放っておくと怖い目の病気と対策/セルフケア
『素敵なあの人』世代の多くの人が感じる目の違和感。年齢を重ねるにつれて目も老化していくものですが、目の健康寿命を保つために、日々の生活でできるセルフケアを知っておきましょう。どんなことをすればいいのか、二本松眼科病院副院長の平松類先生にお聞きしました。
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目の健康寿命のために日常でできること
酷使する習慣をなくして目の“老化”を防ぐ
「目は肌と同じように確実に老化します。赤ちゃんのときは透明な白目ですが、紫外線などの外的刺激で老化すると、瞳が黄色く変色し、進行すると茶色に。パソコンやスマートフォンで目を酷使している方や紫外線を多く浴びてきた方、ドライアイの方は要注意」
目の健康を保つために、日常生活で気をつけたいことは?
「ドライアイにならないために普段から意識的にまばたきをしたり、スマートフォンで動画を見るときは60分くらいで休憩をはさみ、2m以上先を見るように心がけましょう。外出時はメガネや帽子で紫外線から目を守ることも大切。目の表面を傷つけてしまうので、目をこすらないようにしましょう」
意識してまばたきをする
人がまばたきをする平均的な回数は1分間に約20回。本や雑誌で文字を読むときは約12回、スマートフォンを見ているときは約6回に減るため、涙が少ない状態が続き、目の表面が乾燥してドライアイに。意識的にまばたきの回数を増やしましょう。
紫外線対策をする
日差しが強くなるこれからの季節にUVカット加工のメガネや帽子の着用を
写真は、『素敵なあの人』の特別付録。NO NAMEとコラボしたUVとブルーライトをカットするおしゃれメガネ(2022年7月号)、HarrissとコラボしたUVカット帽子(2022年8月号)。
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《Tips》目薬のさし方、間違っていませんか?
目薬をさしたあとに、すみずみまで届くようにパチパチするのはNG。まばたきをすると涙が分泌され、目薬の濃度を薄めてしまいます。目頭を約1分押さえ、鼻や口に流れていくのを防ぐことが大事。
目が疲れたら……目をいたわるふたつのセルフケア
スマートフォンで動画を見たり、新聞や本で小さな文字を読んだり。目は日常の行動の積み重ねで疲れが出やすい場所。いつでも簡単にできるケアを取り入れて、いたわりましょう。
ツボ
眼精疲労やドライアイの解消につながるツボを1日1~2回程度、10~20秒間、痛くない程度に押すと効果的。
[合谷(ごうこく)]
手の甲の親指と人さし指の骨が交差するところのくぼみにあるツボ。
[太陽(たいよう)]
眉尻と目尻の間のくぼみにあるツボ。目の疲れやかすみ目にも◎。
ホットタオル
疲れ目やドライアイなどの症状が慢性的に出ているときは、目を温めて血行をよくするのが効果的。水で濡らして絞ったタオルを電子レンジで約40秒温め、目を閉じてまぶたの上に置きます。タオルが冷えたらまた温め、5分程度繰り返して。
※やけどに注意
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教えてくれたのは……二本松眼科病院副院長 平松 類先生
【PROFILE】
眼科専門医。登録者11万人以上のYouTubeチャンネル「眼科医平松類」を運営、目の健康と病について丁寧に解説。著書累計50万部以上。
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取材・文/佐久間千絵
イラスト/北野 有
(素敵なあの人 2022年8月号)
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WEB編集/FASHION BOX