【スウィーツ女子必見!】「パリのガイドブック」としても使えるおすすめのレシピ本♡

人気料理家・若山曜子さんによる、初のエッセイ集が登場しました。思い入れのあるフランス菓子と、料理家としての土台を作ったパリの街。暮らしていたからこその鮮やかな視点から、AtoZの辞書形式で綴った一冊です。

今回は、著者である若山さんに、このエッセイ集に込めた想いをお聞きしました。

 

ページの中に息づく、あの頃のパリ

「書いているときは、あの頃のパリと今のパリを、頭の中で行き来している感じでしたね。20代特有の感受性が強い時期に、あの街で過ごせたこと。それは、私の人生にとって大きな影響がありました」と若山さん。

現地で暮らしたからこその、フランス菓子への思いがあふれ、エピソードが語られます。製菓学校時代の出来事、当時の細やかな思い出。通った店の名前から、その空気感までが、若山さんの筆によって、生き生きと描き出されます。

「パリは日本と比べて、時間の流れがゆったりしているから、街並みも、そう大きくは変わっていないんです。だから今でも、通りを歩いているときにふと、あの頃に戻ったような、懐かしさに包まれることがあるんです」

若山さんの綴る文章は、淡々とした趣きながら、不思議なほど心に残ります。彼女らしい味わいが存分に込められたエッセイ集、機会があればぜひ手にとってみてください。

 

思い入れのあるパリとフランス菓子のレシピを、AtoZ形式で綴った一冊

出典: FASHION BOX
『わたしのフランス菓子 AtoZ』若山曜子(産業編集センター)
定価:本体1500円+税
フランス菓子にまつわる、若山さんならではのエピソードを、AtoZ形式で紹介。とっておきのお菓子レシピと共に、今訪れたいパリのアドレスもたっぷりと掲載しているから、おいしいもの好きのガイドブックとしても活躍しそう。

 

(大人のおしゃれ手帖編集部)
photograph:Wakana Baba
text:Masami Fukuyama, BOOK LUCK
edit:P.M.A.Tryangle
編/FASHION BOX
※ 画像、文章の無断転載はご遠慮ください

 

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