京大芸人の“記憶力を高めるノートの取り方”とは? 「人生を成功する近道がノート」[ロザン]

高学歴芸人の“記憶力を高めるノートの取り方”とは? 「人生で成功する近道がノート」[ロザン]

社会人の皆さん、
学生の頃のように、今もノートを取っていますか?

舞台やテレビを中心に活躍するお笑いコンビ、ロザン。大阪府立大学に進学した菅広文さんと、京都大学に進学した宇治原史規さんで結成された、いわゆる“高学歴芸人”コンビです。
その教養を生かしてクイズ番組で存在感を発揮したり、「教育」をテーマに講演を行ったりと、お笑いの域を超えて幅広く活動しています。

生き馬の目を抜くような芸能界で、自身の特技を生かし、表舞台に立ち続けるロザン。成功した理由のひとつが、仕事をするときのノートの取り方にあったのではないかと、菅さんは語ります。

これまで、ロザンの二人はどのようにノートを取り、仕事に役立てていたのか。効率的なノートの作り方と、それを使った思考術をまとめた書籍『京大 芸人 ノート』が11月27日に発売されました。
たかがノート、と侮るなかれ。ノートを取る技術は、社会人として働くうえでも必要なんです。その理由を、ロザンのお二人に教えてもらいましょう!

 

書籍『京大 芸人 ノート』

著者:ロザン

≪ベストセラーや自己啓発本より「自分のノート」が最強の武器になる!≫

高学歴芸人として知られる大阪府立大学進学の菅広文と京都大学進学の宇治原史規の初の共著。
大学受験から漫才のネタづくり、トークライブの構成、芸人としての戦略立案などを支えた、ロザンの二人のノート術を具体例を示しながら大公開。
ノートがなければ今のロザンはなかった! 二人のノート術を惜しみなく披露した一冊です。
今すぐ実践できるノートの取り方を、例を交えながら、わかりやすく解説。
仕事や人生で悩むビジネスパーソンから受験生まで役立つ、思考法・問題解決法が満載です。

第1章 ビジネスパーソンこそノートを取るべき
第2章 ノート中毒のススメ
第3章 「使えるノート」の作り方
第4章 仕事の質を上げるノートの使い方
第5章 実践! ロザンならノートをこう書く

書籍『京大 芸人 ノート』を購入する!

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【電話注文専用TEL】0120-203-760
【受付時間】9:00~18:00(土日祝日を除く)

 

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社会人になってノートを取らなくなる理由

社会人の読者のみなさんは、学生の頃のように今もノートを取っていますか?

多くの人が、「ノー」と答えるのではないでしょうか。

学生時代には教科ごとに、授業で先生が黒板に書いたことや言ったことをノートに書き写して何度も見返し、内容を覚えたりしたと思います。

それは、なんといっても中間テストや期末テスト、そして中学・高校・大学と入学試験があるためでした。テストでいい点数を取るため、入試に合格するため、という明確な目標、目的が学生の頃はあったのです。

だから、ノートを取らなくてはならなかった。

けれども、社会人になってからはどうでしょう。学生の頃にはテストでいい点数を取るという明確な目標が決まっていましたから、目標や目的を自分で考える必要はほとんどありませんでした。

しかし、社会人になると、仕事上のタスクはあるでしょうけれども、具体的にどの水準まで行うかは、その人次第です。自分で目標や目的を定めて、決断し、工夫していかなくてはなりません。

だから、学生の勉強と社会人の仕事はそもそも違うんだ、学生の頃のようなノートの取り方では通用しないんだと思いがちです。

学生の勉強と社会人の仕事の本質は変わらない

しかし、そもそも学生の勉強と社会人の仕事はそんなに違うものでしょうか。実際のところ、問題を解決するためにその解決方法を学び、覚えて、実践するという意味では、ほとんど変わらないのではないかと思います。

私たちロザンは、いわゆる普通の会社員ではありません。学生からそのまますぐに芸人となったので、一般の会社勤めの方々とは働き方がちょっと違うかもしれません。だから逆に、学生の延長で、仕事をするときもきちんとノートを取って、何をすればよいのか解決策を考えながらやってきました。それがかえって、「学生の勉強と社会人の仕事は違う」というような固定観念を持たずに済んだ理由かもしれません。

