kazumiとワヌ山の和菓子の時間
『リンネル』で連載中の「kazumiとワヌ山の和菓子の時間」。kazumiが大好きな和菓子屋さんを仲良しのワヌ山さんと楽しく紹介していきます。今回は麻布 昇月堂で宝石箱のような美しいあんみつ羊かんを堪能しました。
※8月発売の『リンネル』10月号掲載の記事です
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【TEL】0120-203-760
【受付時間】9:00~18:00(土日祝日を除く)
麻布 昇月堂
kazumi 「今月は私の夏の手土産の定番、あんみつ羊かんだよ。箱を開けた瞬間がたまらない!」
ワヌ山 「これはまるで和菓子の宝石箱ワヌ〜」
収集癖がある私にとって、箱や棚にみっちりお気に入りのものたちが詰まっている様はまさに眼福。小一時間は眺めてニヤニヤできるのですが、今回訪れた麻布昇月堂の「一枚流し麻布あんみつ羊かん」は私にとってまさに和菓子界の眼福羊かん。化粧箱を開けるとキラキラ輝く宝石箱のような羊かんは何度見ても歓喜の声をあげてしまいます。木べらで一口サイズに切り分ければ、お皿の上がまるで夏祭りのような賑わいに。
丹波産の大きめの粒を使った羊かんには、ごろっとした栗とサクッと歯切れのよい大きめの寒天、柔らかな紅白の求肥のさまざまな甘さと食感がアクセント。甘さ控えめで、食べ進めるたびに口の中で具材が躍り、飽きさせません。あっという間に半分。ついつい手が伸びて……気がつけば一箱ペロリ。止まらないあんみつ羊かんの魅力に今年も骨抜きなのでした。
都会の喧騒を忘れてしまうほど穏やかな空気の流れる店内には、季節の菓子から斬新な発想の和菓子までショーウィンドウにずらりと並んでいます。窓際にそっと腰掛けると旅に出た気分に。
皮の中には白あずきと季節の生フルーツが。今まで食べたことのない新しい食感のニュータイプ最中。
いただいた和菓子 一枚流し 麻布あんみつ羊かん
喫茶であんみつを提供する際に「ただのあんみつではつまらない!」と3代目のご主人が試行錯誤した末に考案。日持ちは8日間で、真夏の常温でも持ち運びが可能なので、手土産にすれば喜ばれること間違いなし。
お店/麻布 昇月堂
住所:東京都港区西麻布4-22-12
電話番号:03-3407-0040
営業時間:10:00~17:00 日祝休 ※季節により変更になることがあります
ただいま店舗併設のイートインスペースは閉鎖中。オンラインショップでも購入できます。
https://azabusyougetsudou.raku-uru.jp/
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PROFILE
左:kazumi
モデル。和菓子文化コーディネーターと和スイーツセレクトマイスターの資格を持つ。
右:ワヌ山
犬。口癖はワヌワヌ。ワヌ母(作者)と北陸地方に住む。甘いものに目がない。
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model:kazumi
illustration:wanuyama
photograph:Keiko Ichihara
(リンネル 2021年10月号)
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