イライラすると女性ホルモンが減少! 話題のCBDで肌と心のケアを[形成外科医 監修]

イライラすると女性ホルモンが減少! 話題のCBDで肌と心のケアを[形成外科医 監修]

そのイライラで女性ホルモンが減少する!

昨年春から続くコロナ禍の外出自粛などで、仕事や生活の中で思い通りにならないことが増え、日々イライラしてしまうという方は多いのではないでしょうか。イライラは女性ホルモンの減少をまねく、と形成外科専門医の西嶌順子先生は言います。ストレスは肌や体にどのような影響を与えるのでしょうか。ストレスを緩和すると話題のCBD(カンナビジオール)についてもあわせて西嶌先生が教えてくれました。

 

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美肌POINT

●長期間にわたってストレスを感じる状態が続くと、男性ホルモンの分泌量が増える

●男性ホルモンが増えることで免疫力が抑制され、皮膚の常在菌に悪玉菌が増えたり、皮脂量が増えてニキビができやすくなる。

ストレスで男性ホルモンが増える

ストレスによるイライラは男性ホルモンを増やすので、相対的に女性ホルモン量が減少。ホルモンバランスの乱れは肌にも悪影響を。

イライラすると女性ホルモンが減少! 話題のCBDで肌と心のケアを[形成外科医 監修]

ストレスが続くと免疫システムや皮脂量にも影響が

長期的にストレスを感じ、イライラしている状態が続くと、コルチゾールやアルドステロン、アンドロゲンといった男性ホルモンの分泌が増えます。ストレス下では男性ホルモンが優先的に作られることから、女性ホルモンが減ってしまうのです。

免疫機能調整作用のあるコルチゾールは免疫系を抑制し、皮膚の常在菌バランスを乱します。また、アンドロゲンが増えると、皮脂量が増加して、ベタつきを感じやすくなります。あごまわりのヒゲが生えるエリアにニキビができやすくなることも。

とにかくストレスを溜めすぎないことが重要。緊急対策としてエクオールやCBDを摂るのもいいでしょう。

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世界が注目するCBDがホメオスタシスを整える

美肌POINT

●CBDに期待する主要な働きは3つ。【1】抗炎症作用、【2】抗酸化作用、【3】神経保護作用

●CBDは皮膚のホメオスタシス(恒常性)を整え、皮膚症状を健康な形で回復させる。

●CBDがどのようにしてその治療効果を分子レベルで発揮するのかはまだ研究の途上。

体と心にアプローチするCBDの効能

経口から摂取する場合、特に症状がなく、健康増進が目的の場合では、2.5〜5mg以上の用量が必要。一度に200mg以上のCBDを摂取しなければ、不快感を覚えることはない。同じくヘンプ由来の天然化合物・カンナビノイドの一つであるTHC(テトラヒドロカンナビノール)が引き起こすようなハイになる精神作用はなく安全で、依存性はない。

心:うつ病、不安、自閉症、てんかん、強迫性障害、不眠
体:線維筋痛症、皮膚炎、関節炎、糖尿病、慢性疼痛(とうつう)、吐き気

イライラすると女性ホルモンが減少! 話題のCBDで肌と心のケアを[形成外科医 監修]

CBDはヘンプから摂れる天然化合物・カンナビノイドの一種

CBD(カンナビジオール)とは、ヘンプという植物の花穂の樹脂の中にできる天然の化合物。CBDが医療業界で注目されたのは、難治性の小児てんかんの改善がきっかけでした。アメリカ食品医薬品局(FDA)では2018年に治療薬として承認されています。CBDの効果で一番大きいのは、抗炎症作用。CBDはビタミンCやEよりも強力な抗酸化物質です。加齢や外因性の刺激(紫外線やニキビ、外傷など)による肌老化に対して、細胞そのものを活性化させ、アンチエイジングに貢献します。臨床医としての使用経験からは「副作用のないステロイド」のような働きが期待できるので、重宝しています。

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このコンテンツの著者は……西嶌順子(にしじま・じゅんこ)先生

イライラすると女性ホルモンが減少! 話題のCBDで肌と心のケアを[形成外科医 監修]
西嶌順子(にしじま・じゅんこ)先生

【PROFILE】
形成外科専門医、助産師、保健師、看護師。「医療法人道心会 恵比寿形成外科・美容クリニック」院長。聖路加国際大学看護学部看護学科卒。新生児特定集中治療室(NICU)、産婦人科などで新生児医療に従事したのち、北里大学医学部医学科に学士編入学。形成外科医として、がん研有明病院、筑波大学附属病院、新東京病院に勤務したのち現職。自身の経験に基づく、産後やプレ更年期以降の多くの女性が抱える女性特有の悩みについて、専門医の立場から等身大の情報を発信している。プライベートでは2児の母。

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このコンテンツの監修者は……西嶌暁生(にしじま・あきお)先生

【PROFILE】
医学博士、形成外科専門医。福井大学医学部医学科卒。筑波大学形成外科に入局し、創傷治癒、外傷、再建、美容外科及び美容皮膚科を専門とする臨床医として従事。筑波大学大学院博士(医学)課程、日本メディカルAI学会公認メディカルAI専門コース、英国国立アングリア・ラスキン大学経営修士課程を修了し、「株式会社ZAI」を設立。医学的根拠に基づいた、安全で効果的な健康・美容サービスと商品を提供し、健康寿命の延長とアンチエイジングを目指す。

医療法人道心会  恵比寿形成外科・美容クリニック
https://ebisu-keiseibiyou.jp/

株式会社ZAI
https://www.higherskin.jp/

 

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(抜粋)

イライラすると女性ホルモンが減少! 話題のCBDで肌と心のケアを[形成外科医 監修]
書籍『「無駄なケアをやめる」から始める 美肌スキンケアの新常識大全』著者/西嶌順子

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著者/西嶌順子

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イラスト/森屋真偉子
編集/石原輝美、岩越千帆、印田友紀(smile editors)

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WEB編集/FASHION BOX

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