色々と大変な時期こそ、いつも以上にからだも心も健やかに過ごしたいもの。内科医、皮膚科医として活躍する友利新さんのボディメンテナンスは、日常生活に溶け込んだ習慣化したルーティン。おうち時間、仕事時間を上手に活用して行っている美の秘密を教えていただきました。
≪目次≫
●定番にしている服のラインがキレイに出るか、がこだわり
●植物性や動物性のプロテインを朝に摂る
●年齢に合った自分のいい部分を引き出せる服を着る
●ガードルをはいて腹筋に意識を向ける
●デスクワークでも腹筋に力を入れて！
●PROFILE
定番にしている服のラインがキレイに出るか、がこだわり
白衣以外では、ワンピースやスカート姿が定番の友利さん。そのわけは、「下半身にコンプレックスがあって、ほとんどパンツははかないんです。自分の体形を最大限キレイに見せられるシルエットを考えると、ウエストがくびれて見えるワンピースやスカートがいいのかなと思っています」。また、医学的なエビデンスをもとに食事管理をしているそう。「空腹の時間が長いほど基礎代謝が高まるので、食事は午前11時から夜7時までと決めています」
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植物性や動物性のプロテインを朝に摂る
「人間のからだの構造として糖質はおなかがいっぱいにならず、たんぱく質は満腹感が得やすいというデータがあります。動物性はホエイプロテイン（写真上）を、植物性はチャチャリートのピープロテインを、植物性と動物性とをバランスよく摂取するために交互に飲んでいます。朝飲むと昼までおなかがすかないですね」
「良質なたんぱく質が摂れるえんどう豆由来のプロテインです」。GABA配合。グルテンフリー、乳製品フリー、トランス脂肪酸フリーのシンプル処方。
マクロビプロテイン 250g ¥8,148（チャチャリートストア）
年齢に合った自分のいい部分を引き出せる服を着る
「20代のころと体重は変わっていなくてもボディラインは確実に変わっています。若いころの服を着られるのがいいこととは思っていないので、年相応に自分の着たい服へと更新していくようにしています。ウエストをキレイに保つ服を着ることで、体形を保つように心がけています。ウエストがキツくなったと感じたら体形が変わった指針に」
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ガードルをはいて腹筋に意識を向ける
「妊娠中は腹筋を使えないので、産後はどうしてもおなかが緩んじゃうんですよね。ガードルをはくことで産後のたるみのカバーにもなりますが、日常生活のなかで腹筋を意識するのにも役立つので常にはいています。ウエストがくびれた服をキレイに着るためにも、下腹がポッコリしているのは致命的かなと思うので」
「出産直後よりもソフトなタイプを着用しています」。たるみを引き上げてスリムなシルエットに。
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デスクワークでも腹筋に力を入れて！
「クリニックを含めて、座り仕事が中心なので座るときの姿勢にも気をつけるようにしています。腹筋がないと猫背のだらけた姿勢になってしまいます。腹筋に力を入れて座るようにするだけで、下腹がポッコリと出にくくなりますし、腰への負担も軽減されます。また歩く際も腹筋を意識して、上に伸びるように歩きます」
PROFILE
友利 新（ともり・あらた）さん
内科医、皮膚科医。クリニックでの診察のかたわら、メディアなどでも活躍。新著に『やめる美容』（光文社）。公式YouTubeチャンネル『友利新／医師「内科・皮膚科」』もスタート。
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photo：TAIJUN HIRAMOTO
text：AYAKO SHIRAKURA
（＆ ＲＯＳＹ 2020年7月号）
web edit：FASHION BOX
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