コーヒーは食前に飲んだ方がいい!? 元気になる食べ方10項目

コーヒーは食前に飲んだ方がいい!? 元気になる食べ方10項目

日本各地で記録的な高気温連発、体にこたえる酷暑が続いた2018年の夏。暑さもようやく峠を越したこの頃、“体がだるい”“食欲がない”“よく眠れない”“体が凝る・冷える”など、体調不良に陥る人が続出しているようです。

≪目次≫

 

毎日のダラダラ食いで私たちの内臓は疲れている!

「これって、もしかして夏バテ(もう秋なのに)?」と思っている人も多いのでは。冷たいものをガブガブ飲んだ、冷房をガンガンきかせた、入浴せずにシャワーですませていた、暑くて運動ゼロ……などなど、思い当たることがいくつもあるはず。
例年でも、多くの調査で、女性の2人に1人は夏バテを感じているというデータのある日本の夏。今年は、まだ夏バテを引きずっている人が多くても不思議ではありませんよね。

重症にならないうちに解消したい夏バテ。様々な生活習慣を改めることが肝心ですが、中でもしっかり立て直したいのが“食生活”です。せっかくなら、単なる夏バテ解消ではなく、ずっと元気で健やかに暮らせる食生活を手に入れたいと思いませんか? そんな人におすすめの『リンネル特別編集 体を整える、わたしの習慣』が発売されました。

TJ MOOK『リンネル特別編集 体を整える、わたしの習慣』
出典: FASHION BOX

TJ MOOK『リンネル特別編集 体を整える、わたしの習慣』

監修:白澤卓二
http://tkj.jp/book/?cd=TD285898&p_bn=201808

監修者で、アンチエイジングや認知症予防の専門家である白澤卓二先生によると、「食べたいものは何でも手軽に手に入り、自由に食べられるからこそ、私たちの内臓は実はとても疲れています」とのこと。とくに「毎日のダラダラ食いが疲れを生み出す原因」とか。みなさん、心当たりがありませんか?

本誌では、白澤先生も実践している「疲れない体をつくる10の習慣」を掲載。その内容をご紹介しましょう。

 

元気になる食べ方01)正しく朝食をとる

01)正しく朝食をとる
出典: FASHION BOX

朝食を食べないと空腹状態が長くなり、次の食事で血糖値が急上昇します。朝は、パン食よりも血糖値上昇が緩やかな米食に。玄米や納豆など良質な内容のものを適度に食べましょう。

 

元気になる食べ方02)目覚めに白湯を飲む

02)目覚めに白湯を飲む
出典: FASHION BOX

朝起きたら、40~50度くらいの白湯をコップ1杯飲みましょう。水分補給はもちろん、睡眠中に冷えた内臓を穏やかに刺激して血流や新陳代謝を促進。老廃物や脂肪の排出も助けます。

 

元気になる食べ方03)良質なオイルを選ぶ

03)良質なオイルを選ぶ
出典: FASHION BOX

脂質は、オメガ3脂肪酸が豊富な亜麻仁油やえごま油を選びましょう。中鎖脂肪酸の多いココナッツオイルもおすすめです。サラダ油を生活からなくすだけで、食事の質がアップします。

 

元気になる食べ方04)発酵食品を食べる

04)発酵食品を食べる
出典: FASHION BOX

日本の発酵食品の代表は大豆で作った味噌や納豆です。これらは発酵によって吸収しやすくなり、菌が腸内環境を整えてくれます。飲む点滴ともいわれる甘酒や塩麹などもとり入れましょう。

 

元気になる食べ方05)肉はたっぷりの野菜と食べる

05)肉はたっぷりの野菜と食べる
出典: FASHION BOX

体を構成する必須アミノ酸を効率よく摂取できる肉を時々食べましょう。その際は、抗酸化成分やビタミンたっぷりの野菜と一緒に食べることで、肉のマイナス面を帳消しにしてくれます。

 

元気になる食べ方06)おやつにはチョコレート

06)おやつにはチョコレート
出典: FASHION BOX

ストレスも健康の大敵ですから、おやつも質のよいものを選んでとり入れましょう。おすすめは高カカオのチョコレート。糖分が少なくカカオポリフェノールが豊富で良質な間食です。

 

元気になる食べ方07)夕食から朝食まで12時間あける

07)夕食から朝食まで12時間あける
出典: FASHION BOX

夕食が遅いと消化に手間を取られて本来睡眠中に行う細胞の修復などが不十分になり、そのまま脂肪に……。朝ごはんを食べる時間から逆算して、12時間空けるようにしましょう。

 

元気になる食べ方08)コーヒーは食前に飲む

08)コーヒーは食前に飲む
出典: FASHION BOX

コーヒーといえば食後のイメージがありますが、食事の30分ほど前に飲むことで、食後の血糖値の上昇を抑えてくれます。ただし、飲みすぎには注意。1日2~3杯までを目安に。

 

元気になる食べ方09)お酒は赤ワインを

09)お酒は赤ワインを
出典: FASHION BOX

お酒を飲むならビールではなく赤ワインを定番にしましょう。赤ワインに含まれる抗酸化成分レスベラトロールが長寿遺伝子を活性化してくれます。1~2杯が目安です。

 

元気になる食べ方10)フルーツはりんごをメインに

10)フルーツはりんごをメインに
出典: FASHION BOX

フルーツは糖質が多く選び方に注意が必要ですが、おすすめは、りんごです。りんごの皮に多く含まれるリンゴポリフェノールが体調を整え、太りにくい体づくりを助けてくれます。

 

どれも、今日から実行できる健康習慣ばかりです!
きちんとした食生活を送れば、不調も改善し、その心地よさを知ればもっと食事の質に敏感になれるはず。
この機会に、自分の体のために、食生活を見つめ直してみませんか。

 

教えてくれたのは…

監修:白澤卓二 先生

(しらさわ・たくじ)
【Profile】
医学博士。白澤抗加齢医学研究所所長。お茶の水健康長寿クリニック院長。1958年、神奈川県生まれ。1982年、千葉大学医学部卒業。1990年、同大学大学院医学研究科博士課程修了。東京都老人総合研究所病理部門研究員、老化ゲノムバイオマーカー研究チームリーダーなどを経て、2007年より2015年まで順天堂大学大学院医学研究科・加齢制御医学講座教授を務めた。2020年より千葉大学予防医学センター客員教授。専門は寿命制御遺伝子の分子遺伝学、アルツハイマー病の分子生物学など。日本ファンクショナルダエット協会理事長、米国ミシガン大学医学部神経学客員教授なども務める。著書に『100歳までボケず、元気に生きる101の方法』、訳書に『「いつものパン」があなたを殺す』(ともに三笠書房)など、ベストセラー多数。

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