＜納豆編＞大人世代の体を楽に！ 身近な食材で簡単！ 薬膳レシピ
冷えやのぼせ、肩こりなど、なんとなくの不調をそのままにしていませんか？ 薬膳の考え方を知って普段の食事に取り入れると、更年期で揺らぎがちな体調が安定して、活動的なゴールデンエイジを迎えられます。コンビニで買える加工食品や食材も、ひと工夫するだけで立派な薬膳レシピに早変わり。今回は納豆を使った薬膳レシピを2つご紹介します。
コンビニ食材でさっと作れる一品：納豆
感染対策としても注目を集めている納豆。コレステロールを抑え、美肌効果もある大豆レシチンが豊富に含まれる健康食材です。発酵食材なので、腸の調子をよくするのにもぴったり。
発酵食同士の納豆と酢との組み合わせは、腸によいのはもちろん、納豆のにおいを抑えて食べやすくします。泡立てた納豆をドレッシングとしてサラダにかけたり、みそ汁に入れたりするメニュー。夕食に食べると、寝ている間に腸のコンディションが整います。
泡立て納豆のみそ汁
材料〈1人分〉
みそ汁……お椀1杯
酢……大さじ1
塩……ひとつまみ
納豆……1パック
ねぎ……適宜
作り方
お好みのみそ汁に、酢と塩を入れて白く泡立てた納豆とねぎを浮かべる。
腸活ドレッシングのサラダ
材料〈2人分〉
A：納豆……1パック
A：ヨーグルト……大さじ1
A：ポン酢……大さじ2
カット野菜（お好みのもの）……適宜
スライスアーモンドなどのナッツ類……適宜
作り方
Aをよく混ぜてドレッシングを作る。器にお好みのカット野菜を盛り、ドレッシングをかける。お好みでナッツを散らす。
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教えてくれたのは……料理家 井澤由美子さん
【PROFILE】
旬の食材で体を健やかに整える食を提案。味と効能を生かした美味しいレシピが幅広い年代に支持されてる。薬膳・漢方に造詣が深く、体を潤す発酵食や保存食作りがライフワーク。NHK「きょうの料理」「あさイチ」などの番組出演の他、広告、雑誌などで活躍中。著書多数、初夏に食薬本2冊の新刊予定。
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cooking：Yumiko Izawa
photograph：Miwa Kumon
styling：Kyoko Hijioka
text：Ema Tanaka
（大人のおしゃれ手帖 2021年3月号）
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web edit：FASHION BOX
