皆さんのお財布にはポイントカードが何枚入っていますか?買い物をするたびにポイントが増えていくと、お得に買い物をした気分になりがちですが、実は意外な落とし穴があったんです。
【教えてくれたのは……】
横山 光昭(よこやま みつあき)
家計再生コンサルタント。ファイナンシャルプランナー。株式会社マイエフピー代表取締役。
お金の使い方そのものを改善する独自の家計再生プログラムで、これまで15000人以上の赤字家計を再生。書籍・雑誌への執筆、講演も多数。著書は、60万部を超える『はじめての人のための3000円投資生活』や『年収200万円からの貯金生活宣言』など、累計300万部を突破。お金の悩みが相談できる店舗を展開するmirai talk株式会社の取締役共同代表も務める。
ポイントを貯めるために商品を買うのはやめよう
このごろはスーパーでもドラッグストアでも、どのお店に行っても「ポイントカードをつくりませんか」とすすめられます。それらのカードの仕組みはほぼ同じ。買い物をするとポイントが貯まり、貯まったポイントに応じて、値引きなどの各種特典が受けられるシステムになっています。
一見すると非常にお得なサービスに思えますが、カードによって買い物をさせられていると気づいている人は意外に多くありません。
たとえば「本日限定! ポイント○倍」といった宣伝文句に惹かれて、特に必要のないモノまで、つい買い込んでいないでしょうか。「せっかくのポイントデーだから」と、購入した商品が、保存のきく洗剤やシャンプーのようなものならまだしも、賞味期限つきの飲食物で、結局口にすることなく破棄せざるを得ないようなら本末転倒です。
●ポイントカードは1枚に絞る!
そもそもポイントカードというのは、お客様の購買意欲を刺激して、たくさんの商品を買ってもらうためのセールスマーケティング的な仕掛けです。買い物はあくまで自分が必要なモノを入手するための手段であって、ポイントを入手するためではないと冷静に心を構える必要があります。
どうしてもポイントでお得な思いをしたいのであれば、1枚でさまざまなお店のポイントを貯められるカードをつくって、それ1枚にすべてのお店のポイントを集約させるのが、一番賢い使い方といえるでしょう。
〈参考〉
『書くだけでお金が貯まる 未来家計簿』
https://tkj.jp/book/?cd=TD290182&path=&s1=
編集/FASHION BOX
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