前向きに整える“心地いい、からだ”
ひとつの「理想形」にとらわれて、無理をするのではなく、もっとナチュラルに、もっとヘルシーに。いまという時代が求めるのは、その人が心地いいと感じる唯一無二のバランス。それが、& ROSYカバー、初登場の中村アンさん、そのとびきり美しいボディが教えてくれた真実。
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肌を品よく見せる、足し算、引き算
「ヘルシーな美しさを表現するためにスキントーンに近い色やリラックスできる素材感をセレクト。脚を潔く見せるときは首の詰まったものを、胸元を大胆に見せるなら、ボトムはロング丈を選ぶなど大人の肌を品よく見せる足し算、引き算を心がけました」
(スタイリスト・NIMUさん)
美しい骨格を際立たせるコントゥアメイク
「美しいボディライン同様、顔も美しい骨格を際立たせるコントゥアメインのメイク。フェイスラインはボブヘアの影を活かし、極力シンプルに、眉はラインをしっかり取って強さを出しながらも、中はふわりと描いてナチュラルに」
(ヘア&メイクアップアーティスト・渡嘉敷愛子さん)
からだが変わると、表情も雰囲気も、変わる
初めて臨む、& ROSYのカバー撮影を、とても楽しみにしていました。いつもの自分が無理なくいられるものの延長線上にある服を着られたこと、そして、ページとして目指すヘルシーな女性像が「こうありたい」と思うものだったこともあって、スタッフの皆さんの力を借りながら、適度に肩の力が抜けた、それでいて、大人の意思を感じさせる表現ができた気がしています。
私はもともと、からだを動かしているほうが自分らしくいられて、楽しいと感じるタイプ。20代後半は、メリハリのあるタフなボディになりたかったし、疲れて「無」になれる感覚も好きだったので、有酸素運動と筋トレを交互に行う、かなり激しいサーキットトレーニングをしていました。ただ、30歳を過ぎてからは、女優として演技をする機会や肌を見せるドレスなどを着る機会も増えてきたことで、目指すべき方向が変わりました。また、体力的にも精神的にも、年齢とともに、そこまで頑張り過ぎないで、しなやかなからだでありたいと思うようになったんです。「鍛える」から「整える」に変化したというか…… 。いまは、パーソナルトレーニングに週に一度通うようになって半年くらいが経つのですが、筋膜を緩めたり、腹式呼吸を心がけたりすることで、ボディラインはもちろん、姿勢や立ち方も、少しずつ変わってきて。その小さな積み重ねが次第に自信になり、映像でも写真でも、カメラの前に立つときのポージングや動きが、自分なりにしっくりくるようになりました。
自分がこれだけ食べると太る、これだけ抜くとヤセる、みたいな「塩梅」が感覚で分かるようになったのも、30歳くらいのときなんですよね。やみくもに鍛えていたころは、それなのになかなかヤセないと躍起になったこともあったけれど、こうして、自分にとってのベスト、つまりは心地よさを見つけてからだが変わると、自信がついて、顔の表情も変わるし、放つ雰囲気も変わる気がして…… 。そんないま、仕事や人など、様々な「出会い」で刺激を受けて、さらに「感化」される自分を楽しんでいます。
仕事柄、出会う40代、50代の大人の女性達を見ていても、整っている方々は本当に美しいと感じます。私も、つねに自分と向き合いながら、いつでも動ける、気持ちのいいからだ作りを目指したいと思います。
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Profile/中村アン(なかむら・あん)
1987年9月生まれ。東京都出身。現在、女優としてドラマ「日本沈没」「DCU」、映画『マスカレード・ナイト』など多くの話題作に出演。昨年ショートヘアにしたことも話題になり、女性から絶大な支持を得ている。
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photo:YUJI TAKEUCHI[BALLPARK]
hair & make-up:AIKO TOKASHIKI
styling:NIMU[makiura office]
model:ANNE NAKAMURA
text:CHITOSE MATSUMOTO
(& ROSY 2022年7月号)
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