【すぐできる! 徹底的に免疫力アップ読本】
近頃気になる“免疫力”は、実は日々の小さな習慣を変えるだけで高められるものです。免疫力の鍵になる、自律神経と腸の正しい整え方を知り、今日から実践しましょう! 効果的に免疫力を高めるための食生活について、医学博士の小林暁子先生に教えていただきました。
≪目次≫
●食生活を見直しましょう
<理想的な1日のメニュー>
○水溶性・不溶性食物繊維をどちらも意識的に摂る
○食品の表示ラベルをチェックする
○いろいろな発酵食品を試してみる
\編集部おすすめ!/ 手軽に腸の働きを見直すならコレ!
●教えてくれたのは……小林暁子先生 プロフィール
免疫力を高める《朝のルーティン》って? すぐできる4つの習慣を医師が伝授
食生活を見直しましょう
腸内環境は食べるものや食べるタイミングに大きく左右されます。食物繊維や発酵食を多く摂ることがポイントです。
<理想的な1日のメニュー>
【朝】
バナナやリンゴなど旬の野菜や果物は、消化をうながす酵素が含まれます。ヨーグルトはオリゴ糖や甘酒などをまぜるとベター。
◎排泄の時間。量は控えめを心がけて
【昼】
主食は雑穀ごはんや玄米で食物繊維を補いたいところ。生野菜を摂るなら、体が冷えない昼がベスト。たんぱく質も必要です。
◎主食とたんぱく質で、エネルギー補給
【夜】
みそ汁や納豆などの発酵食品で、よい菌を取り入れて。タンパク質は脂肪分の少ないものを選び、炭水化物の量を控えめに。
◎腸が働く時間! たっぷり菌を取り入れて
■水溶性・不溶性食物繊維をどちらも意識的に摂る
“主食にもち麦”で腸活、糖質吸収抑制にも! 管理栄養士が推す<体にいい食品>
■食品の表示ラベルをチェックする
管理栄養士がオススメ! 腸活、生活習慣病予防、美髪、骨育にいい“若返り食”
■いろいろな発酵食品を試してみる
***実はこんなものも発酵食品!***
【医師が教える高血圧の食事】ラーメンや漬け物を食べ過ぎた!塩分を抜く秘策は?
\編集部おすすめ!/
手軽に腸の働きを見直すならコレ!
▶あま糀
![免疫力アップに! 腸内環境を整える<朝・昼・夜>理想のメニュー [医師監修]](https://fashionbox.tkj.jp/wp-content/uploads/2020/05/amakouji_ln202006-20200520122555.jpg)
400g¥1,150/久原甘糀
九州産米に種麹・久原黄麹33を加え、2日間かけてじっくり発酵した米糀100%の自然甘味料。そのままかけても、お湯か水と合わせて甘酒としても幅広く使えます。
▶ANP71
![免疫力アップに! 腸内環境を整える<朝・昼・夜>理想のメニュー [医師監修]](https://fashionbox.tkj.jp/wp-content/uploads/2020/05/fukumitsu_ln202006-20200520122617.jpg)
150g¥300/福光屋
契約栽培米を、奥能登地方の郷土料理から発見された植物性乳酸菌ANP7-1と麹で発酵させた、お米の乳酸菌ドリンク。天然のアミノ酸もたっぷり。
▶ボディメンテ ゼリー
![免疫力アップに! 腸内環境を整える<朝・昼・夜>理想のメニュー [医師監修]](https://fashionbox.tkj.jp/wp-content/uploads/2020/05/bodymente_ln202006-20200520122615.jpg)
100g¥300/大塚製薬 お客様相談室
植物由来の乳酸菌B240とアミノ酸(BCAA+アルギニン)、ホエイタンパクで、運動や仕事でハードな日々の体調管理をサポート。
▶小岩井 iMUSE(イミューズ)生乳ヨーグルト
![免疫力アップに! 腸内環境を整える<朝・昼・夜>理想のメニュー [医師監修]](https://fashionbox.tkj.jp/wp-content/uploads/2020/05/imuse_ln202006-20200520122623-e1590490098120.jpg)
100g¥120/小岩井乳業お客様相談室
免疫の司令塔を活性化するただひとつの乳酸菌といわれる、プラズマ乳酸菌を、長時間発酵。生乳50%使用で、乳本来のおいしさが。
骨粗しょう症は運動で予防! 骨密度を上げる簡単エクササイズ [医師監修]
教えてくれたのは……
![免疫力アップに! 腸内環境を整える<朝・昼・夜>理想のメニュー [医師監修]](https://fashionbox.tkj.jp/wp-content/uploads/2020/05/00883dc5d0eef0448ad5714d12ad7ef3-20200522094936.jpg)
小林暁子先生 プロフィール
小林メディカルクリニック東京院長・医学博士。順天堂大学医学部卒業後、順天堂大学総合診療科を経て、2005年にクリニック開業。内科、皮膚科のほか、便秘外来や女性専門外来を併設し、全身の不調に対応する。便秘外来ではのべ20万人以上の便秘患者の治療に携わる。
※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください
illustration_Rena Yamanaka
text_Ema Tanaka
(リンネル 2020年6月号)
web edit_FASHION BOX, Ayaki Ando[vivace]