ずん 飯尾和樹にとって喫茶店は “南半球のリゾート地”! 失恋やネタ作りの思い出も[インタビュー]

ずん飯尾和樹|行きつけ店では「1時間に1杯は注文」がマイルール! 喫茶店愛を語る[インタビュー]

趣味の人

趣味を大切にする著名人を訪ね、その魅力を語っていただく『MonoMaster』連載の「趣味の人」。今回お話を伺ったのは、ずんの飯尾和樹さん。大好きな喫茶店について、子どもの頃の思い出から、ネタ作りの話までを語ってもらいました。

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お笑い芸人/ずん 飯尾和樹と喫茶店。

ずん 飯尾和樹にとって喫茶店は “南半球のリゾート地”! 失恋やネタ作りの思い出も[インタビュー]

喫茶店は南半球のリゾート地みたいなもの。のんびりできる場所です。

ゆったり過ごせる喫茶店。訪れる人が思い思いに寛いで、緩やかに流れる時間とともにコーヒーや食事などを愉しんでいる。飯尾さんも喫茶店が好きでよく通い、レトロな喫茶店を巡るテレビ番組『飯尾和樹のずん喫茶』では、おすすめのメニューを味わいながら、飯尾節全開でマスターとおしゃべり。そんなほっこりとする番組を観ていると、喫茶店と同じように緩い時間が過ぎていく。
「休みの日、親父がお袋に頼まれたおつかいについて行くと、たまに喫茶店に寄ることがあって。甘い物を飲み食いさせてくれるもんだから、喫茶店にはいい思い出しかないです」

飯尾さんは優しい口調で幼少期の思い出を語り、初めて一人で喫茶店に行った時の話を続けてくれた。
「17歳くらいかな。もうなくなっちゃったんですけど、学芸大学駅の改札を出て左に15秒くらい歩いたところの2階に喫茶店があったんですよ。そこが喫茶店デビューでした。砂糖もミルクも入れず、親父みたいに足を組んでコーヒーを飲んだんですけど、すぐに足を戻して砂糖を入れましたね(笑)」

父親の影響で、喫茶店に大人のイメージを抱いていたという飯尾さん。コーヒーと灰皿が並んだ光景は、まぶたの裏に焼き付いているそうだ。

それからというもの、喫茶店は飯尾さんにとって欠かせない場所になった。
「旅行に行ったら、必ずそこの地元の喫茶店に行っています。駅近じゃなくて、少し歩いたところにあるような。その店で美味しいご飯屋さんとか、街の情報を聞くんですよ。お店に入ると、地元の生き字引きみたいなおじいちゃんたちが新聞を読んでいる雰囲気が好きなんです。あと、飲み会の時でさえ、1時間半くらい早めに着いて、近くの喫茶店でゆっくり過ごしてから行くこともあります。エスニック料理が得意じゃないから、そういうお店で飲む時は、トーストで腹ごしらえしてから向かうんです。時には思い切ってナポリタン食べちゃったりしてね」

喫茶店に通って30年以上の飯尾さん。振り返れば、こんな記憶も蘇る。
「喫茶店にはいい思い出しかないけど、20代前半には喫茶店で彼女に振られたこともありましたね。一方的な契約解除でしたよ。別れを告げられた後、その場に残って何杯もコーヒーを飲んでいたら、マスターが気を遣って薄めのアメリカンコーヒーを淹れてくれて。その時に流れていた曲が“くるみ割り人形”で、テンション上げて帰りましたよ。『次だ次!』ってね(笑)」

基本的に喫茶店ではゆっくり過ごしているが、ネタを考えたり仕事をしたりすることもあるそうだ。
「仕事の合間に、喫茶店で番組のアンケートを書いたり、原稿を書いたり。家だと誘惑が多いから、お店でやらせてもらっています。執筆した本は全部、喫茶店で書きましたよ。原稿にトーストのかすを落としたり、たまにコーヒーの染みなんか付けちゃったり」

行きつけの喫茶店では、相方のやすさんとネタ作りに励んでいるそうだ。
「ずっと通っていたところが、店仕舞いしちゃったんですよ。いろんな喫茶店を遊牧民族みたいに転々としていたら、新しくオープンしたのがそのお店でした。入ってみると居心地がよくて気に入って、マスターにはお世話になっています。ずっと長居するのは申し訳ないから、やすと決めたルールとして1時間に1杯は注文するようにしていて。長い時は6時間もいるんですけど、そんなにたくさんコーヒーを飲めないから、紅茶にしてみたりお金だけ払ったり。窓際にカウンター席があって、行き詰まったらそこに移動して、外を見ながらネタを考えています。横並びだと、ボソボソッと耳打ちして擦り合わせしやすいですしね。ずっとカウンターにいると、進んでいないのがマスターにバレてるみたい。そのお店は、以前はロバートの秋山(竜次)も通っていて偶然会うことがあったし、プロレスラーの真壁(刀義)さんがプロレスの未来について話し合っているところに遭遇したこともありました」