 

もし、違いがあるとすれば、学生のときは解決する問題は、あらかじめ出題者に用意されているものでした。学生はただ問題を解いていればよかったのです。

けれども、社会人になると、問いは自分で立てなければなかなか見えてきません。自分で何が問題なのかを考え、その改善策を編み出していくことで、成長したり、出世したり、成功に近づいたりするのでしょう。

 

社会人だからこそノートを取ることが大事

マサチューセッツ工科大学(MIT)の認知科学者ジョシュア・ハーツホーン氏は加齢に伴う知能の変化に関する研究を行い、人間の総合的な情報処理能力と記憶力は18歳前後でピークに達し、後は緩やかに衰えていくと発表しました。

この研究では各年代で記憶力や顔の認識能力、集中力などのピークが異なることを発見しています(人の顔の認識能力は32歳前後がピーク、集中力は43歳前後がピークなど)。

しかし、記憶力となると、やはり18歳前後、日本でいえば大学入試前後の年齢がピークなのです。これは私たちも体感的にわかっていることではないかと思います。ですから社会人になる年齢では、学生の頃よりも物覚えが悪くなっているのが普通なのです。

にもかかわらず、社会人になってノートを取らなくなるのはますます記憶力の低下を招くことになります。私たちも一時期はノートやメモを取らずに「これくらいは覚えられるだろう」と自分の記憶力を過信していた時期もありました。そんなとき、案の定、大切なことほどど忘れして、周囲に迷惑をかけたことも多々あったのです。

記憶力が年齢とともに衰えていくのは自然な成り行きですから仕方がないことですが、工夫次第では高めることもできます。

その工夫のひとつがノートを取ることなのです。

私たちが所属している吉本の社員を見ていても、できる人はちゃんとメモを取ったり、ノートを取ったりしています。逆にそれをしない人はスケジュールを間違えたり、ミスが多かったりするのです。

もし、あなたが会社の仕事でなかなか業績を上げられなかったり、普段の生活で何度もミスをしていたり、はたまた人生で迷うことが多いようであれば、ノートを取ってみてはどうでしょうか。

ノートを取ることは学生時代、テストでいい成績を取るための一番の近道だったように、人生で成功するための近道にもなると思っています。

 

教えてくれたのは……ロザン

【Profile】
菅 広文(すが ひろふみ)、宇治原史規(うじはら ふみのり)によるお笑いコンビ。大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎の同級生で、1996年にコンビ結成。菅は大阪府立大学経済学部、宇治原は京都大学法学部にそれぞれ進学。1998年のデビュー直後から舞台・テレビを中心に活躍し、現在ではクイズ番組、情報・教養番組で存在感を示している。菅の著書「京大芸人」シリーズは累計30 万部超の大ヒット。YouTube「ロザンの楽屋」では独自の視点で社会への“疑問”や“提案”を賢く、おもしろく説く様子が話題。また「教育」をテーマにした講演を全国各地で開催するなど、多方面で活躍している。

(抜粋)

書籍『京大 芸人 ノート』

著者:ロザン

≪ベストセラーや自己啓発本より「自分のノート」が最強の武器になる!≫

高学歴芸人として知られる大阪府立大学進学の菅広文と京都大学進学の宇治原史規の初の共著。
大学受験から漫才のネタづくり、トークライブの構成、芸人としての戦略立案などを支えた、ロザンの二人のノート術を具体例を示しながら大公開。
ノートがなければ今のロザンはなかった! 二人のノート術を惜しみなく披露した一冊です。
今すぐ実践できるノートの取り方を、例を交えながら、わかりやすく解説。
仕事や人生で悩むビジネスパーソンから受験生まで役立つ、思考法・問題解決法が満載です。

第1章 ビジネスパーソンこそノートを取るべき
第2章 ノート中毒のススメ
第3章 「使えるノート」の作り方
第4章 仕事の質を上げるノートの使い方
第5章 実践! ロザンならノートをこう書く

書籍『京大 芸人 ノート』を購入する!

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構成:大野 真
編集協力:金丸信丈、花塚水結(ループスプロダクション)
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください
Web編集/FASHION BOX

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