「やっと『今の梨花』を出せた」プロすぎるジレンマを告白!

梨花が、専属モデルを務める『オトナミューズ』誌面に登場。これまでのモデル人生を振り返り、「本当の私」を表現できなかった時期について語りました。

出典: FASHION BOX

長年のキャリアの中で、ある程度の年齢を超えたときから、自分自身というよりも、雑誌のターゲット年齢に合わせて求められる『梨花という女性像』を表現するようになったと告白。

「日本のファッション誌は年齢とジャンルで細かくカテゴライズされているじゃない? そんな中で自分の実年齢よりも読者層が若い雑誌のカバーをやらせてもらうことが多かったの。28歳前後がターゲットのスウィートで表紙をやらせてもらったとき、私は30代半ばだったし、オトナミューズも読者は37歳という設定だけど、私は現に45歳。もっと言うなら10誌くらいの表紙を同時期にやらせてもらっていたときは、さらに若い層に向けた雑誌もあったけど、それぞれの読者層に合わせて求められる女性像を使い分けるのが常だった。今日はAという雑誌の撮影の日と言われたら、そのスイッチを入れるの。Bと言われたらB。その都度違う自分の引き出し開けるのは楽しい反面、自分が合わせていっている感覚が強かった」

ところが数ヶ月前、彼女はそのことにふと疑問を抱いた。

「雑誌での活動の場をオトナミューズ1本に絞ってから、ここでは今、自分が本当に素敵だと思える女性像を表現して、提案していける場でありたいと思っているのに、一番いいと思う写真を表紙にできないのはなんでだろう? って。でも、あのときはその写真を選びきれなかった自分がいたことも確かで――」

そこから編集長と語り合った結果、表紙はリニューアル。梨花はもっと自然体で撮影に臨めるようになった。

「この表紙は今の私をすごくいい形で切り取ってくれたポートレート。年齢とか枠とか、そういうカテゴリーのどこにも合わせにいっていない、本当の私。これが『今の梨花』なんだってところを出せた1枚。だから、すごくいい写真だなと思ったし、それを表紙にできるっていうのが純粋にすごく嬉しい」

出典: FASHION BOX
photograph:TISCH[UM](model)
hair:TAKE[3rd]
make-up:MIKAKO KIKUCHI[TRON]
model:RINKA
special thanks:KOZUE ANZAI
edit:FASHION BOX

(オトナミューズ編集部)

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