輝いている人はみな共通して、日々自分自身の軸となるこだわりを持ち、それを継続させていました。暮らしの中の、ちょっとの意識で、毎日がよりよく変わるようです。今回は、ファッションや暮らし、仕事へのこだわりを、モデルで女優の高山都さんと、nest Robeプレスの滝口和代さんにお聞きしました!
シンプルアイテムにスパイスを、大人の女性ならではのバランス
高山 都さん/モデル、女優
Profile_1982年生まれ。料理やうつわなどを紹介するインスタグラムが人気。著書に『高山都の美 食 姿「したたかに」「自分らしく」過ごすコツ。』と第2弾となる『高山都の美食姿2「日々のコツコツ」続いてます。』(ともに双葉社)がある。
「服はほっこり見えないものを選ぶようにしています」という高山さん。30代となり仕事にさらに責任が増えてきた今、年齢に沿うような凜と強い印象を持ってもらいたい。もともと甘い顔立ちなので、フェミニンな服を選ぶとトゥーマッチになってしまう、と自己分析。
今回、着ている水色のシャツワンピースは、コラボしている「oblekt」のもの。「シャツこそ大人が似合うもの。背が高く見えるように直線的なデザインにして、マキシ丈に。サイドのスリットに女性らしいニュアンスを入れています」。バッグ、靴、腕時計のベルトを黒でそろえて統一感を。
シンプルなだけに終わらないよう、アクセサリーをプラス。「デザインにちょっとクセがあるユニセックスなものを。辛口な要素が入ることで、カジュアルな装いを引き締めてくれるんです」
★Hint of FASHION★
メガネをアクセサリーとして
「だてメガネはTシャツにデニム、冬場のニットなどシンプルすぎる服装のアクセントにかけています。すっぴん隠しにもなる( 笑)」。すべて「ayame」のもの。顔立ちに似合う、と薦めてもらった丸形ばかり購入。
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★Hint of FASHION★
ユニセックスな印象でアクセント
シルバーアクセサリーは、多くが「ララガン」のもの。一部にゴールドと組み合わせたデザインのものもあり、ゴールドのアクセサリーでまとめることも。バングル、指輪と両手につけボリュームを出すのがポイント。
“好き”な仕事や人が自分らしさへと誘ってくれます
滝口和代さん/nest Robeプレス
「育児疲れ、顔に出ちゃっていませんか?」と笑いながら話す滝口さんですが、産休後も瑞々しい感性と佇まいは変わりません。なぜなら、どんなに忙しい日常でも、好きな世界で出会った友人に会いに行ったり、好きな仕事を継続しているから。
「“好き”を続けていると、自分らしくいられる居心地のいい場所が増えていきます。そのひとつが、この『アトリエ ネストローブ 南青山店』。オーダーメイドの服を丁寧に作っている現場を間近で見ていると、“人の温度が宿るお洋服を通して、ぬくもりのある世の中になりますように”というメッセージを伝えなければ、と気持ちが高まります」
自分が着なくなったネストローブの服をリメイクして、2才の娘さんが受け継いでいるというエピソードも。きっと、滝口さんの“好き”が、娘さんにも伝わっているはずです。
★Hint of FASHION★
心身ともに健やかさが保てます
各¥2,800/ネストローブ(アトリエ ネストローブ 南青山店)
「気持ちいいと感じる服を着ていると、心身ともに健やかでいられます。肌なじみがよく、丈夫な綿100%のタンクトップは、マイ定番として愛用中です」
★Hint of LIFE★
庭掃除でリラックス
「自宅の庭に水を撒いたり、手入れなどをしていると、思考がストップするのでリラックスできます。草木や土の匂い、季節の移り変わりを五感で感じることが、私にとってのアーシング。心が整う気がしています」
※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください
photograph_Yuta Seki, Isao Hashinoki, Yoshimi Kikuchi
hair & Make-up_Chika Suzuki
text_Momoko Miyake, Tomoko Yanagisawa
edit_Wemmy Chau[vivace], FASHION BOX
(リンネル 2019年9月号)
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