自分が肥満かどうかは身長と体重から簡単に算出することができます。自分の本当の体重はあまり知りたくないと思っている人も多いかもしれません。でも、自分の体の現実をきちんと知っておくことはとても大切です。
教えてくれたのはこの方
栗原 毅(くりはら たけし)
1951年新潟県生まれ。医学博士。北里大学医学部卒業。栗原クリニック東京・日本橋院長。前慶應義塾大学特任教授、前東京女子医科大学教授。主な著書・監修書に『誰でもスグできる! みるみるコレステロールと中性脂肪を下げる200%の基本ワザ』『誰でもスグできる! 肝機能をみるみる高める200%の基本ワザ』(ともに日東書院本社)、『血液サラサラで美人になる!』(マガジンハウス)、『糖尿病の食事はここだけ変えれば簡単にヘモグロビンA1cが下がる』『〈卵と肉〉が糖尿病に効く!』(ともに主婦の友社)、『1日25gのチョコが効く! 脂肪肝はちょっとしたコツでラクラク解消する』『“糖質ちょいオフ”で今すぐできる! 中性脂肪を自力でみるみる下げるコツ』(ともに河出書房新社)、『ズボラでも中性脂肪・コレステロールは下げられる!』(宝島社)など。
【オススメ記事】
自宅でジム効果!? 「なんちゃってボクシング」で脂肪燃焼!
まずは体重計に乗って肥満かどうかを確認
■算出方法
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
自分の肥満度は、身長と体重から簡単に計算することができます。それがBMI(ビーエムアイ/体格指数)で、「体重(㎏)÷身長(m)÷身長(m)」という計算式で算出します。
【オススメ記事】
呼吸を変えるだけで健康に!? 医師が教える血流アップ呼吸法
BMIの数値と肥満度
BMIが18.5〜25未満なら標準体重ですが、25以上だと肥満とみなされます。例えば、身長が160㎝で体重が70㎏の人は70÷1.6÷1.6=27.34となり、肥満の範疇(はんちゅう)に入ることになります。
【オススメ記事】
意識する時間はたった“7秒”! 医師が教えるやせやすい体づくり
自分の体重をきちんと知ることが大切です
内臓脂肪が多い人は現実から逃げてしまっているのか、体重計に乗るのを避けている人が割と多かったりします。まずは勇気をもって体重計に乗ってみましょう。
加齢とともに生命を維持するためのエネルギー量は確実に低下するのに、若い頃と同じぐらいの量を食べる人、それでいて運動が不足している人は要注意です。筋肉量を増やして、太りにくい体を目指しましょう。
【オススメ記事】
三大生活習慣病を引き起こす! 放置した内臓脂肪に潜む危険な病
最も危険は脳の血管! 動脈硬化が引き起こす様々な病
(抜粋)
TJ MOOK『決定版! 内臓脂肪を落とす名医のワザ』
監修:栗原 毅
編集・執筆/株式会社はる制作室、真瀬 崇、坂本夏子
編集・執筆協力/常井宏平
本文イラスト/仲西 太、桜井葉子
撮影/中川晋弥
イラスト・写真協力/Shutterstock、photolibrary
WEB編集/FASHION BOX
(TJ MOOK『決定版! 内臓脂肪を落とす名医のワザ』)
※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください
【よく読まれている記事】この肩こり、どうにかしたい……寝る前の肩甲骨はがし運動がおすすめ
そろそろ夏の疲れで倦怠感が……寝る前に押すと朝すっきり目覚めるツボ
医師が推奨する高血圧を防ぐ「ふくらはぎマッサージ」
30代以上の女性はほぼ全員発症!? 血管の病気「下肢静脈瘤」とは
菓子パンやスナックは要注意! ドロドロ血液をサラサラにする食事
毎日5分やるだけでむくみが改善! ほぐしストレッチで血流アップ