免疫力のピークは何歳? 免疫力アップで性格も変わる? 医師に聞く【免疫力Q&A】

出典: FASHION BOX

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近頃気になる“免疫力”は、実は日々の小さな習慣を変えるだけで高められるものです。免疫力の鍵になる、自律神経と腸の正しい整え方を知り、今日から実践しましょう! 医学博士の小林暁子先生に教えていただきました。

≪目次≫
●心と体の両方を整えることが免疫力に
●意外と知らない? 免疫力基本のQ&A
●教えてくれたのは……小林暁子先生 プロフィール

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心と体の両方を整えることが免疫力に

免疫力とは、体に侵入したウイルスや細菌から体を守ったり、体内で発生したがん細胞を倒したりして自分の体を守る、防衛システムのこと。何もしないと20代をピークにだんだん低下していくので、免疫力を保つためには、しっかりとした自己管理が必要です。

「実は、免疫力に大きい影響を与えるのが、自律神経と腸内環境。自律神経は全身の臓器の働きをモニタリングして脳に伝え、臓器や血管、細胞の状態のバランスをとるシステムです。アクセルとなる交感神経と、ブレーキとなる副交感神経のふたつがありますが、このふたつのバランスが悪くなると、体内の情報が脳に伝わらなくなり、体調を崩す原因になります。また、腸には体の免疫機能の約7割が存在。自律神経と腸の状態が、免疫力を高く保つ鍵を握っているんです」と小林先生。

「春は気温の変化が激しく、自律神経のバランスが崩れがち。また、新たな環境によるストレスや忙しさなどで、腸内環境も不安定になります」。まずは毎日の習慣の見直しが、不調知らずへの近道です。

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意外と知らない? 免疫力基本のQ&A

Q1.免疫力はなぜ低下するの?

A.加齢による自律神経のバランスと腸内環境の変化

自立神経は、年齢とともにバランスが悪くなります。それにより血流が悪くなったり、低体温になるなどの影響が出ることも。また、腸内環境もホルモンバランスの変化や、食べる量が減ることで不調気味に。その結果、免疫力も低下していきます。

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Q2.免疫力を高めるとどんなよいことがあるの?

A.病気知らずになり、活力が出ます

第一に、病気にかかりにくくなったり、発症しにくくなること。また、免疫力が高い状態とは、腸と自律神経の状態がよいので体も軽くなり、肌の調子もよくなります。自信が出て性格自体が明るくなる人もいます。

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Q3.食事だけで免疫力を高めることはできる?

A.生活習慣も同時に改善することが大事

腸内環境を整えるうえで、食事の影響は重大です。けれど、ストレスフルな環境では、肝心な腸の動きが悪くなってしまい、充分な効果が得られないことも。生活習慣の改善も同時に行ったほうがよいでしょう。

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Q4.免疫力を高めるにはどれくらい時間がかかる?

A.人によって違うので、気長に取り組みを

1週間で効果を感じる人もいれば、数か月かかる人もいて、年齢やその人の体質、持病の有無によってなどそれぞれ異なります。さらに、免疫力が高い状態をキープするには継続が大切なので、気長に取り組んでみましょう。

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教えてくれたのは……

免疫力のピークは何歳? 免疫力アップで性格も変わる? 医師に聞く【免疫力Q&A】
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小林暁子先生 プロフィール

小林メディカルクリニック東京院長・医学博士。順天堂大学医学部卒業後、順天堂大学総合診療科を経て、2005年にクリニック開業。内科、皮膚科のほか、便秘外来や女性専門外来を併設し、全身の不調に対応する。便秘外来ではのべ20万人以上の便秘患者の治療に携わる。

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illustration_Rena Yamanaka
text_Ema Tanaka
リンネル 2020年6月号
web edit_FASHION BOX, Ayaki Ando[vivace]

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