日に日に秋色が濃くなって。そろそろメイクも変えどき! だけど、withマスクな今年は、正直、フルメイクな気分じゃないかも……。そうなんです。だから、トレンドはピリッと利かせて、ワンポイントですぐおしゃれ顔に! ヘア&メイク中山友恵さんがワンポイントで可愛くなる秋のトレンドメイク提案します。
マスクの下でも色遊び【唇を旬のカラー】で染めて
リップカラーがもたらす高揚感やときめきは、メイクアイテムのなかでもスペシャル。口元がマスクで隠れていても、唇は最旬の色で彩るのがスウィートガールの心意気です。ブラウン、ピンク、パープル、オレンジ。色を纏って気持ちを高めよう!
\POINT!/
「マスクを外すシーンは必ずあるわけだし、唇は常に彩られていたほうが可愛い! と思うんです。秋色のリップ、どんどんトライして」(ヘア&メイク 中山友恵)
《Brown》
チョーカーネックトップス¥5,800(lilLilly/リルリリー トーキョー)
一番にスポットライトを浴びたのは、秋色の代名詞でもあるブラウン。今までのどこかマニッシュな表情とは大きく異なり、品よく、ほんのりと色香が漂う絶妙仕上がりがNEW。はじめてのブラウンでもチャレンジしやすい!
ブラウン系の3本をチェック
[1]ルージュ ココ フラッシュ #134 ラスト ¥4,000(シャネル)、[2]コンスピキュアス リップス 16 ¥4,500(Amplitude)、[3]リベレイティッド マット リップス 05 コッパーブラウン ¥3,500(セルヴォーク)
[1]:ひと際輝いてフレッシュ。瞬時に艶めく唇に。
[2]:ブラウンベージュに、メタリックな輝きを添えて。ほんのりアールグレイの香り。
[3/齋藤飛鳥 使用色]:ジャストな赤みを考え抜いた深色ブラウン。密着感とうるおい感がロングラスティング。
《Pink》
ブルーVネックニット¥42,000(MAIAMI/キーロ)、ネックレス¥46,000(PACHAREE/H3O ファッションビュロー)、タンクトップはスタイリスト私物
私達にとってスタンダードなピンクリップも、この秋はちょっと黄みのあるコーラル系をチェックしよう。甘くロマンティックなだけじゃない、ヘルシーな可愛さという鮮やかな裏切りを隠し持って。
ピンク系の3本をチェック
[1]ルージュアレーブル カシミア 514 イナモアド ¥6,000(クレ・ド・ポー ボーテ)※10月21日限定発売、[2]エレガンス クルーズ ライブリー ルージュ ミニ SPF20 X04 ジェラート ¥1,800(エレガンス コスメティックス)、[3]ルージュ ココ フラッシュ #132 フラッシュド ¥4,000(シャネル)、
[1]:カシミアのような極上テクスチャー。
[2]:手軽で可愛いミニサイズ。色名に合わせて、実はキャップもジェラート柄。
[3/齋藤飛鳥 使用色]:暖かなサテンピンクがひと塗りで発色。
《Purple》
肩あきニットドレス¥22,000(Rosarymoon/Rosary)
劇的に透明感を上げるパープルの中で、ブレイクしそうなのがプラム色。まさに熟れた果実のような赤紫の深色は、レディなお色気がありながらとってもジューシー。ドキリとする新しい表情に。
パープル系の3本をチェック
[1]デアリングリィディスティンクトリップスティック 12 DEEP CONNECTION ¥3,900(THREE)、[2]モイスチャー リッチ リップスティック 117 銀紫苑-GINSHION ¥5,000(SUQQU)※限定発売、[3]ポール & ジョー リップスティック N 505 ミスチヴァス ¥3,000〈セット価格〉(ポール & ジョー ボーテ)
[1]:熟れたカシスのようなドラマティックカラー。
[2]:シックなベリーカラーに、シルバーパールがたっぷり。
[3/齋藤飛鳥 使用色]:スルスルと軽い新感覚のソフトマット質感。
《Orange》
グリッターニットカーディガン¥15,800、グリッターニットキャミドレス¥17,800(共にRosarymoon/Rosary)、ピアスはスタイリスト私物
オレンジ人気は、春夏から引き続き継続中。ただし、より赤みの強いオレンジであるほど、トレンドを切り開くチカラはパワフル。肌の色の延長線で気負いなく纏えて、程よくヘルシー。このリラックス感が今の気分。
オレンジ系の3本をチェック
[1]コンフォート リップ フルイド フォグ 05 黄熟果-OUJYUKUKA ¥5,000(SUQQU)、[2]ルナソル プランプメロウリップス 04 タンジェリン ¥4,000(カネボウ化粧品)、[3]アディクション ザ マット リップ リキッド 008 ¥3,200(アディクション ビューティ)
[1]:軽いムースのようなテクスチャー。霞がかったようにフワッとした色づき。
[2]:みずみずしい色ツヤで、唇の形もふっくら丸く美しく。
[3/齋藤飛鳥 使用色]:唇にピタッとフィットしながら、超軽量なリキッドルージュ。
教えてくれたのは……
ヘア&メイク中山友恵さん/PROFILE
時代の“可愛い”を巧みに読み取り、簡単&シンプルなテクニックで発信。エネルギッシュな色使いはもちろん、満ち溢れるようなクリーンな輝きも、友恵メイクならではの美しさ。
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Photo_MASAYA TANAKA[TRON](model), MITSURU KUGUE(still)
Hair & Make-up_TOMOE NAKAYAMA
Styling_MAKIKO ITO
Model_ASUKA SAITO[NOGIZAKA46]
Text_AKIKO NISHIMURA
(sweet 2020年10月号)
web edit_FASHION BOX, SHOKO TANIGUCHI[vivace]