ダイエット目的のストレッチなら朝より夜が正解！脂肪燃焼を促す入浴法も解説［肥満治療専門医監修］

内臓脂肪をラク～に落とす「生活習慣」／血流ケアは夜が効果的

内臓脂肪を落とすには、生活習慣の見直しが大切です。よこはま土田メディカルクリニック院長の土田隆先生によると、睡眠時の代謝を上げるとダイエットの効果が高まるのだとか。就寝前の習慣にしてもらいたい血流ケアを解説します。

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ポイントは「睡眠時の代謝を上げる」こと血流ケアは朝より夜がやせる

ストレッチ：寝る前にじっくりやる！

筋肉を伸ばし、血流をよくするストレッチ。そして、多くの人が毎日の習慣にしている入浴。じつは、この2つの「行うタイミング」を工夫すると、ダイエット効果を高めることができます。そのタイミングとは、ズバリ「夜（就寝前）」。
「就寝前に全身の血流をよくすると、睡眠中の代謝が上がり、筋肉にも栄養が行きわたるので、脂肪が燃えやすい体になります。起床後にストレッチをするのも大切ですが、ダイエットなら夜にしっかり時間をかけて行うのが効果的です。体の末端まで温まるくらい、じっくり筋肉を伸ばしましょう」（土田先生）

ダイエット目的のストレッチなら朝より夜が正解！脂肪燃焼を促す入浴法も解説［肥満治療専門医監修］ — ダイエットなら夜が正解

・時間に余裕のある夜に、しっかり時間をかけて行う
・体の末端まで温まるくらい、しっかり筋肉を伸ばす
・全身の血流がよくなり、就寝中の代謝が上がる

入浴：ぬるめ・長めでゆったりと！

また、ダイエット中は夜に必ず湯船につかるようにしましょう。
「お風呂で温まって血流やリンパの流れを促すと、日中の活動でたまった老廃物を排出しやすくなります。筋肉の疲れやむくみが取れ、代謝のいいやせ体質になれます」（土田先生）

・39～41度のぬるめのお湯に15分以上つかるのが理想
・寝ている間も血流のよい状態が続き、代謝がよくなる
・就寝中の血流がよいと、老廃物も出しきることができる

脂肪燃焼作用のある褐色脂肪細胞のスイッチを入れる！

もう1つ、土田先生が推奨するのが「温冷シャワー刺激」です。
「温かくした浴室で、温水シャワー30秒、冷水シャワー30秒を交互に5〜6回浴びましょう。温冷の刺激で血流が促され、脂肪燃焼の働きを持つ〈褐色脂肪細胞〉が活性化します。褐色脂肪細胞は肩甲骨の周囲やわきの下などに少量存在しますので、重点的に温冷刺激を与えましょう」（土田先生）

浴室を温かくしておけば、褐色脂肪細胞の活性化は20～30分持続するとのこと。
「体がほてった感じがしている間は細胞も元気なので、浴槽のふちに座って上半身を軽くひねるなど、エクササイズをするのも効果的です」（土田先生）

≪褐色脂肪細胞とは……≫