明治時代の幻が蘇る!最高の料理が味わえる豪華列車

美味しい料理を満喫できるリゾート列車は、現在では全国各地で運行されている。車両だけでなく、提供される料理の内容やスタイルなども、各社とも工夫を凝らしている。そんな中でも、特に個性あふれる観光列車を厳選。絶景とグルメの旅へ、さあ出かけよう。

食の目利きがストックしている選りすぐりの便利フード

季節の移ろいが美しい秩父の風景と52席限定で味わえる極上の料理

東京都心から気軽に乗れる「52席の至福」は、自然豊かな観光地である秩父を結ぶ観光列車。沿線の伝統工芸品や地産木材を使用したシックなインテリアなど、内外装は隈研吾氏がデザインを手がけている。提供されるコース料理はブランチコース、ディナーコースとも新進気鋭の若手シェフが監修し、季節ごとにメニューが変わる。3号車のキッチン車両にはオープンキッチンがあり、シェフが調理をしている様子を見ることができるのも魅力だ。

出典: FASHION BOX

写真は9月までのディナーコース。10月からはブランチコース、ディナーコースとも新たなメニューとなる。

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シェフたちが腕を振るう3号車のオープンキッチン。アルコール類は別料金で提供される。

毎日食べたいおいしさ!料理のプロが推す上質グルメ

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落ち着いた雰囲気の4号車。1号車は多目的ホールとなっており、結婚披露宴など様々なイベントが行える。

【西武 旅するレストラン 52席の至福】

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都心の喧噪を抜け、飯能駅を越えると自然豊かな秩父の山並みを楽しめる。

西武鉄道
運行区間:池袋・西武新宿~西武秩父、池袋~池袋(西武池袋線内周遊)
運行日:主に土・日曜・祝日
所要時間:約2時間30分~3時間
旅行代金:¥10,000(ブランチコース)、¥15,000(ディナーコース、IKEBUKUROディナーコース)
問い合わせ:西武鉄道お客さまセンター
電話:04-2996-2888

食いしん坊に直撃!リピ買いしているやみつきの逸品

明治時代の幻の豪華列車を蘇らせた至高のスイーツが味わえる観光列車

明治39年(1906年)に九州鉄道が発注した「九州鉄道ブリル客車」、通称「或る列車」と呼ばれた幻の豪華客車が現代に蘇った。鉄道デザインの第一人者である水戸岡鋭治氏が手がけたデザインは、豪奢でアンティーク感の漂うもの。料理は軽食とスイーツをコースで提供するというスタイル。成澤由浩氏が監修するメニューは月ごとに一新。九州産の旬な厳選食材を使用している。2019年10~12月は長崎コースを運行。

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東京・南青山「NARISAWA」のオーナーシェフ、成澤由浩氏がコースを監修(写真はイメージ)。器は九州の職人が特別に制作。

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金と黒、唐草模様をあしらった優雅なデザインは、オンリーワンの上質空間。1~2名用の個室も用意されている。

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ドリンクは九州のものを多く揃えている。

【或ある列車】

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大村線などを走る長崎コースは、車窓から大村湾が望める。停車する駅では地域の人々によるおもてなしも。

JR九州
運行区間:佐世保~長崎、日田~大分
運行日:主に金・土・日・月曜
乗車料金:¥26,000~38,000(10月以降の金額。片道運賃含む)
問い合わせ:或る列車 ツアーデスク
電話:092-289-1537

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編集・文_渡瀬基樹
WEB編_FASHION BOX、WEMMY CHAU[vivace]
MonoMaster 2019年11月号
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