目頭「だけ」光れば顔に透明感が！大人世代にこそおすすめのテクをヘア＆メイク山本浩未が伝授

山本浩未さんの「これだけ」メイク塾
アイメイクは目頭に「だけ」光を足せばいい！

洋服のコーディネートにストールなどで華やかな色を取り入れると全身がパッと華やぐように、顔のなかにも“華やぎ”を演出できるポイントがあります。マスクで顔が無彩色になりがちないまこそ、顔に光の隠し味を。プロの現場から生まれた、とても簡単で使えるテクニックをヘア＆メイクアップアーティストの山本浩未さんが教えてくれました。

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子どもや若い人の目頭には、ツヤの光があります。大人も真似すると、いい感じの透明感が出るんです

プロにヘア＆メイクをしてもらう機会といえば、一般の方は結婚式や記念日の写真撮影といった、特別なおめかしをイメージされる方が多いと思います。けれど、プロの仕事はそんな“ハレ”のメイクだけではありません。雑誌のスキンケア企画やドラマなど映像作品の収録現場では、「メイクをしていないような素肌の顔を作ってほしい」とオーダーされることがよくあります。お風呂上がりのシーンで、ルームウェアを着た女優さんがメイクだけバッチリ派手に決めていたら不自然ですから。そんなとき、女優さんの顔を美しく見せるために私がよく行っている隠しワザがあります。

それは、目頭のくぼみ部分にちょこっとだけツヤを加えて光らせること。小さな子どもの顔を観察するとよくわかるのですが、若い人はこの部分に光があるのです。残念ながら大人になるにつれ、その光は消えてしまいます。そこでメイクで光を再現し、大人の顔にも若い人のような生命力を宿すのです。言わなければわからないくらいさりげなくツヤを足すだけですが、メイク効果はバツグン。顔全体がパッと明るく、透明感のある印象に見えます。

このメイク法のコツはたったひとつ、「つけ過ぎないこと」。お料理の塩加減と一緒で、やり過ぎは禁物です。それさえ守れば、テクニックとしてはとっても簡単。ほんの少しポイントでツヤの光をのせるだけなので、時間が経って崩れたり、メイクした部分が悪目立ちするといった失敗がありません。最小限のひと手間でハイリターンが狙えるプロの現場から生まれた仕込み技、ぜひ一度あなたの顔で試してみてください。効果バツグンです！