「何もかもやる」から、「必要なものだけやる」。手間をかける家事と、省く家事。優先順位をつけたら、スッと心が軽くなるはずです。メリハリをつけて過ごすスタイルに自然と行き着いたという、内田彩仍さんにきっかけや気持ちの変化をうかがいました。
Profile
内田彩仍さん
福岡県在住。夫と愛猫クリムと暮らす。著書や女性誌で紹介されるナチュラルで丁寧な暮らしぶりが人気。著書は『いとおしむ暮らし』(主婦と生活社)など多数。
迷ったらやらない!と潔く割り切る勇気を持つ
「歳を重ねると、判断力が鈍ると何かで目にしました。気持ちの回復も鈍ってくるから、あれこれ考えてしまいそうなことは、迷ったらやらないと心がけています」。くもりの日の洗濯もそのひとつ。雨が降ったら後悔するし、やることがさらに増えるので、迷わずやらないと判断。
力の入れどころを大掃除よりも作り置きにシフト
結婚してからずっと続けていた週に一度の大掃除。「1日でやっていた掃除を1か月で分けて、あまり汚れていなかったら、来週に回して。その代わりに、健康を考えて以前よりもたくさんの作り置きをしています。毎日忙しくてもきちんと食事がとれるので、気持ちもらくですね」
思いついたこと、やりたいことはその場でメモに残して確認
あとですることはメモに残して、今できることは、即行動。「最近、忘れっぽくなって(笑)、“テキパキ度”も下がってきているから、それが続くと時間がもったいない気がして。今できないことはすぐにメモして、順番通りにこなさなくてもいいと思えるようになりました」。ノートは仕事や買い物リストなど用途別に。
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photographer_Kyoko Omori
text_Chie Sakuma
edit_Risa Sato[vivace], FASHION BOX
(大人のおしゃれ手帖2019年3月号)
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