肩こりを寝ながら解消！肩甲骨をほぐして五十肩もケア［ストレッチ＆筋膜リリース］

今すぐできる！話題の筋膜リリースとストレッチ
KAORUさんの心と体が整うテニスボールエクササイズ／肩・肩甲骨をほぐす

可動域の広い肩甲骨ですが、前のめりの動作が多いと、肩を前に巻き込みこりや五十肩の原因に。肩甲骨まわりと上腕をよくほぐして、ぐるっと肩を回せるようにしましょう。テニスボールがあれば簡単にできる、KAORUさんの筋膜リリースとストレッチを試して。

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肩がこっている人は、例外なくこっている場所です。ここをゆるめると肩はすっと軽くなるはず。

・頭と首は楽にする
・逆側の手は床にまっすぐに下ろして支える
・膝は曲げてOK

point：かなり強い刺激を感じますがほぐれると自然と肩が下がります

NG：息を止めると肩に力が入るので×

腕の付け根近く、肩と肩甲骨のつながる部分の下にある、押して痛い部分を確認する。

あおむけになり、STEP1の痛い部分にボールをあてる。ボールに体重をかけてそのまま10秒キープ。

体を上下に動かして、痛気持ちいいところにボールをあててほぐす。左右同様に。

鎖骨と肩甲骨をつなぐ、上腕の筋肉の三角筋。腕の疲れがたまりやすい部分をほぐします。

ボールを上腕の斜め前側にあてて上下にコロコロところがします。痛気持ちよく感じる場所でOK。

肩と腕を伸ばすことでほぐれていた肩甲骨まわりがぐっと下がります。肩こり解消と同時に首長効果が。

・伸ばした腕は、すべての指をぴんと開いて
・首はまっすぐに
・伸ばした側の肩は下げる
・ひじは伸ばす

point：ひじから先を遠くに伸ばすことを意識しましょう

NG：伸ばした側の肩が上がっていないかチェック

右腕を正面に伸ばします。右腕のひじより下を左手の手首で抱え、上半身に引き寄せます。

右腕を外にねじって手のひらを上に向けて5秒キープ。今度は内側にねじって手のひらを前に向けて5秒キープ。

反対側も同様に行います。

【PROFILE】
「アプロアカデミー」主宰。フィットネス指導歴37年。筋膜リリースをベースに、ヨガやピラティスを融合させた独自メソッドを提唱し、子どもから高齢者まで幅広く指導。YouTubeチャンネル「アプロアカデミー」HP：https://tsapro.co.jp/

パーソナルトレーナーとして多くの有名人の指導をするKAORUさん。自分自身の体型も大きく変わったというテニスボールによる筋膜リリースメソッドを紹介。

photograph：Misa Nakagaki
hair ＆ make-up：Tomoko Takano
model：Chiyuki Kanazawa
text：Ema Tanaka
（リンネル 2021年5月号）

web edit：FASHION BOX

公開日：2021.05.03