(2020年7月10日 更新)
GLOW創刊9周年記念のスペシャル企画として、「エイジンググレイスフリー」を体現していると思う素敵な女性に、その生き方のコツをお聞きしました。力まない自然体な雰囲気の中に、優雅さや凛とした品性を感じるのはどうしてなんでしょう?そのヒントになるようなことを見つけることができました。
≪目次≫
《女優・デザイナー》一色紗英さん
【プロフィール】
1977年生まれ。グリコ「プリッツ」CM出演中。また『週刊少年マガジン』創刊60周年記念で1990年代の一色さんに出会える『初恋×一色紗英 写真集』が発売中。
私のベースにある母性子育ては生きがいです
老化は進化だと思って受け入れます。力まずマイペースで、今を楽しんで。
「10代は芸能界で階段を駆け上がるような、目まぐるしい時代を過ごし、結婚して25歳で第一子を出産し、立て続けに4年間で3人の年子を出産したんです。今年一番下の長男が12歳になり、少しずつ自分の時間ができて、毎日の流れが変わり、違う世界が見えてきました」と語る、女優の一色紗英さん。
そう考えると、今は人生の第3フェーズだと語る。
「でも子育てが終わるのは寂しい。20代での子育ては人生の中で最もクリエイティブでした。私のベースは母性だと思うんです。だから子どもに関わっているのが、幸せなんです」
42歳になり、年齢を重ねていくことについて問うと、「年齢は抵抗してもしかたない。老化は進化だと思って、受け入れています。エイジンググレイスフリーの考え方には全面的に賛成。むしろ世の中がアンチエイジングばかり言っていることに不自然さを感じていましたから。私自身、夏はサーフィン、冬はバックカントリーでスノーボードと、一年中日焼けをしています。でも焼けた肌も私自身と思い、何をするにも素のままが心地いいんです」
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自然に囲まれた環境で、深い呼吸をしたい
オーガニックコットン100%トップス3万円(archi)
一色さんは21歳でファッションブランド「archi(アーキ)」を立ち上げ、ロサンゼルスで子育てをし、仕事も続けていた。
「今年でブランド立ち上げから21年。着心地や素材を優先し、あらゆることを引き算していったら、デザインがシンプルになりすぎちゃったかしら? でもarchiの服の提案も20代から40代になり、ファンの皆さんと一緒に歩んできた感じです」
今は東京で暮らしながら、葉山のオフィスと行ったり来たり。「ロスを離れて2年。子どもたちの学校の問題もありますが、そろそろ自然の中で暮らす、あの土地に戻りたいと思うんです。東京より空が近いし、何より大地と共生したい。自然に囲まれて生活ができるから、呼吸が深くなるんです」
近い将来を楽しげに話す一色さんに、10年後の構想を伺うと。「ゴールや目的地に縛られちゃうと力みが出るでしょう? だから結果がどうであれ、ありのままを受け入れ、今を生きることを楽しみたいと思っています」
輝いている人のこだわりを調査!業界人のリラックスライフスタイル
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撮影_イマキイレカオリ
ヘア&メイク_菊地美香子[TRON]
取材・文_今井 恵
web編_FASHION BOX
(GLOW 2019年12月号)
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