老化防止成分の宝庫とうもろこし
野菜のなかでも、とうもろこしは動脈硬化や老化を予防する優秀な食材であることをご存じでしょうか。医学博士の板倉弘重先生がとうもろこしの凄さを教えてくれました。おすすめの食べ方も紹介しているので、ぜひ意識して食べてみましょう。
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たっぷりの食物繊維でデトックス
とうもろこしの栄養は胚芽にたっぷり詰まっています。脂質は良質な油のリノール酸で、コレステロール値を下げて動脈硬化の予防や疲労回復などうれしい効果があります。ビタミン類も豊富で、ビタミンB1、B2、Eが老化予防に。余分な塩分を体外に排出してくれるカリウムも多く含むので、塩分を摂り過ぎて高血圧の人にもおすすめです。
さらに、豊富な不溶性食物繊維とマグネシウムが、腸の動きを活発にして便通をよくするので、便秘やデトックスにも役立ちます。
とうもろこしをゆでて食べる人も多いかと思いますが、ゆでるとお湯に栄養成分が溶け出してしまうのでもったいないです。せいろ蒸しやグリル焼きが、栄養のロスが少ない調理法。一番手軽にできるのは、とうもろこしの皮を1、2枚残し、電子レンジで4~5分加熱する食べ方です。旬の夏の時季に積極的に食べるようにしましょう。
とうもろこしの栄養成分
・ビタミンB1、B2、E
・リノール酸
・カリウム
・食物繊維
手軽な缶詰なら一年中食べられる
旬の夏場以外は、手軽に食べられる缶詰や冷凍食品を料理に使えば、一年を通してとうもろこしが食べられます。
コーン粉を使ってみよう!
栄養をロスなく摂るために、コーン粉やコーンフレークをパンやパンケーキ、お菓子づくりの材料に使うのもおすすめ。実のままよりも消化もよくなります。コーン粉でつくったパンは、独特の甘味が楽しめます。
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このコンテンツの監修者は……板倉弘重(いたくら・ひろしげ)先生
【PROFILE】
医学博士。芝浦スリーワンクリニック名誉院長。東京大学医学部卒業。同大学第三内科講師、国立健康・栄養研究所臨床栄養研究部長を経て、現職。赤ワインなどに含まれるポリフェノールの抗酸化作用を世界で最初に発見。著書、監修書は『日常生活のちょっとした工夫で血圧、血糖値は下がる!』(アントレックス)、『大丈夫! 何とかなります 血糖値は下げられる』(主婦の友社)、『医者もやっている血圧の下げ方』(宝島社)など多数。
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(抜粋)
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監修/板倉弘重
編集・ライティング/藤田都美子
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※ 2019年9月14日発行の『血糖値・血圧・高コレステロールを下げる食事術100』を、2021年2月に新規取材し、再編したものです
WEB編集/FASHION BOX