メイクだけでも季節を先取りしたいと切望するミューズ読者のために、今シーズンのトレンド顔を人気メイクアップアーティストのAIKO ONOさんが提案。誰でも簡単にマネできるHOW TO付きでご紹介します。今すぐ取り入れて、今季一番の洒落顔にエントリー!
品も色香も纏える! ローズブラウンの“縁取りリップ”
ブラウス¥5,546(ザラ/ザラ・ジャパン)
♡POINT 1 リップは迷わずレディなローズレッド
ファッションと同じく、メイクもこれまでよりクラシカルなムードに身を委ねたい、今年の秋。
「1シーズンに1本は新調したいディープカラーのリップは迷わずレディなローズレッドを。輪郭を丁寧に縁取って端正に仕上げるのが今また新鮮。品よく、センシュアルな表情に」(AIKOさん)
♡POINT 2 今っぽいヌケ感作りは、中央をふんわり仕上げが正解
いかにも“輪郭を取っています”というムードより、さり気なく唇のシェイプを主張させるのがこの秋の気分。
「全体にラフに色をのせたあと、口角から中央に向かって輪郭をなぞることで、上唇の山の部分と下唇の船底の部分が自然と薄くなって、印象がふんわり。女性らしい優しげなシルエットに」(AIKOさん)
▶USE IT
右から:ソフトマット。リップスティック 2968 ¥3,300(NARS JAPAN・オンラインショップ限定)、ルージュ アリュールインク インフュージョン 806 ¥4,200(シャネル)、ベルベッディ。ストーンブロッサム リップス 01 ¥3,500(RMK Division)
【せり使用……CHANEL ルージュ アリュールインク インフュージョン 806】
マットなピンクブラウン。リップライナーをわざわざ用意するのではなくルージュ1本で縁取る軽やかさが大人のセンスと余裕を醸し出す。
[大人女子のための洗顔料] 洗いあがりの肌から整えてくれるアイテム
▷HOW TO
◆リキッドルージュの場合
【01】下唇だけに塗って、上下の唇を重ね合わせて
下唇全体に付属のチップでリキッドルージュを塗り、そのまま、上下の唇を「ん」と重ね合わせて、
「ぱ」っと離す。2~3回繰り返して、上下の唇にナチュラルになじませて。
【02】口角から中央へチップの先端で輪郭をなぞる
チップの先端で、上下とも口角から中央へ向かって輪郭をなぞっていく。真ん中に向かって徐々にフェードアウトしていく感覚で。ハミ出した部分は綿棒で拭ってクリアに整えて。
◆リップスティックの場合
【01】唇に直接タッチしてラフに全体に塗る
リップを唇に直接当てて、リップクリームを塗る要領でカジュアルに全体に塗る。縦ジワが気になる人は事前にリップクリーム、くすみを補正したい人はコンシーラーを仕込んで。
【02】口角から中央へ、輪郭を筆でスーッ
リップをリップブラシに取り、唇の口角から中央に向かって輪郭をなぞる。真ん中にいくにつれ、自然と色がかすれるのは計算のうち。左右を片方ずつ仕上げていくのがポイント。
アイメイクは……ブラウンの影色と黒マスカラをミニマムに
モスグリーン×シマーブラウン。B.A カラーズ アイパウダー 7 ¥5,000(ポーラ)
繊細にボリュームアップ。フィルム マスカラ ボリューム&ボリューム 01 ¥3,200(アディクション ビューティ)
一周回って“囲み目”ブーム! 黒よりグレーブラウンが今っぽい♡
パールが繊細にきらめくシースルーなブラウンのアイシャドウを二重幅に広げる。
マスカラはブラックを上まつ毛だけに。ビューラーでナチュラルなカールをつけたら、根元から毛先までサラッと全体に。
《応用編》洋服や気分に合わせて、色と質感をチェンジ!
その日のテイストによってリップをチェンジするだけで、目元は同じメイクでも、表情のバリエーションがこんなに広がる。トーンや質感違いで買い足せば、TPOにもバッチリ対応。
☆チェックジャケットの日はリップをヌーディに引き算
ジャケット¥9,250( ザラ/ザラ・ジャパン)
インパクトのあるジャケットはミルキーなコーラルリップでヌードに抜いてパリシックにまとめるのが好バランス。質感はマットでもツヤでもOK。
右から:キスキス 306 ¥4,300(ゲラン)、ルージュ ピュールクチュール ザ スリム シアーマット 106 ¥4,300(イヴ・サンローラン・ボーテ)
右:クリーミーなヌードピンク。サテンのような艶めき。
左:透け感が新鮮なヌードコーラル。
☆エネルギッシュなマットオレンジでカジュアルに
ニット¥4,620(ザラ/ザラ・ジャパン)
襟元からフリルがのぞくクラシカルなニットコーデは、マットなブリックオレンジのリップでカジュアルダウン。敢えて唇はハズすのが正解です。
右から:ロングウェア リップ ライナー 16 ¥2,700(ローラ メルシエ ジャパン)、ルージュ ディオール ウルトラリキッド 707 ¥4,200(パルファン・クリスチャン・ディオール)
右:スムースマットなサフランオレンジ。
左:この季節に欠かせない色、テラコッタ。
☆王道のツヤレッドは白Tの日にこそ颯爽と
Tシャツ¥7,200(モンマルトル ニューヨーク/ブランドニュース)、ヘッドドレス¥74,000(Stephan Jones/シジェーム ギンザ)
ビニールっぽいツヤ感にときめく今季のレッドルージュ。カジュアルなドレスアップスタイルに“紅一点”の女性らしさを差す潔さが逆に洒落てる!
右から:ルージュリキッド ルミヌ ブリアン 7 ¥5,000(クレ・ド・ポー ボーテ)、リップカラー 03 ¥3,200(イプサ)
右:ジューシーに艶めくレッド。見たまま鮮やかに発色。
左:ノンパールのベリーレッド。サラッとみずみずしい質感が魅力。
※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください
photograph_MOTOFUMI SANNOMIYA[TRIVAL](model), KEISUKE KONNO(still)
styling_AKIKO KIZU
hair_MIKI SAYUHDA
make-up_AIKO ONO[angle]
model_SERI IWAHORI
text_RINA ISHIBASHI
web edit_FASHION BOX, SATOKO ISHIKAWA[vivace]
(otona MUSE 2019年11月号)
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