ついつい油断パーツのお手入れ法/カサカサ・黒ずみケア
段々気温が上がってきて、夏服にシフトしていく今、お肌のお手入れを本格的に始めるシーズン。肌のカサカサや黒ずみなど、うっかりしがちなパーツのケアをしっかり学んで。自信を持って肌見せファッションを楽しみましょう♪ ウォブクリニック中目黒総院長の髙瀬聡子先生にうかがいます。
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ひじ、ひざ、かかと……カサカサ・黒ずみケア
ひじ
黒ずみは、摩擦による色素沈着。摩擦が起こると皮膚が自己防衛のためにメラニンを生み、角質を厚くするので、角質ケアを!
▲1:ひじにゴマージュをつけます。5〜6回くらい円を描くようになでて、洗い流します。入浴時、皮膚が柔らかい状態だとより効果的。
▲2:水気をふき取ってから、ボディ乳液などを塗って保湿を。油分が多めの乳液やクリームがおすすめです。朝晩塗るといいでしょう。
かかと
体の他のパーツに比べ、皮脂腺が極端に少ないので、乾燥しやすい! ひじと同じく、乾燥と摩擦などの刺激の積み重ねが原因。角質ケアと十分な保湿がマストです。
▲1:入浴時に、お湯でかかとの角質をやわらかくして、水分をふき取り、足用やすりで少しずつ削ります。フットバスをするのも◎。
▲2:保湿クリームをたっぷり塗って、なじませます。かかと専用クリームもおすすめ。油分量が多いものの方が、効果が期待できます。
▲3:かかとを覆うようにラップを巻きつけます。こうすることで、保湿のために塗ったクリームがより浸透しやすくなります。
▲4:ラップを巻きつけたら、さらにその上から靴下を履きます。2~3時間でうるおいがチャージ。1週間ほど続けるとふっくらかかとに。
カサカサ・黒ずみケアにおすすめアイテムはコレ!
For ひじ
▲黒ずみの色が濃い場合は、美白成分入りが◎。顔用でも効果的。
▲ひじ、ひざ、かかとなどに使え、植物由来の3種のAHA配合でつるつる。豆乳発酵エキスでお肌ふっくら。
▲アロエやこんにゃくなど天然スクラブ素材にこだわり、汚れを吸着。
▲シアバター、ククイ・マカデミアオイルなど、保湿成分たっぷり。
For かかと
▲刃がなく不要な硬い角質のみ除去。
▲角質ケアをしたあとのかかとは、乾燥しやすいのでしっかり保湿を。
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教えてくれたのは……ウォブクリニック中目黒総院長 髙瀬聡子先生
【PROFILE】
東京慈恵会医科大学を卒業。自身のスキンケアブランド「アンプルール」を開発。著書に『気になるパーツのスキンケア 2週間即効メソッド』(宝島社)などがある。
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撮影/[人物]布施鮎美、[静物]奥村亮介(STUDIO BANBAN)
スタイリング/影山さとみ
ヘア&メイク/菅長ふみ(Lila)
モデル/矢島舞美
取材・文/弓削桃代
(steady. 2021年7月号)
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WEB編集/FASHION BOX