高学歴の人ほど仕事ができなくなる理由は? 高学歴芸人・ロザンが分析!
クイズ番組でもおなじみの芸人、ロザン。大阪府立大学に進学した菅広文さんと、京都大学に進学した宇治原史規さんという、“高学歴芸人”の二人が結成したお笑いコンビです。お笑いライブや舞台のほか、教育に関する講演を行ったり、自身のYouTubeチャンネルで時事問題について語ったり、幅広く活動しています。
ロザンの二人が自身の教養を武器に、唯一無二の芸人として存在感を発揮し続けられるのはなぜなのか? その成功の陰には、ノートを使った独自の思考術がありました。
「今さらノート?」と思ったアナタ、もしかしたら高学歴の人が陥りがちな落とし穴に、既にハマってしまっているかもしれません。11月27日に発売されたばかりの書籍『京大 芸人 ノート』から、ロザンの二人が分析した“高学歴の人ほどミスをする理由”をご紹介します!
書籍『京大 芸人 ノート』
≪ベストセラーや自己啓発本より「自分のノート」が最強の武器になる!≫
高学歴芸人として知られる大阪府立大学進学の菅広文と京都大学進学の宇治原史規の初の共著。
大学受験から漫才のネタづくり、トークライブの構成、芸人としての戦略立案などを支えた、ロザンの二人のノート術を具体例を示しながら大公開。
ノートがなければ今のロザンはなかった! 二人のノート術を惜しみなく披露した一冊です。
今すぐ実践できるノートの取り方を、例を交えながら、わかりやすく解説。
仕事や人生で悩むビジネスパーソンから受験生まで役立つ、思考法・問題解決法が満載です。
第1章 ビジネスパーソンこそノートを取るべき
第2章 ノート中毒のススメ
第3章 「使えるノート」の作り方
第4章 仕事の質を上げるノートの使い方
第5章 実践! ロザンならノートをこう書く
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【電話注文専用TEL】0120-203-760
【受付時間】9:00~18:00(土日祝日を除く)
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高学歴な人ほどつまらないミスをする
社会人になるとノートを取らなくなる。そして、ノートを取らなければどんどんノートを取る力も衰え、頭の中を整理することや記憶力も衰えて、仕事のパフォーマンスが落ちてしまう。
頭のいい人ほど、実はノートを取らなくなる傾向にあるようです。
私たちが所属する吉本興業の社員の中にも高学歴の人は割と多いのですが、高学歴であればあるほど、意外にもミスが多かったりします。それは、自分の学歴に寄り掛かり、「これくらい、自分なら覚えられるだろう」と過信したせいだと思います。その結果、ノートを取ったりメモを取ることを怠り、ミスにつながっていました。
社会人になると覚える能力は必然的に下がります。本来なら学生時代よりももっとノートやメモを取るべきなのに、東大や京大など偏差値の高い大学に入ったという過信が、ノートを取らないという行動に現れてしまうのでしょう。
新幹線でスマホを繰り返し忘れた宇治原が取った行動は……
私たちも一時期はノートやメモを取らずに「これくらい覚えられるだろう」と自分の記憶力を過信していたこともありました。
これは宇治原の経験談ですが、自分の能力に対する驕(おご)りがもとで何度も同じミスをして、「こんなに忘れるものなんだ」とショックを受けたことがあります。
たとえば、仕事の移動で新幹線を使ったとき、スマホを置き忘れることが重なったことがありました。
これも過信のひとつだったと思います。さすがに同じミスを繰り返すわけにはいかないので、反省して新幹線に乗ったときのルールを決めることにしました。スマホをポケットや鞄から出す順番も完全に決めてしまう。そして、必ず決められた場所にしか置かないようにする。
学生の頃、こういう小さなルールやルーティンがみなさんにもあったのではないでしょうか。社会人になってもそういうルールがあれば、つまらないミスをしないで済みます。逆に言えば、そのように決めておかないと意外とものを失くすのです。
記憶力は年齢とともに衰えていくのは自然な成り行きですから仕方がないことですが、工夫次第ではそれに伴うミスを未然に防いだり、逆に記憶力を高めたりすることができます。その工夫のひとつがノートを取ることなのです。
周囲の先入観がノートを取らせなくなる
周囲の評価によって作られる過信もあるでしょう。「東大や京大の人って物覚えがすごいやろな」「ミスなんてしないやろな」「事務作業なんてやらせたら、まず完璧なんやろな」など、周りの人たちが持っている先入観に自分ものせられて、ノートを取ることがある種、恥とすら考えてしまう人もいます。しかし、東大や京大の入試に受かることができたのは、ノートをしっかり取っていたからにほかなりません。
社会人になるとノートを取らなくなる理由のひとつには、そうした過信がある。そうした過信によって、ノートを取らず、頭で覚えず、ミスしてしまう。そういう社会人は結構、多いのではないかと思っています。
教えてくれたのは……ロザン
(Profile)
菅 広文(すが ひろふみ)、宇治原史規(うじはら ふみのり)によるお笑いコンビ。大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎の同級生で、1996年にコンビ結成。菅は大阪府立大学経済学部、宇治原は京都大学法学部にそれぞれ進学。1998年のデビュー直後から舞台・テレビを中心に活躍し、現在ではクイズ番組、情報・教養番組で存在感を示している。菅の著書「京大芸人」シリーズは累計30 万部超の大ヒット。YouTube「ロザンの楽屋」では独自の視点で社会への“疑問”や“提案”を賢く、おもしろく説く様子が話題。また「教育」をテーマにした講演を全国各地で開催するなど、多方面で活躍している。
(抜粋)
書籍『京大 芸人 ノート』
≪ベストセラーや自己啓発本より「自分のノート」が最強の武器になる!≫
高学歴芸人として知られる大阪府立大学進学の菅広文と京都大学進学の宇治原史規の初の共著。
大学受験から漫才のネタづくり、トークライブの構成、芸人としての戦略立案などを支えた、ロザンの二人のノート術を具体例を示しながら大公開。
ノートがなければ今のロザンはなかった! 二人のノート術を惜しみなく披露した一冊です。
今すぐ実践できるノートの取り方を、例を交えながら、わかりやすく解説。
仕事や人生で悩むビジネスパーソンから受験生まで役立つ、思考法・問題解決法が満載です。
第1章 ビジネスパーソンこそノートを取るべき
第2章 ノート中毒のススメ
第3章 「使えるノート」の作り方
第4章 仕事の質を上げるノートの使い方
第5章 実践! ロザンならノートをこう書く
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構成:大野 真
編集協力:金丸信丈、花塚水結(ループスプロダクション)
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