5秒でやる気が出る自己暗示法とは? 脳科学者が伝授!

5秒でやる気が出る自己暗示法とは? 脳科学者が伝授!

やる気がアップする「5秒ルール」とは?

仕事や勉強、家事など、生きているとやらなければならないことはたくさんあります。
誰も代わりにやってはくれない……とわかっていても、気分が乗らずに取り掛かれないということも。そんなとき、たったの5秒で前向きな気分になれる魔法のおまじないがあるそうです。ビジネス系YouTuberとしても活躍する脳科学者・上岡正明さんの著書『脳科学者が教える コスパ最強! 勉強法』の中から、その簡単なテクニックをご紹介します!

書籍『脳科学者が教える コスパ最強! 勉強法』

著者:上岡正明

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「5秒ルール」でやる気をアップする
「5、4、3、2、1」と口にするだけで、やる気が出てきます。

人生を変えた「5秒ルール」

勉強したいと思っているけどやる気にならない、というときはありませんか?
何かをはじめようとするとき、「やらなければいけない」と思いつつ、なかなか行動に移せないことがあります。人は、新しいことや、いつもより難易度の高いことにチャレンジするとき、不安から行動を起こせなくなってしまうからです。

そんなときに役立つのが「5秒ルール」という方法です。これは、アメリカのメル・ロビンズ氏が考案した手法です。長年パニック障害に悩まされ、抗不安剤を20年も飲み続けていたというロビンズ氏は、この「5秒ルール」で人生が大きく変化したといいます。彼女の著書は全米で100万部の大ベストセラーとなり、その後めざましい活躍を見せています。

「5秒ルール」のやり方はとてもシンプルです。何かを行動しようと思ったときに、すぐさま「5、4、3、2、1」と、できれば口に出してカウントダウンして、ゼロになるまでに必ず行動を起こす、というだけ。
これだけで、どんどんやる気がみなぎってきます。人間は、行動するから、脳がやる気になるのです。このことは、脳科学の世界でも、明らかになっています。

 

「5秒ルール」とは

「5秒ルール」とは
やる気が出ないなあ→「5、4、3、2、1!」とカウントダウンする間に動く→さぁ、やってみよう!
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行動につながるトリガーを使う

数字を読み上げるのは、そのとっかかり(トリガー)なのです。口に出すことで、やる気の脳内物質であるドーパミンが脳の行動中枢を刺激して、行動喚起のモチベーションに転換されます。

この方法に慣れてくれば、カウントダウンするだけで脳内信号としてやる気に変化を起こすことが、科学的に可能となります。行動につながるトリガーをうまく使うことで、仕事前にグダグダと悩むことがなくなり、仕事のスタートダッシュとスピードを格段にアップすることが可能になるのです。

 

≪POINT≫

POINT

やる気が出ないときは、「5秒ルール」です。強制的に行動を起こしてしまえば、そのときの意思とは関係なくやる気が溢れてきます。

 

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教えてくれたのは......上岡 正明(かみおか まさあき)先生

【PROFILE】
MBA(情報学博士前期課程)修了。2018~19年多摩大学客員講師。株式会社フロンティアコンサルティング代表取締役。これまで上場企業や外資系企業を中心に800社以上の広報PR支援、新規事業構築、外資系企業の国内外PRや海外プロモーションのコンサルティング、スウェーデン大使館やドバイ政府観光局などの国際観光誘致イベントなどを行う。大学院にてMBA(情報学博士前期課程)修了。論文等を発表しながら多摩大学、成蹊大学、帝塚山大学などで客員講師等をとつめる。脳科学とヒトの行動心理に基づく研究セミナーは人気を博し、常に2ヶ月先まで満員。また、投資家としても活躍。上梓したビジネス書は累計13冊。中国、台湾でも翻訳本が出版されて55万部となる。「日経ヴェリタス」をはじめ「週刊ダイヤモンド」「東洋経済オンライン」「プレジデントオンライン」や関西テレビ局などでも取材される。約14万人のチャンネル登録者を誇るビジネス系の人気YouTuberでもある。所属学会として日本行動心理学学会、日本社会心理学学会、日本行動経済学会、一般社団日本心理行動分析学会、一般社団法人小児心身医学会、日本神経心理学学会の各学会員(入会順)。

*上岡正明の公式YouTubeチャンネル(ほぼ毎日更新)
https://www.youtube.com/channel/UC0gvn7xAe2wHtFZYPqsf6bA

(抜粋)

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[編集]株式会社G.B.
[執筆協力]有田ハンタ、村沢譲
[イラスト]まつむらあきひろ

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[WEB編集]FASHION BOX

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