「恥ずかしい」「どうしたらいいのかわからない」など、日本人女性が避けがちだったデリケートゾーンのケア。清潔に保つことももちろん大切だけれど、美しさの基礎となるのは、やはり毎日の生活習慣。今回は、女性らしさを取り戻す、睡眠・食事・運動について紹介します。
教えてくれたのは……
八田真理子 先生
産婦人科専門医。聖順会ジュノ・ヴェスタクリニック八田を開院。地域に密着して思春期から更年期まで幅広い世代の女性の診療とカウンセリングを行う。著書『オトナ女子に知っておいてほしい大切なからだの話』(アスコム)。
生徒はこの2人!
ライター仁田
妊娠を機に腟ケアを開始。フランスを旅した際、薬局に並ぶデリケートゾーン専用洗浄剤の多さを目の当たりにし、日本はデリケートゾーン後進国なんだと実感。今ではスキンケアの一貫として実生活に取り入れている。
編集H
布ナプキンをはじめたことにより、デリケートゾーンのケアに興味を持つも、羞恥心から踏み出せずにいる32歳。とはいえ年齢による見た目の衰えが気になるらしく、腟ケアの効用に興味シンシン!
根本的に必要なのは睡眠・食事・運動
八田先生(以下、八田)「腟は女性のコアとなる要の存在。子どもを宿す子宮につながる部分ですからね。肌や髪が美しい人は、腟も健康な人が多いんですよ」
ライター仁田(以下、仁田)「なるほど、すべてがつながっているんですね」
八田「えぇ、腟を健康な状態に保つには、女性ホルモンのバランスを整えることも重要。そのためには、運動・睡眠・食事のバランスが大切なんです。どれも必要不可欠」
編集H(以下、H)「そのすべてはできないかも……。その3つだと、何が一番大切ですか?」
八田「全部ですっ(喝!)」
H&仁田「キャ!」
八田「意識するかしないかの違いですから! 階段を使う、就寝時にスマホを見ない、コンビニごはんに一品は手作りサラダを加える……、少し意識するだけで生活習慣は改善しますよ」
H&仁田「はいっ!(汗)」
八田「どこでも手軽にできる運動としてぜひ実践してほしいのが、骨盤底筋トレーニングですね。加齢や運動不足で骨盤底筋がゆるむと、子宮脱や直腸脱、便秘や冷え症など、さまざまな不調の原因になるので、しっかり締まる体を手に入れてください!(イラスト参照)」
(リンネル編集部)
text:Tokiko Nitta, P.M.A.Tryangle
illustration:Sayaka Yokomine
edit:FASHION BOX, P.M.A.Tryangle
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