部屋の片づけがダルいのは体からのSOS！対策法を大学講師が解説

片づけ、掃除が億劫と感じるときは要注意！

家で過ごす時間が増えたことで、今までよりも片づけや掃除に注力しようとする方も多いはずです。しかし、片づけをしなければいけないのは分かっているけれど、体が動かない、しんどい。こう感じるときは要注意。体からのSOSが出ている状態です。社会心理学者・八木龍平さんが監修したTJ MOOK『成功している人の部屋はなぜきれいなのか？』で、そんなときの体のケア方法をひもときましょう。

☆TJ MOOK『成功している人の部屋はなぜきれいなのか？』を購入する！

だるいと感じたら無理に行動しない

いい部屋で暮らすのは、健康な体があってこそ。体調がすぐれないのに無理して掃除や片づけをしようとする必要はありません。楽しみながら部屋づくりをするためにも、まずは体のケアに注力しましょう。

体が健康でないと、いい部屋にいても効果が半減

たとえ部屋をきれいに掃除しても、体調がすぐれないのであればその効果は十分に感じられません。部屋の気と自分の気は密接に関係しているので、自分が下がっていると部屋の気まで下げてしまいます。

体のケアを優先する

体のケアをする際は、東洋医学を取り入れるとよいでしょう。自分の体の状態に合わせて、総合的に診てもらえるのが東洋医学のいいところ。病院であれば漢方外来のあるところ、お店であれば鍼灸をおこなっているところに足を運んでみて。

マッサージももちろん体をリラックスさせるためには有効ですが、チェーン店で一度に何人も施術を受けられるようなところは避けたほうがよいでしょう。マッサージ店などはお客さんの「疲れを落とす」場所。たくさんのお客さんがいるということは、その分たくさんの疲れが落ちていて、そこで施術を受けることで逆に疲れてしまうこともあるからです。一組ずつ予約制で対応してくれるようなお店が理想的です。

ケアとして、運動もおすすめです。「運動」とは「運を動かす」こと。汗をかくことで、水の流れができてお祓いにもなります。とはいえ、無理に激しい運動をするのは逆効果ですので、楽しみながらおこなえる範囲にとどめましょう。スポーツだけでなく、座りっぱなしのときに立ち上がるだけでも効果があります。

美プロが愛飲する水＆お茶｜潤いや健康効果が期待できる飲み物は？

免疫力アップに！小林暁子先生直伝リラックス法＆健康達人たちの腸活などのmy習慣

東洋医学の力を借りてメンテナンスを

東洋医学では、病気の起きている部位だけを診るのではなく、体全体を診ます。体質そのものを改善し、不調を起こしにくい体づくりを目指すものなので、総合的なケアが可能です。

メンテナンス方法1：鍼（はり）

細いステンレス製の鍼をツボに刺して刺激することで、血流の改善、痛みの緩和、内臓機能の改善などが期待できます。鍼を刺してもほとんど痛みはないので安心して。

メンテナンス方法2：灸（きゅう）

もぐさ（ヨモギの産毛を乾燥させたもの）をツボの上に置いて燃やすことで温熱刺激を与えます。どのツボに置くかはプロに任せたほうが確実なので、鍼灸院へ。

メンテナンス方法3：漢方

さまざまな生薬を組み合わせ、体質を改善するための薬。気（エネルギーのもと）・血（血液）・水（血液以外の水分）のなかでトラブルが起きている部分へアプローチします。

“ゆる断食”で無理なく免疫力アップ！便秘も改善！医師が勧める簡単デトックス法3つ

“ついで掃除”でキレイな家をキープ！時間をかけずに汚れをリセットするコツ

成功者の部屋にある共通点とは？富裕層に仕えた執事が明かす！

教えてくれたのは……八木龍平（やぎ・りゅうへい）さん

【PROFILE】
1975年、京都市生まれ。博士Ph.D.（知識科学）。「神社」について、科学とスピリチュアルの視点をあわせた今までにない分析が好評を博し、2016年7月に出版した『成功している人は、なぜ神社に行くのか？』（サンマーク出版）はまたたくまに27万部突破のベストセラーに。NTTコムウェアのシステムエンジニア、富士通研究所シニアリサーチャー、北陸先端科学技術大学院大学・客員准教授、青山学院大学・非常勤講師などを歴任。2006年度コンピュータ利用教育学会（CIEC）学会賞・論文賞。現在は武蔵野学院大学・兼任講師（担当科目：情報リテラシー）を務めるかたわら、ブログや講演会にて、“リュウ博士”と呼ばれ活躍中。全国の企業・団体での講演や、神社参拝ガイドには、毎回多くの参加者が集まり、人気を博している。

ブログ「リュウ博士の自分で考えるスピリチュアル～成功している人は、なぜ神社に行くのか？～」

（抜粋）