夏野菜の代表格であるきゅうり。真夏の食卓に欠かせない野菜ですが、その“さっぱり感”ゆえか、少々存在が軽く見られている側面も。料理でも冷やし中華やそうめんのトッピングなど脇役としての登場がほとんど。
“約95％が水分”ということもあり、ギネスブックで「世界一栄養のない野菜」として認定されるなど、長年不遇の日々が続いていました。
ところが最近、ダイエット食材として、きゅうりがにわかに脚光を浴びているのをご存じでしょうか？ SNSに「きゅうりを食べてやせた」という声がどんどんアップされ、テレビや雑誌などで新しいダイエット法として特集が組まれるほど話題になっているのです。
そんな注目のきゅうりダイエットの正しい方法とバラエティ豊かなきゅうりレシピを紹介した書籍『食べるだけで脂肪が燃える！ きゅうりダイエット スゴうまレシピ』が発売されました。
『食べるだけで脂肪が燃える！ きゅうりダイエット スゴうまレシピ』
著者：鶴見隆史
料理：落合貴子
http://tkj.jp/book/?cd=TD286550&path=&s1=
一番の疑問は、本当にきゅうりでやせられるのか？ ということ。論より証拠、本書には、きゅうりダイエットを2週間実践した3人のレポートが掲載されています。H.Hさん（35歳・男性）は、72.9kgだったのが2週間後には70.0kgに！ ぽっこりとしたお腹が劇的にスッキリしたそうです。2人の女性も58.5kg→57.9kg、52.3kg→49.2kgと見事成功。その効果を実感しています。
では、なぜきゅうりがダイエットによいのでしょうか？ 実はきゅうりには、やせ酵素の異名をもつ脂肪分解酵素「ホスホリパーゼ」が含まれていることが、最近の研究でわかったのです。さらに、たんぱく質分解酵素の「プロテアーゼ」も含まれており、これらの酵素がダイエットにとても有効なのです。たっぷりと摂取することで、消化がスムーズになって代謝が高まり、脂肪を溜めにくいやせ体質になれるのです。
しかも、全体の95％を占める水分にも体によい成分がいっぱい！ ビタミンやミネラル、フィトケミカルが水分に溶け出しています。また、便秘予防に欠かせない食物繊維も豊富といいことずくめなのです。
本書の著者である鶴見隆史氏は、日本における酵素栄養学の第一人者。その知見に基づいたきゅうりダイエットのポイント、酵素の上手な取り入れ方などを伝授してくれます。
そして、肝心のレシピですが、栄養士の落合貴子さんが主菜から副菜、ジュースまで、生食が基本で調理もラクラクなレシピをバリエーション豊かに紹介。大根おろし感覚で使えるすりおろしきゅうりや、様々な調味料による味のバリエーションの広げ方を紹介しつつ、彩り豊かなメニューが並びます。
食べるだけでやせることができ、体の中から健康になるきゅうりダイエット。毎日おいしく食べて、理想の体を手に入れましょう！
text：P.M.A. Tryangle
edit：FASHION BOX
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