収納では片付かない!
断捨離(R)は「いかに収納しないか」です
コロナ禍の影響もあり、取り組む人が増えているのが部屋の片付け。とはいえ、片付けに挑戦したものの、荷物をスッキリ収納できず諦めてしまったという家庭も多いのでは?
断捨離の提唱者であるやましたひでこさんは「収納では、家は片付かない」と断言します。やましたさんが薦める断捨離は、“いかに収納しないか”が、成功のカギなんだそう。
一体どういうことなのでしょうか? やましたさんの著書、TJ MOOK『やましたひでこのまいにち断捨離(R)』を、ひもといてみましょう!
※「断捨離(R)」はやましたひでこさん個人の登録商標であり、無断商業利用はできません
TJ MOOK『やましたひでこのまいにち断捨離』
断捨離(R)は、何よりも行動が大切です。「捨てられない」という人ほど、「捨てていない」というのが現実。
難しいことは考えずに1日1個家の中から不要なモノを出していく習慣を続けることで、「捨てられない自分」から「捨てられる自分」にどんどん変わって、断捨離も加速していきます。
そんな習慣を後押ししてくれるのが、やましたひでこ先生の格言です。
「しのごの言わずに捨てなさい」「その“もったいない”はいじましさです」など、心に刺さる言葉を1日1語日めくり形式で紹介します。
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「それ、『収納した』ではなく『隠した』だけです!」(やましたひでこ)
部屋を片付けるとき、まず考えるのが「どう収納するか」である人は多いかもしれません。実は、家の中がモノであふれている人に限って、プラスチックケースやカラーボックスなど、収納グッズを大量に持っている傾向があります。
モノが多いから、収納アイテムを買えば片付くと考えがちですが、それは「片付いた」わけでもなんでもなく、ただ「隠した」だけにすぎません。収納グッズだって「モノ」です。増えすぎたモノを隠すためにさらにモノを増やしては本末転倒だと思いませんか? 収納グッズに手を伸ばしやすい人は、このことに気づいていないケースが非常に多いのです。
要る・要らないの判断を保留して収納の中に「隠す」と、一時的にモノが目の前から見えなくなります。そうすると「なかったこと」として放置がはじまってしまうのです。放置したモノが詰まった収納の前にモノが蓄積していき、さらに収納アイテムを買い足し、そこに詰め込み……と、定員オーバーの溜め込み部屋をつくる悪循環に陥ります。
まずは今ある収納の中身との関係性を整理しましょう。何年間も入れっぱなし、買ってから一度も使っていない、そんなモノがほとんどではないでしょうか。それを手放し、収納アイテムそのものも処分すると、そこには空間が生まれます。「棚がないと、我が家ってこんなに広かったの!? 」と驚くはずです。
モノの置き場所を考えるのは、モノと向き合い、判断・決断・断行をして総量を減らしてから。選び抜いたモノは、きっと「生かしたい」と思えるはず。棚の奥の奥にしまい込んではモノは生きません。だからこそ断捨離では「いかに収納しないか」を考えていくのです。モノを減らしたあとの最終ステップとして、「取り出しやすく、しまいやすく、なおかつ美しい」を合い言葉に、自分がごきげんになれる空間をつくり上げていきましょう。
[断捨離(R)]の生みの親が伝授! “捨てるor捨てない”を決める3つの基準
「収納」と「断捨離」の違いとは?
収納【棚板を増やす】
隙間をなくそうとして棚板を買い足すのが収納。モノの総量が減らないどころか、むしろ増えている状態。
断捨離【棚板を抜く】
余白を楽しみながら「飾る」のが断捨離。モノの総量が少ないからこそできることです。取り出しやすさも◎。
人付き合いを整理して心に余裕を! 面倒な親戚&ご近所さんから遠ざかるテク[断捨離 提唱者 監修]
今すぐ捨てるべき【収納地獄アイテム】
突っ張り棒
洗濯機の上やクローゼットの死角など、ちょっとした場所につけるだけでかける収納を可能にする突っ張り棒。これを取り去るだけで家が広く見えたり、見たくなかったホコリが出現!
プラスチックケース
モノにあふれた断捨離できない人の家には、プラスチックの収納ケースが大量発生している場合がほとんど。モノを収納するために新たなモノを増やすというのは断捨離と真逆の考えです!
S字フック
突っ張り棒同様、かける収納によく使われます。S字フックを捨てることで、吊るされていた不要なモノも含め、捨てるスピードがぐっと加速するはずです。
ラベルシール
ラベルシールが必要なのは、モノが多くて把握できない証拠です。モノが増えるにつれてラベルに書かれているモノ以外を入れることになってしまうことも。把握できる量を持てば必要なし。
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[服の断捨離(R)ポイント]クローゼットが劇的に片付く収納・捨て方のコツ
教えてくれたのは……やましたひでこ さん
(PROFILE)
一般財団法人「断捨離(R)」代表
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片付け」に落とし込み応用提唱。誰もが実践可能な「自己探訪メソッド」を構築。
断捨離は人生を有機的に機能させる「行動哲学」と位置づけ、空間を新陳代謝させながら新たな思考と行動を促すその提案は、年齢、性別、職業を問わず圧倒的な支持を得ている。
『断捨離』をはじめとするシリーズ書籍は、国内外累計600万部を超える大ベストセラー。アジア各国、ヨーロッパ各国において20言語以上に翻訳されている。
現在、BS朝日「ウチ、断捨離しました!」
〈毎週月曜夜8時〉レギュラー出演中。
https://www.bs-asahi.co.jp/danshari/
◆やましたひでこ公式サイト『断捨離』
http://yamashitahideko.com
◆やましたひでこオフィシャルブログ『断捨離』
断捨離で日々是ごきげんに生きる知恵
https://ameblo.jp/danshariblog
◆断捨離オフィシャルFacebookページ
https://www.facebook.com/dansharist
(抜粋)
TJ MOOK『やましたひでこのまいにち断捨離』
断捨離(R)は、何よりも行動が大切です。「捨てられない」という人ほど、「捨てていない」というのが現実。
難しいことは考えずに1日1個家の中から不要なモノを出していく習慣を続けることで、「捨てられない自分」から「捨てられる自分」にどんどん変わって、断捨離も加速していきます。
そんな習慣を後押ししてくれるのが、やましたひでこ先生の格言です。
「しのごの言わずに捨てなさい」「その“もったいない”はいじましさです」など、心に刺さる言葉を1日1語日めくり形式で紹介します。
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編集・ライティング:藤田都美子、mao
撮影:濱田加奈子
イラスト:上坂じゅりこ
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