otona MUSEの連載『THAT IS』でもおしゃれが過ぎる哲学を貫き、スタイリストとして最前線を走り続ける白幡啓さん、通称「おケイ先生」が登場! トレンドを追い過ぎることはなく、節度なんて気にしない天真爛漫なおケイ先生。今、大人が選ぶべき服とは? ただ具体的なスタイリングを教えてもらうというより、白幡さんのブレない姿勢とたゆまぬ情熱に感服。今一度、クローゼットを見直してもっとおしゃれを楽しみたい、そんな気分にさせてくれます。
コートは、自分が1円でも高見えするものを買うのよ!
ロングピーコート¥69,000(ケイ シラハタ/スタイリング/ 新宿ルミネ1店)、ニット¥49,000(アンスクリア/カレンソロジー新宿)、パンツ¥32,000(ハイク/ボウルズ)、シューズ¥30,000(ピッピシック/ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)、ネックレス¥1,420,000(ホーセンブース/サザビーリーグ)
「長い冬の間ずっと着るんだから、コートは自分自身が1ミリでも細く、1円でも高く見えるものを選んで。例えば¥19,000と¥32,000の似たコートがあって、質感やかたちで明らかに自分が高見えするならば、他のアイテム買うことをやめてでも¥32,000のほうを買うべきよ、大人は。私が自分のブランドでコートを作るときも、縫製にこだわってお値段以上に高く、細く見せるのが目標なの。『費用対効果のいいコート』を見つけてね」
百万円のジュエリーを密かに集める。費用対効果は度外視!
ネックレス¥1,420,000、右手人さし指指先から:リング¥658,000、リング¥780,000、左手人さし指指先から:リング¥168,000、リング¥234,000、リング¥1,213,000、中指リング¥680,000(全てホーセンブース/サザビーリーグ)、ニット¥49,000(アンスクリア/カレンソロジー新宿)
「このジュエリー、昔からあるブランドで馬蹄とかがモチーフなの。最近、ここのローズゴールドのリングが可愛く感じる。この色、昔は苦手だったんだけど、最近イエローゴールドを重ねると凄みが出ちゃって(笑)。ローズゴールドくらいが優しい感じでいいの。しかもかなり高額。誰もが一目で分かる『あのブランドのアレ』もいいけど、知る人ぞ知る費用対効果の悪いものを集めるのも楽しいものよ。誰か買ってくれないかな(笑)」
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photograph_YASUHISA KIKUCHI[Vale.]
styling_KEI SHIRAHATA[LOVABLE]
hair&make-up_MIKAKO KIKUCHI[TRON]
model_YU HIRUKAWA
web edit_FASHION BOX, WEMMY CHAU[vivace]
(otona MUSE 2019年11月号)
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