「役者はルックスじゃない」と思っていた安達祐実がスキンケアブランド「ウプト」を立ち上げたきっかけは？［インタビュー］

安達祐実さんの2022ビューティストーリー

水を湛えたような、光を放つような透明感。印象的な瞳、唇。思わず引き込まれる、安達祐実さんの「軽やかな存在感」。その秘密は、いったい……？無理なく無駄なく、楽しく健やかに。エフォートレスでエッセンシャルな、ビューティストーリー。

宝島社公式通販サイト「宝島チャンネル」なら電話注文もOK！詳しくはこちらをクリック
【電話注文専用TEL】0120-203-760
【受付時間】9:00～18:00（土日祝日を除く）

年齢にも環境にもゆるがない、健やかさが理想

安達祐実の2022年ベスコス｜松本まりかやMEGUMIにすすめられて始めたこととは？［インタビュー］ — ワンピース￥46,200（デザイナーズリミックス／コロネット)、カーディガン￥75,900（チカキサダ／エドストロームオフィス)、ピアス￥29,700、ネックレス￥104,500（共にポダ／アトリエジムル)

心のどこかに「役者はルックスを売りにするものじゃない」という感覚があったんですよね。もちろん、美しい女優さんはたくさんいらっしゃるけれど、私はそういうタイプじゃないし、見た目に関して皆さんに何か言ってもらえるような存在じゃない、と。だから、多少肌があれていても、さほど気にしないまま過ごしてきました。ただ、年齢を重ね、ホルモンバランスによるゆらぎを感じたり、今回のように、美容のお仕事をいただくようになったりしたことで、できるだけ肌は綺麗なほうがいいんだな、と思い始めて（笑）。そこで出合ったのが、ハーブティー。美容に詳しい松本まりかちゃんやMEGUMIさんにすすめられて、美容のためというより、健康のために調合してもらって飲み始めました。まだ日が浅いので、劇的な変化はないのですが、眠りが深くなったような気がしています。

メイクは大好き。プライベートではほぼ毎日、じつはドラマに出演するときも、セルフでメイクをしています。割と地味な役をいただくことが多く、その反動からか、普段はきらきらした質感や鮮やかな色など派手なメイクもしますね。娘もとても詳しくて、別に聞いていないんだけど（笑）、「これ、知ってる？」「これがいいらしいよ」などと、教えてくれます。

じつは、私、『ウプト』というスキンケアブランドを作ったんです。30歳を過ぎたころから、季節の変わり目に必ずといっていいほど肌の調子を崩していたのですが、なかなか自分に合う化粧品に出合えないまま、コロナ禍に。生活が変化して自分にも意識が向いて、肌をもっと大切にしたいと思うようになったんです。とはいえ、性格的に必要以上の手間はかけたくなくて。私が欲しいものを作りたい。そうすれば、同じように肌を思う皆さんに届くはず。「何より、安定感のある健やかな肌になりたい」「できればハリも欲しい」「シワも気になる」「でも肌に優しく」「心地いいテクスチャーで」「香りにもこだわりたい」……、言えるだけのわがままを並べて（笑）、専門家の方々に力を借りながら、およそ2年。できるだけそぎ落として肌に必要な成分だけで構成した、「それぞれのポテンシャルを引き出して、健やかな肌へと導く」という、理想とするスキンケアアイテムが完成しました。現時点では、化粧水、乳液、クリームのベーシック3品ですが、来春には新アイテムが加わる予定。ひとつひとつ丁寧なもの作りをしていきたいと思っています。

目に唇に、スモーキー＆マットのオレンジで力の抜けたモード感