今注目の大豆でできた“なんちゃってお肉”が使える！
大豆ミートで高たんぱく＆低カロリーな新・食習慣！
老けない体を作るには、肌や筋肉を作るたんぱく質が不可欠。けれど、カロリーや脂肪分は控えたい……。そんなジレンマを解消してくれる新しいたんぱく源として注目されているのが大豆ミート。いったいどんなものなのか、どんな効果があるのか解説します。
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肉食女子も満足できるヘルシーな“大豆のお肉”
大豆ミートとは、大豆を加熱、圧縮してから乾燥させた食材。お湯で戻すとまるでお肉のような食感であることから、ベジタリアンの間でお肉の代用品としてよく食べられていました。その大豆ミートが、最近の健康志向の高まりとともに、注目されています。大豆だけを加熱加工しているので、大豆が持つ植物性たんぱく質やミネラルなど、栄養面のメリットはそのまま。さらに圧縮するときに大豆に含まれる油分が落ちるため、脂質もさらに低くなります。また、加工過程で豆腐やおからよりも食物繊維や大豆イソフラボンの量も増えるので、更年期以降に多い便秘やイライラなど、女性の悩みを緩和する効果も期待できます。
そして、やはりうれしいのは肉そっくりな食感。大豆ミートにはわずかに豆の香りが残りますが、味はほとんどありません。下味をつけて肉料理と同じように調理をすれば、もとが大豆だとは気づかないほどです。
大豆製品のデメリットは、サッパリし過ぎてボリューム感に欠けること。「そろそろお肉を控えて大豆でたんぱく質を補給しよう」「更年期には大豆イソフラボンがいいと言うから食事を変えよう」と思っても、お肉が大好きな“肉食女子”には、物足りず、結局続かないことも。
あるいは「お肉は好きだけれど、最近、脂肪が胃にもたれるようになってきた」という人もいるでしょう。けれど、大豆ミートならハンバーグやから揚げなどの肉料理も気にせず食べられます。
大豆ミートは大手スーパーやインターネット通販で手に入ります。価格は1kg当たり1500〜2000円前後。用途によって使い分けられるよう、いくつかの形状や、ドライタイプ、レトルトタイプなどがあります。また、メーカーによって食感や風味が多少異なるので、いくつかを試してお気に入りを見つけてください。
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大豆ミートは老けない体を作るスーパーフード
肉より断然低カロリー・低脂肪
大豆ミートのカロリーは肉の1/2以下、脂質は1/10以下（肉の種類や部位によって差があります）。さらに、糖質、脂質の代謝を高めるビタミンB群やミネラルが豊富に含まれています。ご飯やほかのおかずと合わせて食べても太りにくく、ムリなくダイエットできるのです。
肉と同じたんぱく質量
大豆は「畑のお肉」と言われるほどたんぱく質が豊富な食材。たんぱく質の量を数値化したアミノ酸スコアでは、以前は肉100に対して大豆86とされていましたが、近年の研究で大豆も100であることがわかりました。肌や筋肉を作るたんぱく源として活用できます。
ノーコレステロールで血管の若さを保つ
悪玉コレステロールは血管を老化させ、動脈硬化や心筋梗塞などの要因となります。ですが、大豆ミートの植物性たんぱく質にはコレステロール自体が含まれていません。血管をしなやかに保ちたい人、すでに医師からコレステロール値改善の注意を受けている人にもぴったりです。
大豆イソフラボンで女性の悩みを解決
更年期以降に減ってしまう女性ホルモンの代替になると言われるのが大豆イソフラボン。大豆ミートはその含有量が、ほかの大豆製品よりも高いのです。女性ホルモン不足が原因のイライラや落ち込み、肌や粘膜の乾燥の改善のためにとり入れて、女子力をキープしましょう。
豊富な食物繊維で便秘を解消
メーカーによって差はありますが、大豆ミート100gには5g以上の食物繊維が含まれています。同じ量のキャベツは1.8g、ほうれん草は2.8g。豊富な食物繊維で便秘を解消すれば代謝が上がり、肌ツヤもアップ。また、腹もちがよいため、ダイエット効果も期待大です。
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（抜粋）
☆TJ MOOK『素敵なあの人特別編集 老けない人の常備菜』を購入する！
撮影／高杉純
ライティング／萩原みよこ
編集／山口未和子
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WEB編集／FASHION BOX
