KANEKAが酪農から本気でつくった! 絶品「ピュアナチュール オーガニック ヨーグルト」

2018年有機酪農&乳製品事業をスタート

『カガクでネガイをカナエル会社』化学品メーカーのKANEKAが2018年から乳製品事業部をスタート。なぜ化学メーカーが急に酪農? と疑問を抱く人も多いかと思いますが……。1949年創立されたKANEKAは、「世界を健康にする」というスローガンを掲げ、世の中全体で顕在化した課題に目を向け、その課題を解決する事業に積極的に取り組んでいるのだとか。例えば、近年コロナの新薬原料や、PCRの試薬、環境にやさしいストローやパッケージなどの素材となる生分解性ポリマー、多様なヘアスタイルを楽しむためのウィッグを開発したり、その業務範囲は多種多様。そして、今回クローズアップするのは、国内では珍しい有機酪農でつくられたA2ミルクを使用したこだわりのヨーグルト。その製造過程と特長をお届けします。

 

根室中標津空港から30分くらいの場所に位置する「別海ウェルネスファーム」。

 

 

酪農から消費者までをつなぐ 乳製品のプラットフォームを確立

高齢化、後継者不足から1981年から酪農家数は87%減という下降の一途。ただし生乳の生産量は1割程度しか減っていないという現実。後継者不足や労働者不足から厳しい環境にさらされている酪農業をよりスマートに効率的に行えるよう、KANEKAは未来につながる「循環型酪農」を確立し、国内の酪農家をサポート! その第一弾である「別海ウェルネスファーム」は、KANEKAと地元酪農家が手を取り合って設立し、有機飼料の自家栽培から、牧場の運営、排泄物の有効活用まで徹底的にこだわり、2022年12月には有機JASの認証も取得。人にも牛にも環境にもやさしい有機酪農をたった5年で確立させたのです。またベルギーのPUR NATUR社の技術を導入した製造販売会社も設立し、一次産業から生活者までつながる乳製品事業を総合的にプラットフォーム化したことで大きな注目が集まりました。

 

放牧飼育&フリーストールの牛舎で、牛のストレスを可能な限り減らす工夫を。また自動搾乳機には、個々の牛の健康管理できるシステムを導入。

 

 

こだわりの循環型ファームから 美容業界でも注目の「A2ミルク」をお届け

今、世界的に健康志向の高い人々に注目されている「A2ミルク」(正確にはA2A2遺伝子をもつ牛が出すミルクという意味)。別海ウェルネスファームでは全頭A2の遺伝子をもつ牛を飼育しているので、こちらの生乳は、全て「A2ミルク」というわけ。近年、日本でも急速に研究が進んでおり、今まで主流だった「A1ミルク」と比較して、オメガ脂肪酸を豊富に含むため、血流改善やコレステロール低下、アレルギーの抑制などが期待できると言われているのです。また、「A1ミルク」は、飲むとおなかがゴロゴロしてしまうネガティブ要素があるのに対し、胃腸の不快感もあらわれにくいのも特長。この「A2ミルク」をじっくりと長い時間をかけ発酵させ、とろっとなめらかで濃厚な口当たりに仕上げたのがKANEKAの「ピュアナチュール ヨーグルト」なのです。味も触感も良いうえに、健康と美容にも良いとあって、美容意識の高い人たちからもとっても人気!

牧場から製造ラインまで、厳しい審査をクリアした、有機JAS認定のヨーグルト。通常の2~3倍かけて発酵させた、こだわりの風味となめらかなテクスチャー。ピュアナチュール ヨーグルト 330g ¥458(KANEKA)

 

国内産のオーガニックの乳製品はなかなかないので、これはうれしいかも。はちみつとグラノーラを入れて朝食に!

 

 

インスタグラム@purnaturjapan

text:MISAKO UMEDA<& ROSY>

※画像・文章の無断転載はご遠慮ください。

RELATED CONTENTS

関連コンテンツ