょう。肩甲骨はがしを毎日やることで、ガチガチの肩こりを解消できます。また、しつこい肩こりには漢方薬で体質改善をすることもおすすめです。肩甲骨はがしだけでは肩こりが治らなかったという方は、ぜひ漢方薬の服用も検討してみてください。

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教えてくれたのは……

理学療法士 濱南くにひろ

公立大学を卒業後、病院で理学療法士としてリハビリテーションに携わる。車イスバスケットボールチームのトレーナー経験もあり、医療・福祉・スポーツ分野に幅広く関わる。現在はフリーランスWebライターとして活動中。

●あんしん漢方(オンラインAI漢方):https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/

 

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