「捨てていい」がすぐにわかるからズボラさんでもできる!
はじめての断捨離(R)のやり方/鮮度を失ったクローゼット
クローゼットにモノをしまいすぎて、うまく使えてないような気がする……。クローゼットに入っているものは本当に必要なものですか? 一般財団法人「断捨離(R)」代表のやましたひでこ先生がズボラさん宅のクローゼットで捨ててきたモノ、捨てても実際困らなかったモノをピックアップ。クローゼットで捨てるべき全20アイテムをご紹介します。
※「断捨離(R)」はやましたひでこ個人の登録商標であり、無断商業利用はできません
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今着ないなら捨てて旬の服だけに!
「クローゼットに入りきらないほど服をたくさん持っているのに、着たい服がない」。洋服持ちさんに多い悩みで、実際に「捨てられないモノ」として、洋服をあげる人は多いです。毎シーズン新しい洋服を買って、前の年に買ったモノは出番が少なくなるのに処分をしないことがほとんど。しかも、その捨てない理由には「今のわたし」という自分軸を見失っている人がほとんどです。「高かったから」「やせたら着られる」「定番だから」とモノ軸で判断するから、捨てられないのです。
断捨離では洋服も「鮮度」が大切だと考えます。流行も毎年変わりますし、体形だって年々変化してきて、前は似合っていたモノが今も似合うとは限りませんよね。それなのに、昔のお気に入りがクローゼットの大半を占めているなんて、それこそ空間の無駄。腐った服がいつまでも幅をきかせるクローゼットで、本当に洋服を楽しめますか? 今、自分が着たいモノだけの、鮮度抜群のクローゼットにしましょう!
山のようにあっても着たいモノがない! ダメポイント
□一生開けない袋・箱がある
□収納ケースが混沌クローゼットをつくる
□ギュウギュウで洋服がかわいそう
□隙間にモノを詰め込みすぎ!
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全20アイテムを捨てる!
それを着た自分は素敵だと思う? 破損や汚れがある服
裾がほつれている、破けている、色があせてきた、ボタンがとれている……。ちょっとくらいのこういった汚れや破損は、気に入っている服ではなかなか手放せない部類に入るかもしれません。でも、これはもう洋服としての寿命を終えたということ。どんなに気に入っていても、あまりにくたびれた服を着ていると素敵には見えませんよね。こんなになるまで役に立ってくれたことに感謝して処分しましょう。
見えないところだからこそきちんとする! 古くなった下着
下着は、外から見えないので多少古くなってくたびれたり、ちょっとくらい破れていたりしてもいいかと、ボロボロの下着を身につけていませんか?「人に見られないから」とだらしなくしていると、自然と外側にもそのだらしなさが現れてきます。穴のあいたパンツ、汗染みが目立つインナーシャツは即捨て!
ゴミを溜めているだけ! クリーニングのカバー
モノが多い人のクローゼットでは、クリーニングから返ってくるときにかぶせられているビニールカバーがかかったままの洋服がズラっと並んでいるのをよく見ます。これは着ていない服がたくさんあるという証拠! 役目が終わったクリーニングのカバーは、持ち帰ったらすぐ捨てること。長期間カバーがかかっている服なら捨てても後悔しません。
だらしなさの象徴! よれよれの部屋着
着古したTシャツやスウェット、ワンピースなどを部屋着におろすという人は多いでしょう。宅配便が来たとき、ちょっとした買い物に出るときに躊躇するような服は、部屋着ではなく、ただの「ボロ着」。自分には不釣り合いなよれよれ部屋着やパジャマからは卒業!
やせたときは新しい服を買いたくなる! やせたら着られるかも……な服
太って着られなくなった、通販で買ったけどちょっとサイズが小さかったという服。「やせたら着られるかも」はまやかしです。やせたら欲しいモノも変わります。今着ないものは考えずに捨ててOK!
絶対にもう履かないのになぜある!? 片方しかない靴下
靴下がたくさんあると、必ず片方が行方不明に。そもそも片方の靴下がそのまま放置されているのは、モノの手入れが行き届いていない証し。自分で管理できる量だけ持つようにしましょう。
靴を脱ぐ日本では致命傷! 毛玉のついたタイツ
タイツやストッキングも、何度も洗って履いていると毛玉がついて、ヨレが目立つようになります。毛玉が爪先についているだけだと、靴を脱がないからいいかなと思って履いてしまいますが、不測の事態は起きるもの。毎朝、予定に合わせて引き出しから毛玉のつき具合を確認しながらタイツを選ぶなんてことに無駄な時間を費やしていませんか? 毛玉だらけのタイツは処分して、いつもきれいな足元でいましょう。
もうあることすら忘れている! クローゼットの隅に落ちていた服
いつの間にかハンガーからずり落ちて、クローゼットの隅や収納ケースの奥に落ちてしまった洋服。断捨離の「あるある」です。「あっ、こんなところにあったんだ!」と、ラッキーな気持ちになるかもしれませんが、長い間放置されていた洋服ですから、「なくても困らない服」。きっぱりとこの機会に処分を。
売る行動に移せないなら捨てる! 売るつもりの服
自分が着ないと思う服で「売れるかも」と思ってとっておいてある服。いったいいつからクローゼットに鎮座していますか? 売れるかも? と思っても結局売るという行動をしなければ、それはモノとしてそこに使われずに残っているまま。手間と時間の浪費を考えると潔く捨てるべき。
せっかくのおしゃれも台無し! くたびれたバッグ
服とともにクローゼットにあふれているのがバッグです。汚れが目立つもの、壊れているもの、皮が伸びたりへたったり、こすれて剥げていたりするものは処分しましょう。みすぼらしい自分は今日で卒業。ファッションを台無しにしてしまいますので、潔く処分しましょう。
クローゼットの景観を乱す アルミやプラスチックのハンガー