メニューはもちろん、店内の装飾に至るまで、お店ごとに個性やこだわりがあるからこそ喫茶店はおもしろい。数えきれないほど喫茶店に足を運んだ飯尾さんにとって、気に入る条件とは。
「やっぱり食事が美味しいと嬉しいですね。ナポリタンやオムライスやピザトーストは、メニューにあると頼んじゃいます。あと、漫画がたくさん置いてあるお店は助かりますね。だいたい最終巻の2巻前から読んでいます。でも結局は、ゆっくりと過ごすことが多いので、居心地のよさが大事。喫茶店は南半球のリゾート地みたいなものですね。日本が冬なら、南半球は夏。喫茶店に入れば、夏は涼しく、冬は暖かい。のんびりできる場所です」

ずん 飯尾和樹にとって喫茶店は “南半球のリゾート地”! 失恋やネタ作りの思い出も[インタビュー]

「豆を選べる喫茶店に行ったことがあって。馬鹿のひとつ覚えでブルーマウンテンを頼んだら、確かに美味しかった。でも、お会計でびっくり。¥2,000! ¥1,000くらいしか持っていなくて、恥をかいたことがあります」

ずん 飯尾和樹にとって喫茶店は “南半球のリゾート地”! 失恋やネタ作りの思い出も[インタビュー]
ホットコーヒー¥450

飯尾さんは普段、アイスコーヒーを注文することが多いが、この日お邪魔したギオンではブレンドをオーダー。コクのある味わいに「美味しい!」とひと言。

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ギオン名物のナポリタンについて店員と話す飯尾さん。テレビと変わらないユーモアたっぷりの柔らかい口調が印象的だった。『飯尾和樹のずん喫茶』では、マスターや常連客と繰り広げる飯尾さんらしいトークが見どころ。

ずん 飯尾和樹にとって喫茶店は “南半球のリゾート地”! 失恋やネタ作りの思い出も[インタビュー]

「コーヒーって、世界中どの国に行っても必ず飲めるからいいですよね。食文化が違って、国によって多少個性はあるけど美味しいから安心できます。コーヒーと紅茶とジャガイモと玉ねぎは、どんな国でも絶対裏切らない。僕はそれを四天王って呼んでいます」

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ずん 飯尾和樹にとって喫茶店は “南半球のリゾート地”! 失恋やネタ作りの思い出も[インタビュー]

ずん 飯尾和樹にとって喫茶店は “南半球のリゾート地”! 失恋やネタ作りの思い出も[インタビュー]

昭和55年創業。レトロで洒落た空間と昔ながらの喫茶店メニューで知られる名店。メニューが充実し、若い女性からサラリーマンまで、阿佐ヶ谷の人たちの憩いの場として愛される。

住所:東京都杉並区阿佐谷北1-3-3 川染ビル1F
TEL:03-3338-4381
営業時間:9:00~22:00(L.O.21:30)、年中無休
※新型コロナウイルス感染拡大等により、営業時間・定休日が変更になる場合があります

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INFORMATION/BSテレ東『飯尾和樹のずん喫茶』

ずん 飯尾和樹にとって喫茶店は “南半球のリゾート地”! 失恋やネタ作りの思い出も[インタビュー]

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(c)BSテレ東

昭和レトロな喫茶店を中心に、飯尾さんがナビゲート。独自の視点で店内を紹介したり、おすすめメニューに舌鼓を打ったり、店主や常連客とおしゃべりしたり。観ると喫茶店に行きたくなるはず。4月8日から毎週金曜深夜0時放送。

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PROFILE/飯尾和樹(いいお・かずき)

浅井企画所属。2000年にお笑いコンビ「ずん」を結成する。独自の世界観を持ったギャグで人気を博し、様々なバラエティ番組で大活躍。最近はテレビCMに数多く出演し、幅広い層から支持されている“愛され芸人”。

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撮影/田中利幸
取材・文/小松翔伍
取材協力/gion
MonoMaster 2022年5月号

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WEB編集/FASHION BOX

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