「eスポーツがオリンピックの正式種目に⁉」「eスポーツの大会で賞金1億円!」と、最近何かと話題が絶えないeスポーツ業界。“好きなことで生きていこう”という価値観が広まりつつある昨今、職業としてのゲーマーを目指す若者も珍しくない。しかし、一口に“ゲームで稼ぐ”といっても、そこには「トッププレイヤーになる」「ゲーム実況・配信者になる」という2つの軸があった!
▶eスポーツで稼ぐ方法:その1
<難易度A>
トッププレイヤーになって賞金やスポンサー料で稼ぐ
ゲームで稼ぐ方法として最もわかりやすいのが、より大規模なeスポーツ大会で上位まで勝ち抜き、多額の賞金を得ること。
当然、そこまでの実力を身につけるためには相応の努力が必要だが、ひとたび有名プレイヤーとして世間に認められれば、下の表のように賞金以外でも収入を得るチャンスが増えてくる。
【トッププレイヤーの主な収入源】
●大会賞金
●スポンサー料
●メディア出演料
●書籍やグッズ売上
【2018年のeスポーツ大会の賞金総額】
※闘会議CUP、モンストグランプリ2018、プロツアー含む
近年は日本国内でも賞金総額1億円を超える規模のeスポーツ大会が行われるようになっており、その盛り上がりは既存のゲームファンにとどまらず、これまでゲームに触れたことのなかった人々にも波及しつつある。もはやゲームは、マイナーなオタク趣味ではないのだ。
モンストグランプリ2018優勝チーム「今池壁ドンズα」
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▶eスポーツで稼ぐ方法:その2
<難易度B>
人気ゲーム配信者になって広告料や有料登録で稼ぐ
ゲームで稼ぐもうひとつの手段として近年メジャーになりつつあるのが、YouTubeやTwitch、OPENREC.tv(オープンレック ティービー)といった動画配信プラットフォームの収益化システムを利用した方法。
自分の配信動画に広告を流すほか、ファンからギフティングをしてもらうことなどによって、配信者は利益を得ることができる。
トッププレイヤーの中にも動画配信を収入源のひとつにしている人は多いが、単にゲームのうまさだけでなく、トークの面白さや配信者自身のルックスなどで人気を得ているケースもあるため、トッププレイヤーを目指すよりもハードルは低いといえる。
OPENREC.tvを運営する株式会社CyberZ(サイバーゼット)のように、社内に自前のスタジオを用意してゲーム実況・配信を行う企業もある。
【動画配信サービスによる収益化】
●広告収入
画面や動画内に広告を表示することで、再生数やクリック数に応じた金額が支払われる。サイトによっては、配信しているゲームタイトルの広告が表示され、そこからの売り上げの一部が配信者に還元される。
●視聴者からのギフティング
魅力的なプレイを披露した場合などに、視聴者から贈られる“おひねり”のようなもの。人気配信者の中には、一度の配信で100万円以上を稼ぐ人もいるとか。
●有料チャンネルの登録料
それぞれの配信者が持つ有料チャンネル(ファンクラブのようなもの)に、支援の意思を持つファンが月額登録することによって、その収益のいくらかが配信者に分配される。
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取材・文_ファミリーマガジン
編_安藤彩紀[vivace], FASHION BOX
(smart 2019年8月号)
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