クローゼットが雑然と見える理由。それはモノの多さに加えて、ハンガーが不揃いなこと。とくにクリーニング店でもらうアルミやプラスチックのハンガーをそのまま使うのがダメ。かかっているお気に入りの服もかわいそうです。洋服の型崩れの原因にもなります。ハンガーを揃えると、空間自体もすっきりして洋服も素敵に見えます。
ハンガーは同じものを揃えたほうが、クローゼットが一気に統一感のある空間に
一定量以上は持たない! ハイブランドのショッパー
洋服を買ったときの紙袋は、かわいいデザインが多く、お裾分けやサブバッグに使えるからとっておいている人も多いはず。確かに便利なことも多いですが、その量は適正でしょうか? 大事にとっておいて、結局使わずに紙袋の山の中で折れ曲がったり、ホコリをかぶったりしているようなら、それはもう不要なゴミです。
ブランドバッグの保存袋もつい溜め込みがち。バッグを処分するときに一緒に捨てましょう。
それだけ使う機会はゼロ! 本体がわからない付属品
ワンピースについていたベルト、シャツとセットになっていたスカーフ、バッグの2WAYのショルダーストラップなど、洋服やバッグを買うとついてくる付属品。いつの間にか、本体は処分したけれど、いつか使うかもとしまい込んでいた付属のモノだけ残ってしまっていることも。替え用についてくるボタンも、溜めたままになりがちなので、この際見切りをつけましょう。
欲しいのは服ではないことに気づいて! 買ったけど1度も着ていない服
洋服好きといわれる人のクローゼットに多いのが、買ったけど1度も袖を通していない服。タグがついたまんまということも。ストレスの発散に買っていたり、服を持つことで心の空白を埋めようとしたりしているのかもしれません。処分することで、心にも変化が! 思い切って捨ててみて!
「流行はめぐる」はほぼ迷信! 昨シーズン着なかった服
とくに破損しているわけでもない服を捨てるときの基準は、長期間着ていないモノです。たとえば、昨シーズン着なかった服。これを今シーズンに着る可能性はほぼゼロ。よく「流行はめぐるから!」と言い訳をする人がいますが、その流行がいつくるのかはわかりませんし、その時にはその時代のテイストが必ず反映されています。
結局よく着るのはその中の1種類 色違い、似た形の服
同じ形で気に入ったら色違いで買う、タートルネックが好きだからついたくさん買ってしまう……。数を揃えるより自分にフィットするお気に入りの1枚を大切に着る方針に切り替えてみてください。
素敵なクローゼットを台無しにする! プラスチックの収納ケース
クローゼットの断捨離を進めてすっきりしていくほどに収納ケースのチープさが目立ちます。断捨離は収納ケースを捨てることで加速します。収納ケースから着手して成功する例は多いのです。
次シーズンに向けての断捨離 今シーズンほとんど着なかった服
リアルタイムで不要と判断したモノを断捨離していくことも大切。冬もあと少しで終わり、そろそろ春服を着はじめるという時期に、今季の冬物でほとんど着なかったモノを手放すことは、未来のためのクローゼットづくりをすることになります。過去を振り返って着なかったモノを捨てるよりは判断に悩むかもしれませんが、答えは今シーズンを過ごして出ているはず。どうせ、来年振り返って処分するなら、今捨てるのも同じです。これを春夏と秋冬で行うと、常に旬なクローゼットが保たれます。
モノが少ないから入れ替えの手間がない 衣替えを断捨離!
シーズンごとにクローゼットの服を入れ替える衣替え。その手間もさることながら、シーズンごとに洋服のお手入れをする面倒もなかなかの重労働です。このときが断捨離のタイミングという考え方もありますが、衣替え自体も断捨離の対象です。しっかりモノの見極めができていれば、オールシーズンの洋服を収納してもゆとりがある空間に仕上がっているはずです。
「もったいない」の悪循環! 高かった服やバッグ
くたびれたバッグを捨てたあと、まだいじましさを残していませんか? お出かけ着として奮発したワンピース、ご褒美に買ったバッグなど、高級ブランド品はなかなか手放せないものです。ですが、どんなに高いモノでもやはり必要とされていなければ、その真価は発揮されません。もう何年もタンスの肥やしになっているようなら、手放すときです。また高級品ほど布袋に入れて保管をしがちで眠っているもの。せっかく大切なバッグなら、きちんと使って日常に登場させてあげましょう。
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このコンテンツの監修者は……一般財団法人「断捨離(R)」代表 やましたひでこ先生
【PROFILE】
一般財団法人「断捨離(R)」代表
学生時代に出逢ったヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」に着想を得た「断捨離」を日常の「片付け」に落とし込み応用提唱。誰もが実践可能な「自己探訪メソッド」を構築。
断捨離は人生を有機的に機能させる「行動哲学」と位置づけ、空間を新陳代謝させながら新たな思考と行動を促すその提案は、年齢、性別、職業を問わず圧倒的な支持を得ている。
『断捨離』をはじめとするシリーズ書籍は、国内外累計500万部を超えるミリオンセラー。アジア各国、ヨーロッパ各国において20言語以上に翻訳されている。
現在、BS朝日「ウチ、断捨離しました!」〈毎週月曜夜8時〉レギュラー出演中。
https://www.bs-asahi.co.jp/danshari/
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人付き合いを整理して心に余裕を! 面倒な親戚&ご近所さんから遠ざかるテク[断捨離 提唱者 監修]
(抜粋)
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編集・ライティング/藤田都美子
イラスト/Tamy
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