共感を呼ぶストーリーテリングと高レベルの音楽、パフォーマンスでZ世代を代表するアーティスト、TOMORROW X TOGETHER。前作『The Name Chapter: TEMPTATION』は「Billboard 200」に1位でチャートインし、米国シカゴで開かれた大規模音楽フェスティバル「ロラパルーザ」でK-POPグループとしては初めてヘッドライナーを務めた。
TOMORROW X TOGETHERが紡ぐ「青春」のストーリーには、同年代の仲間の中で形成される自我、世界を知った少年たちの探索、初恋と別れ、葛藤を経て確立されるアイデンティティなど、子どもから青年期を経て大人へと成長する過程が表現されている。
10月13日に発売した3枚目のアルバム『The Name Chapter: FREEFALL』は、前作『The Name Chapter: TEMPTATION』で成長を誓いながらも目の前の誘惑に揺れる少年たちが、現実を直視することを決心した後のストーリー。楽しさだけを享受することが許されていたネバーランドを離れ、現実に向かって自由落下(FREEFALL)する過程は痛みを伴うけれど、それでも少年は前に進むことを選ぶ……。そんな姿がこのアルバムに収録された「Growing Pain」、「Chasing That Feeling」、「Back for More(TXT Ver.)」、「Dreamer」、「Deep Down」、「Happily Ever After」、「Skipping Stones」、「Blue Spring」、「Do It Like That」の計9曲を通して描かれている。
発売日の前日に行われたメディアショーケースでは、シンセサイザーと強烈なギターサウンドが1980年代のニューウェーブを彷彿させるタイトル曲「Chasing That Feeling」のステージを披露。ヴォーギング(Voguing)を取り入れた振りつけや、一直線のフォーメーションが彼らならではの世界観を際立たせたステージの終了後、今回のアルバム制作について、最近の活動について、1人ずつ思いを語ってくれた。
TOMORROW X TOGHETHER(トゥモロー・バイ・トゥギャザー)は、SOOBIN(スビン)、YEONJUN(ヨンジュン)、BEOMGYU(ボムギュ)、TAEHYUN(テヒョン)、HUENINGKAI(ヒュニンカイ)の5人からなるボーイズグループで、2019年3月4 日に韓国デビュー、翌年1月15日に日本デビューを果たした。
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