秋の赤リップ＋綿棒で大人の肌をきれいに見せる！山本浩未がメイクテクニックを伝授

山本浩未式ごきげん顔美容／こっくりした赤み口紅は、大人の肌をきれいに見せる色

『大人のおしゃれ手帖』で連載中の「山本浩未式ごきげん顔美容」。秋らしい、こっくりした赤みのある色が気になるというヘア＆メイクアップアーティストの山本浩未さん。くすみや影が出がちな大人の肌を、明るく、立体的に見せてくれる効果があるそう。決してフォーマルに見せない、ひと手間も伝授。

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秋らしくこっくりとした、深みのある色が豊富にラインナップ。
「ブラウンレッドに代表される赤ベースで深みのある色は、他のどの色より大人の肌をきれいに見せてくれます」

それに加え、口紅を選ぶ際、トライしてほしいのがマットなテクスチャー。
「最近のマットは、昔のマットとは、明らかに違います。薄いフィルターのようにふわりとした感触でなじむものが多く、唇が乾かないスキンケア効果もあるし、マットとはいえシルキーなツヤが加わるし、縦じわが目立つこともありません」

そして口紅を塗るときに覚えてほしい、浩未さん流のテクニックとは。
「大人の顔はパーツの形がぼやけるから、フラットに見えがち。1本の綿棒を使って、口紅の輪郭にひと手間加えるだけで、顔が立体的になり、おしゃれな服にも、カジュアルな服にも似合う抜け感のある印象に演出できます」

1：上下の唇にスティックを当てて直塗りしたあと、綿棒で口紅を少量こすり取る。

2：えんぴつで描くように綿棒でリップラインをなぞって、ぼんやりしがちな輪郭を整える。

3：綿棒の何もついてない方で、リップラインをなぞり、線の硬さをなじませ、カジュアルダウンする。

肌になじむ、血色感と温かみのあるシックなブラウン。

クリーミーな赤にブラウンを加え、自然に。

柔らかな感触で唇に広がる、ふんわり光をはらむ、深みのあるマットなブラウン。

シルキータッチで唇を染め上げるような血色カラー。

【PROFILE】
今すぐ実践できるメイクテクニックと明快なメイク理論、そして明るい人柄で女性誌やさまざまな媒体で活躍中。

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photograph：Emiko Tennichi
styling：KOMAKi
hair ＆ make-up：Hiromi Yamamoto
model：Rei Tanaka
text：Megumi Imai
（大人のおしゃれ手帖 2021年9月号）

web edit：FASHION BOX

公開日：2021.09.14