年代別! 老けない食事術
いくつになっても若々しくいたい……。そう思っている方に意識してもらいたいことが食事です。年齢に合わせて食事を変えることで、老化のスピードをぐんと落とすことができます。60代から意識すべき食事術とは? 自分に合った食べ物、食べ方を見つけましょう。
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60代:週2回のステーキで若い肉体を作る!
60代を迎えたら積極的に肉を食べてください。コレステロール値についても必要以上に気にしなくてOK。コレステロールは脳や全身の細胞の原料です。60代以上の人は少し高めのほうが心と体の若々しさを保てます。できるだけ国産の、良質なビーフステーキを週2回、食べることを目安にしましょう。
Make it a habit
・週2回、良質な国産牛のステーキを食べる
・コレステロール値が少し高めのほうが若さを保てる
70代:主食をやめて和食中心の食事がベスト
70代に入ったら、主食を抜き、糖質制限を。糖質は体を内側から焦げさせる糖化の原因となり、肌の老化――シミ、しわ、たるみを加速させます。健康にもよくありません。魚とたっぷりの野菜を使った和食のおかずに、週2回のステーキをプラスして、ツヤ肌をキープしましょう。
Make it a habit
・主食を抜く。お菓子類やパンも避ける
・魚とたっぷり野菜の和食おかずを基本にする
・週2回、ステーキを食べる
80代:月に一度は家族や友人と楽しく食事をする
80代になると免疫力を高めることが若さと健康のもとになります。食事は70代と同じで結構ですが、免疫力を高めるのに大切なのは笑顔。笑うことでがん細胞を殺すNK細胞が活性化することが知られています。月に一度は友人や家族と笑いながら食事をしましょう。独身なら恋人を作るのも大賛成です。
Make it a habit
・笑いながら食事をする
・単身者なら月1回は食事会の機会を作る
90代:自分のペースを崩さず良質な水を飲む
多少の不具合があっても、90代まで健康に過ごせてきたら、それはあなたの食事法が正解だということ。巷の健康法に惑わされる必要はありません。自分のリズムを崩さず、それをキープしましょう。さらにプラスするなら水にこだわってみては? 良質な中硬水は加齢による便秘に効果を発揮します。
Make it a habit
・自分のリズムを崩さない
・今までの食事法をキープする
・良質な水を飲む
このコンテンツの監修者は……東京医科歯科大学名誉教授 藤田紘一郎(ふじた・こういちろう)先生
【PROFILE】
東京医科歯科大学名誉教授。多忙とストレスから肥満、糖尿病、薄毛などのトラブルに悩まされた50代に食事を変え、当時よりも若返った経験を、講演、著書などで広めている。近著に『免疫専門医が毎日飲んでいる長寿スープ』(ダイヤモンド社)など著書多数。
[レシピ]大豆ミートでハンバーグやミートソース作り! 下準備の方法も解説
(抜粋)
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ライティング/萩原みよこ
編集/山口未和子
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WEB編集/FASHION BOX