「北海道でスキーがしてみたい」、「とりあえずゆっくりしたい」、「できればオールインクルーシブなホテルがいい」、「スキーはまだ初心者だからこそ、スキースクールがあるところがいい!」などなど、家族のリクエストを全て叶えてくれそうなところはどこだ? と考えたとき、答えはここでした。そう、「クラブメッド・北海道 トマム」!
移動はノーレンタカーでスムーズ
羽田空港から飛行機&特急でトマム駅まで
「トマムってどうやっていくの?」、「慣れない雪道の運転は不安」そんな風に思っている方も多いのでは? でも大丈夫。羽田空港から飛行機で約1時間半。新千歳空港に向かい、JR「新千歳空港」から「札幌」を結ぶ、快速エアポートに乗って一駅、「南千歳」へ。ここから「トマム」までは特急で1時間30分~40分。レンタカーを借りに行ってという手間を考えたら、空港からは全て電車で移動できるので、意外に楽なんです! 「トマム」の駅には特急の時間に合わせて、ホテルスタッフが待機。バスに乗ってわずか5分で今回の目的地に到着。
広いロビーでお茶をいただきながらリゾートの説明をレクチャー
到着するとすぐにレストラン、バー&シアター、スキーやスノボスクールの申し込み、イベント情報など、施設全体の説明を受け、符号化されたチップが埋め込まれた、部屋のカギの代わりも果たす多機能のデジタルブレスレットをON。
グリーンを基調としたスタイリッシュなお部屋
4棟からなる客室数は合計341室。今回はシャワーとバスタブ一体のユニットバスに、ダブルベーシン(2つの洗面所)を完備した、ファミリースーペリアルルームに宿泊。柔らかすぎず、硬すぎないベッドで寝心地も抜群!
朝、昼、夕、毎回メニューのバリエが変わる
素晴らしすぎるビュッフェダイニング
和洋中のみならず、コリアン、タイ、トルコ、インディアン、タヒチアンなど、多国籍のシェフたちがふるまうおいしいメニューのバリエーションは、昨今訪れたホテルの中でも断然ナンバー1! どうしてもビュッフェはお決まりメニューになりがちなのに、オールインクルーシブだからこその、3食それぞれの工夫がみられ、これは大満足。また、ダイニングオープン以外の時間には別フロアにあるバーで、お茶やお酒、軽食を楽しむことが可能。
スキーだけじゃない! 波のプールに温泉……アクティビティも盛りだくさん
4歳から10歳までを対象にした「ミニクラブ」では、朝から夕方までのキッズ専用の特別プログラムを実施。ただし、ここでの共通言語は英語! 日本人のキッズは躊躇してしまいがちですが、何度か参加している日本人キッズにヒアリングしてみると「はじめは、何を言っているかわからなかったけど、何回か参加する中で、英語を勉強したいと思うようになって、いまでは毎年楽しく参加しているんですよ」と。こんな頼もしいキッズを見つけた私は、「うちの子供は、英語が話せないので、すごく緊張しているから、何かあったら声かけてもらっていいかな?」とお願いし、後ろ髪を引かれつつも、この場を去ることに。その間、12歳の長男も英語オンリーのスキースクールへ(午前・午後実施していて、どちらもオールインクルーシブ)。私はというと、その間はひとりで広いゲレンデをマイペースにエンジョイ~。
また、スキーができない人でも、ゴンドラには乗ることは可能なので、到着地点にある「雲Cafe」(星野リゾート トマムが運営)でお茶をすることも可能。
そして、クラブメッドのレセプションフロアの目の前には、温室の波が出るプール&大浴場(星野リゾート トマムが運営)があり、冬以外も楽しめる施設として、インバウンドからの人気も急増中!
冬だけではなく、年中行きたい理由がいっぱい!
キッズも親世代も、祖父母世代もみんなが楽しめるアクティビティや食事があって、本当に大満足! 英語が共通言語って、ハードルが高いって思う方もいると思いますが、海外学習プログラムに参加するよりはかなりコストがおさえられる気が……。考え方はそれぞれかと思いますが、恥ずかしがりやの娘がチェックアウト時に、お世話をしてくれた人に「Thank You」の気持ちを伝えたいと、2泊3日でかなりの成長。そう、ここはエデュケーションツーリズムが叶うスポットでもありました。
ミナミナビーチ
https://www.snowtomamu.jp/summer/minamina/
木林の湯
https://www.snowtomamu.jp/summer/hotel/spa/kirin.php
text:MISAKO UMEDA〈& ROSY〉
web edit:& ROSY編集部
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