朝晩は涼しさを感じられる日も増え、秋本番はもうすぐそこ! 酷暑でやられた体のダメージも徐々に癒えて、味覚の秋、食欲の秋を楽しみにしている人も多いのでは?
一方で、疲れやだるさが抜けず、いつまでたっても調子の悪い人も多いようです。これからは寒暖の差が激しくなり、天候の急変も多い時季。今、体調を回復しておかないと、“秋バテ”へと一直線です!
秋バテとは、ひとことで言うと“夏の疲れ”の総称。中でも冷たい飲み物や食べ物のとりすぎによる胃腸の機能の低下と、冷房のきいた室内で長時間すごしたダメージによる冷えが代表的な症状。
ですから、夏の間はなんとか持ちこたえることができた人も、秋口に入った途端に調子が悪くなることもあり得るのです。
秋バテを解消する、あるいは秋バテに陥らないためのポイントは、体を温めること、そして気温の変化に体がついていけるよう体温調節機能を整えること。そこでクローズアップされるのが、食を通じた健康作りです。
とはいえ、健康な食生活って? 何をどのように食べればいいの? どんな習慣を取り入れればいいの? と次々と疑問が浮かんできますよね。そんな、あなたの疑問にこたえてくれる『リンネル特別編集 体を整える、わたしの習慣』が発売されました。
『リンネル特別編集 体を整える、わたしの習慣』
監修:白澤卓二
http://tkj.jp/book/?cd=TD285898&p_bn=201808
秋が旬の食材といえば、栗やさつまいも、サンマなどが思い浮かびますが、これらの食材は秋バテ解消にうってつけの食べ物。本誌によると、こうした旬のものをバランスよく食べることを基本にし、そのうえで栄養価の高い、体を整えてくれる食材を積極的に加えることで、元気な体作りができるのだそう。体を整え、内臓を老けさせないお役立ち食材を紹介しています。
納豆
《腸を健康にする栄養豊富な発酵食品》
豊富なビタミンKやたんぱく質、血栓を溶かすナットウキナーゼという酵素を含み、体にとって有意義な栄養がたくさん詰まった納豆。また、大豆を発酵させる納豆菌は、腸内の悪玉菌の増殖を抑えてくれるので、腸内環境を整えるうえでも役立ちます。毎日1回はとりたい食材です。
鮭
《高い抗酸化力で血管を強くする》
魚はどれもおすすめですが、とくに積極的にとりたいのが鮭です。豊富なEPAやDHAのほかに、鮭の赤い色素アスタキサンチンは、がんや動脈硬化を招く活性酸素を退治してくれる抗酸化物質。ほかにビタミンA、B2、D、Eといったビタミン類も多く、体を整えるのにはうってつけの魚です。
ブロッコリー
《ファイトケミカル豊富な野菜の王様》
ブロッコリーには、実に2000種類以上のファイトケミカルが含まれています。ファイトケミカルの抗酸化作用には、血管壁の細胞の酸化を防ぎ、免疫機能を高めるなどさまざまな健康効果があります。そんななかでも、ブロッコリーに含まれるスルフォラファン(イソチオシアネート)には抗がん作用が期待できます。
そのほかにも、たまご、鶏肉(手羽先)、くるみ、なす、りんご、にんにくなどお役立ち食材の効能を紹介しています。
監修者で、アンチエイジングや認知症予防の専門家である白澤卓二先生によると、「食べたいものは何でも手軽に手に入り、自由に食べられるからこそ、私たちの内臓は実はとても疲れています」とのこと。きちんとした食生活を送れば、不調も改善し、その心地よさを知ればもっと食事の質に敏感になれるといいます。自分の体を整えてくれる食生活、ぜひ一度見直してみてください。
text:P.M.A. Tryangle
edit:FASHION BOX
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